月別アーカイブ: 2005年9月

新曲「同潤会アパート」アップしました


いや、一昨日すでに出来ていたんですが、NEXTMUSICのトラブルでアップできなかったので、1日延期になりました。もっともそのおかげで、昨日は再度ミックスを見直したため、さらに多少ましになったとは思うんですが(当社比)。
是非是非お聞きいただき、感想やアドバイスなどいただければ嬉しいです。こちらで視聴・ダウンロードできますが、接続できない場合はこちらもお試しください。

☆前作hibiscusがほどんど1日で出来てしまったのに対し、今回はほぼ1ヶ月半かかりました。それほど深く聞き込んでいないジャンルということもあってか、なかなか「これはものになりそう」という手応えが得られず苦心しましたが、なんとか完成にこぎつけることができてほっとしています。
☆今までは比較的楽器の数も少なくシンプルなアレンジでしたが、今回はがんばってコーラスやらピアノやらオルガンやらを入れてみました。その分、ミックスとかも格段に手間がかかって、何がなにやらわけわからん状態をなんとか切り抜けたという感じです。やっぱもっと経験つまんと。
☆同潤会アパートの曲を作ろうと思って、出来た曲のタイトルが「同潤会アパート」というのもなんつーか「そのまんまやん」という感じですが、変にかっこつけて気取った抽象的なタイトルにするのもアレだし、ずいぶん迷った挙げ句に半ばなげやりな気分で決めました。


迷惑メール

最近info@****.***というアドレスから迷惑メールが一杯来るのですが、その中で気になるのが、通達したい事が有りまして・・・というタイトル。
通達って・・・あんた役所か。


ライブ「宅録の夕べ」に行ってきました

昨日は吉祥寺Bar Dropというイベントスペースで催された宅録の夕べというライブを見に行きました。

出演者は、dilemmaさんsappy snipのsamieさん、 atomcraftさんガラクタランチさん。前半は各自のソロコーナー、後半は全員でのライブ演奏という構成でした。なお、ゲストとして、ガラクタランチさんのソロではビーフさんがギターで、バンドではシンヤさんという方がドラムでそれぞれ参加してました。
全体としての感想ですが・・・。
atomcraftさんやdilemmaさんは「宅録バック+唄」というスタイルで、samieさんやガラクタランチさんは「楽器弾き語り」というスタイルだったんですが、両者の間に本質的な違いはないように感じました。
「宅録バック+唄」というスタイルだと、なんかカラオケっぽくなっちゃったりしないかな思ってたんですが、全然そんなことなくて、ちゃんとパフォーマーとしての表現になっているのが、なんかとても新鮮な感じでした。
例えばトップバッターのdilemmaさんは、iBookを載せた小さなパソコンデスクの前に座った状態で唄うのですが、本人も言っていたように、自宅でパソコン使っている状態がそのままステージになっているという感じです。が、なんかそこを中心に音世界が渦巻いているんですよね。
何となく思ったんですが、電車とかでヘッドフォンかけている人のところに何やら周囲の環境とは別の世界が渦巻いているように感じられることがありますよね。あれと共通するものがあるように思うんですよ。違いは、その世界を産出しているのが、渦の中心にいる当の本人だということで、それが表現になっている、というか。
なんかうまく言えませんが、インパクトありました。
てなわけで、普段それほどライブに行く習慣があるわけでもないのに、今週末は2つも行ってしまいました。しかも来週末はアジノ タマキさんインストアライブを見に行く予定。なんかラッシュやな~。


かの香織さんのライブに行ってきました。

9月9日(金)、原宿Blue Jay Wayで行われたかの香織さんのライブに行ってきました。4年ぶりのアルバム(セルフカバー主体)に合わせたライブで、ずいぶんインターバルが空いたな、という感じ。

★アルバムはセルフカバーということで、当然旧作とは違ったアレンジになっているようですが、今回のステージでのアレンジはそれともまた別だったようです(アルバムは買ったのだけどまだ聞いていないので未確認)。基本的にはボサノバっぽかったりジャズっぽかったり、大人っぽいテイストのアレンジが中心。
 とはいえ、そこはかのさんのバックバンド、いつもながら曲者(というと失礼か)が多くて、今回はギターがなんかすごかった。ピックはさんたプリペアードギター状態でなんかエスニックな音を出してみたり、エフェクターを駆使して(テープ逆回転ぽい音が気になったです)何とも言えない効果を出していたり。パーカッションやピアノもなんかいい味だしてました。アコベの人は割と堅実な感じだったかな。まぁ一人はそういう人がいないと。
★かのさん自身は、4年のインターバルにもかかわらず、なんか全然変わってないなぁという印象。でも、MCによれば、料理修行や酒造り修行にチャレンジしたり、生活のペースなどもずいぶん変わったとのことなので、今後の曲作りにどんな風に反映されるか楽しみです。
★Blue Jay Wayは初めて行ったのだけど、ステージに向かって3列の(だったかな)長い机が並んでいて、その両側に椅子が置いてあり、食事しながらステージを楽しむことが出来るようになっています。以前、Van Dyke Parksを見に行った六本木スイート・ベイジルもこんな感じだったような。
で、席はスタッフが案内してくれるのですが、案内されたのは中央列の一番前、ヴォーカル用マイクスタンドのブームの端がぶつかりそうになる(というか実際にぶつかった)ような席。予約番号は21番だったから比較的前の方かなとは思ってたけど、いいんすかこれって。
★会場から開演まで1時間くらいあるので、カウンターで注文した料理や飲み物を楽しみながら待ちます。実は受付で、「フード(1プレート) or ドリンクチャージ」として1,000円払うのですが、この「フード(1プレート)」というのをなぜか見逃してしまい、ひたすら飲み物ばかり注文してました。あとでこのプレートというのがかのさんの料理修行の成果を反映した特製のものであったことがMCで判明してガックリ。
・・・思えば、かのさんの音楽を聞くようになってからずいぶん経つし、最近始めた曲作りでもずいぶん影響されているように思います(weekend picnicはかのさんの「ずっとhappy birthday」と「エメラルド」からヒントをもらっていたり)。
最近は音楽ネタばかりだけど、一応料理や旅のブログやってる者として、「生活から生まれる(だったかな?表現がうろおぼえ)音楽」、今後とも楽しみです。
★かの香織オフィシャルサイトCC’s VOYAGE