月別アーカイブ: 2005年12月

マイクプリ自作への道 その13~ファントム電源の規格を検索してみた

ふと、ファントム電源の規格ってどーなってるのかいな、と思ってネットを漁ってみました。

OPアンプによる増幅回路の設計技法の参考文献に「ANSI Standard 268-15」というのが載っていたので、これかいなと思ってANSIのサイトに行って検索してみる。が出てこない。
☆”ANSI 268-15″でぐぐってみる。どうも”ANSI/IEC 268-15″らしい。
IECのサイトに行って検索していたらブラウザ(Safari)が固まってむかつく。仕方がないのでエクスプローラに切り替える。
☆再度検索したら、それなりの件数が出てきたが、全部working documentとやらでダウンロードできるものは一つもなし。
☆ヤケになって、working documentのタイトル「Preferred matching values for the interconnection of sound system components 」をまるごとコピペして検索。いっぱい出てきたが、どうやらIEC 61938というのが探しているブツらしい。
☆胸の高まりを抑えつつ、お値段はいったいおいくらなのかいなと思って、バスケットにぶち込みチェックアウト画面に進んでみたら、109スイスフランとのこと。1万円くらいか。高っ!
☆そういえば日本でも国際規格を売っているところがあったよーなと思ってぐぐってみたら、日本規格協会で扱ってた。9355円也。あうーーー。
でも、この文書のタイトルからすると、別にファントム電源だけの話じゃなくて、音響機器全般に関する規格ですよね。となると、オーディオ機器を自作する者としては一応押さえておかなくてはならないのかなぁ。でも高いなぁ。


マイクプリ自作への道 その12追記~またまた録音

Lundahlのトランスを買って浮かれてしまい、またまた録音してみました。

 ブツはこちら。昨日の録音との厳密な比較などこれっぽっちも考えず、マイクの位置も録音レベル設定もいい加減です。「わーい音が出たー」とはしゃいでいるだけとお考えください。
 それにしても、トランスのS/Nがいくら良いといっても、年賀状を印刷するプリンタやエアコンや加湿器や冷蔵庫がノイズを発していては、それこそ頭隠して尻隠さず。


マイクプリ自作への道 その12~Lundahlのトランス


本日、アムトランスにてマイクプリ用のインプットトランス、Lundahl LL1538XLをゲットしました。

 アムトランスでLundahlのトランスを扱っているという情報はゲットしていたのですが、アムトランスのホームページの商品リストにはマイクインプットトランスが掲載されていなかったため、なんだかそのままになってました。
 たまたま最近、ふと思い立ってアムトランスに電話したところ、Lundahl LL1538XLの在庫があるとのこと。本当はLL1538(サイズが若干小さく、大入力に対する余裕はXLほどではないものの高域が伸びている)が欲しかったんですが、最近よく売れて品切れのため取り寄せになるとのこと。お値段は9700円とJensen JT-16-Aの国内価格の約半分!(ちなみに1538は8400円とさらに安い)てなわけで、購入を決断。
※それにしてもJensenトランスの国内価格は本国に比べて高すぎだよなー。
※考えてみたら、半導体アンプ自作に使うパーツの価格からすると、9700円ってほとんど最高レベルだよなー。これを安いと思ってはいかんような気がする。
 サイズはJT-16-Aよりもずっと小さく、基板に載っけることを前提とした造りです。とりあえずバラックのアンプに接続して音を聞いてみましたが、悪くないっす。
というわけで、もう一個アンプ基板を作ることになります。あと、アンプの出力にリレーをつけることにしようと思います。
 チャンネルごとに使っているトランスが違うとなると、ステレオ録音には使えませんが、宅録用にはいろんな音が出た方が楽しいかなぁ、なんて思ってます。


マイクプリ自作への道 その11~試しに録音

というわけで、バラック状態のまま試しに録音してみました。

ブツはこちら。まぁ、とりあえずまともに音は出ているのではないかと。
機材は、
マイク:RODE NT-1
オーディオインタフェース:M=AUDIO FireWire Solo(マイクプリを直結)
ギター:Martin OOOO-38
です。
ちゃんと組み上げたら、Mackieのミキサーとの比較とかもやってみるつもり。
それより、長らくアコギをさぼってたら話にならんくらい下手になってる(泣)。やばいっ。