月別アーカイブ: 2005年12月

マイクプリ自作への道 その9~ファントム電源完成、か?


本日の作業がやっと終わった。
・・・ぐったりです。

なんか電圧がちゃんと出ないので、何がおかしいのかなぁとずっと考えていたんですが・・・。
原因はトランジスタの足が全部左右逆だった(木亥火暴)。
はずかしぃ~~っ。いかにブランクがあるといえども、こんなことも忘れているとはちょっとひどすぎる。
というわけで、付け直してやっと所定の電圧48Vが出ました。やれやれ。
酒呑んでねるべ。


マイクプリ自作への道 その8~感光基板作り(続き)


ということで、今日は朝っぱらから昨日の作業の続き。

・穴空け
 PROXXONの卓上ボール盤を使ってます。非常に使いやすいです。高いけど。
 場所によって穴の大きさを使い分けます。普通の部品は0.8ミリ、リードがちょっと太い部品(整流用ダイオードや3端子レギュレータなど)は1ミリ、端子穴とリードが極太の部品(容量のでかい電解コンデンサなど)は2ミリです。
・基板カット
 紙フェノール(ベークライト)はガラスエポキシに比べて切るのが全然楽!
・パターンの感光膜除去
 クレンザーとナイロンたわしでゴシゴシやります。銅箔面が綺麗に露出したら乾かして、最後にフラックスを塗って出来上がり!


マイクプリ自作への道 その7~感光基板づくり


今日はさっそく感光基板づくりに挑戦してみました。うまくいくかどうか不安でしたが、思っていたよりも遙かに綺麗に出来上がってちょっとびっくり。

最初に、パソコンで作成したパターンをOHPフィルムに印刷します。焼き付け時にパターン部分を光が通り抜けることのないよう、同じパターンを2枚用意し、ずれがないようぴったり重ね合わせて瞬間接着剤でとめます。
次に焼き付け。OHPフィルムを基板にのせて、ちびライト付属のクランプにはさみこみ、ちびライトを上からのせて点灯します。説明書によれば、感光基板は賞味期限が1年で、しかも作ってから時間がたつほど焼き付け時間を長くしなくてはならないとのこと。なんか食べ物みたいで面白いです。しかも、ちびライトにはダイヤル式のタイマーがついているのですが、タイマーが作動している間の音や、時間が来たときのチーンという音がトースターそっくりで、ますますもって食べ物っぽいんですよね。
焼き付けが終わったら現像。100円ショップで買ったタッパーに現像剤とぬるま湯を入れ、基板を入れて割り箸でゆすります。しばらくするとパターン部分が青く残り、それ以外の部分は青い感光剤が解けて銅が見えてきます。
ざっと水洗いしてかわかしたら、お次はエッチング。別のタッパーにエッチング液を入れ、基板を入れて割り箸でときどき揺すります。15分くらいでパターン部分以外の銅が溶けるので、基板を引き上げてよく水洗いします。
本日の作業はここまで。明日は、
・穴空け
・基板カット
・パターンの感光膜除去
をやります。


マイクプリ自作への道~その6


なんかすっかりアンプ一色という感じになってますが・・・。
とりあえず電源基板のアートワークが一応終わりました。

左側部分がファントム電源(48V)、右側がアンプ用電源(±18V)です。
ファントム電源、こんなのが必要なのかどうかかなり疑問ですが、とりあえず定本 トランジスタ回路の設計に沿った形でやってみました。ただ、トランス一個ですますために、最初はダイオード1本の半波整流を試してみるつもり(他にいい方法があるのかなぁ・・・)。
昨日は仕事帰りに秋葉原に寄って、ちびライト(基板を感光させるランプ)とケースを買ってきました。がんばるぞ~。