月別アーカイブ: 2006年9月

膝の手術

月曜日から今週ずっと、膝の手術で入院してました。

痛めたのは右膝の半月板です。半月板は衝撃を吸収したり関節の運動を滑らかにしたりする働きがありますが、痛めると自力で治癒することはないようで、たいていの場合は手術で痛んだ部分を切り取ることになるようです。
で、今回の手術ですが・・・
1.麻酔
 以前、肘の手術をしたときは全身麻酔でしたが、今回は腰椎麻酔。膝を抱え込むような姿勢で背中を丸めた状態で注射をするのですが、まぁ想定の範囲内の痛さでした。しばらくして麻酔が効いてくると、なんとなく膝を曲げている感覚がするのだけど(これは麻酔が効いたときの状態の感覚がそのままキープされるということなのかな)、足の方に目をやると足は伸びていて、非常に違和感があったりします。あと、腰椎麻酔というと下半身の感覚が全部なくなるのかと思ってましたが、手術しないほうの左足は幾分感覚が残っていて、膝は動かせるのはちょっと意外(指の曲げ伸ばしはできない)。
 手術後、麻酔が徐々に切れてくるのですが、夜はしもの関係でなかなか大変な思いをしました(詳細は略)。
2.手術
 初めての内視鏡手術でしたが、膝に2カ所小さな穴を空けて、片方からは内視鏡、もう片方からは各種ツール(患部を切り取る等)が入ります。今回は腰椎麻酔で意識があったので、モニターに映し出した自分の膝の内部を見ることが出来ました。痛んでいない半月板は滑らかな半透明の組織で、何となく「ういろう」っぽい質感なのですが、痛んだ部分はそれがばさばさにほぐれて、ほぐれたカニかまぼこみたいだったり、あるいは綿毛みたいだったり。そのような部分をツールで切り取り、水の噴射(?)で洗い流していきます。
3.その後の経過
 手術の翌日にはもう松葉杖なしで歩くことができました。最初はさすがにびっこを引いていましたが、今ではほとんど普通通り歩くことが出来ます。本当に小さい傷が2つあるだけなので、包帯すら巻いておらず、大きめの絆創膏が2枚貼ってあるだけです。一見すると膝をすりむいたくらいにしか見えません。もちろん手術は手術ですから、痛み止めと抗生物質を飲んだり、絆創膏を1日1回交換する折に傷口を消毒したり、といった措置は必要ですが・・・。
●絆創膏2枚しか貼ってません

●傷口は1センチくらい。内部を溶ける糸で縫ってあり、表面はテープで留めています


いもたき@愛媛(のようなもの)を作ってみた


9月4日のエントリーで取り上げた愛媛のいもたきですが、ネットを漁ったらきょうのきょーちゃんちというところに作り方が載っていたので、チャレンジしてみました。

1.まず、近所のスーパーで鶏ガラを1つ買ってきてだしを取ります。ふつう、下ごしらえとして熱湯に入れて汚れだとか血だとか余分な油を落とすもののようですが、面倒なので省略し、そのまま圧力鍋で20分+自然冷却。
2.使った材料は里芋1袋、鶏肉150グラム、れんこん100グラム強、こんにゃく1丁、ごぼう1本、しいたけ3つ、油揚げ1枚、厚揚げ1枚、ちくわ1本、じゃこ揚げ3枚。きょうのきょーちゃんちのレシピで使われている松山あげという謎の食材(多分現地で見たことあると思うんだけど・・・)は入手不能なため油揚げで代用。
3.里芋は、先週のためしてガッテンで紹介されていたアルミフォイルで外側の皮だけこすり落とす方法を採用、切らず丸ごと使います。それ以外の食材は適当に食べやすく切ります。こんにゃくをゆでこぼしたり、ごぼうやれんこんをあく抜きしたり、揚げに熱湯をかけたり、必要な下ごしらえを施します。
4.だしは、日本料理の基礎のおでんのだしを参考にしました。
・鶏ガラだし カップ6
・しょうゆ カップ半分
・砂糖 大さじ3
・みりん 大さじ2
 あとは適当に微調整。
5.鶏肉は一応油(ごま油とサラダオイルを半々にしてみた)で表面を焼いてから、出汁と材料を投入。柔らかくなったらできあがり。
 ・・・で、味ですが、なかなかうまいです。もっとも、森松のいもたきの味の記憶も薄れているので、愛媛のいもたきの味になっているかどうかは定かではありませんが。
 あと、できればこれはやはり屋外で食べたいですね。


「トランジスタ技術」のトランジスタ・アンプ解説記事

トランジスタ技術7月号に、「実験で学ぶトランジスタ回路設計」という特集記事が掲載されました。執筆は黒田徹氏。

付録の基板を使って初歩の初歩から少しずつステップアップし、最後はスピーカを鳴らせる11石のパワー・アンプに到達するという、初心者にはたいへんありがたい内容でした。
しかも、それで終わりというわけではなかったようで、8月号には放熱器を使って最大出力を15Wにまでパワーアップし、最近出た10月号では歪み率を大幅に低減させる改造を行うなど、オーディオ好きにはこたえられない内容です。
これはやはりチャレンジしなくちゃならんなぁ・・・。
というわけで、近々手持ちのアンプの基板を差し替える形で取り組んでみるつもり。


水商売

8月31日のエントリー「水道水」に「浄水器なしで自宅で外出先で簡単にアルカリイオン水が作れます!!」とかいうタイトルでトラックバックがかかっていたので、ちょっとだけ調べてみました。

水に関する話と来れば、真っ先に参照するのが水商売ウォッチングというサイトです。
んで、トラックバック元のページの写真にある「マグスティック」という商品については、2004年3月10日に行われた第92回ウォーターサイエンスフォーラムという場で製造元の経営者が「電気を使わずに水を変えるミネラル還元活水器」との演題で講演していて、それに関するレポート(辛口コメント付き)が水商売ウォッチングに載っています
あと、同様の装置とされている「活性水素君」という商品について、水商売ウォッチング内の「電解水資料室」というコーナーに置いてある「活性水素による抗酸化作用がある」と宣伝されている諸水溶液系の性状と実体、及び試験管内の抗酸化作用のメカニズムの検討」という論文でも言及があります。
「アルカリイオン水」については、水商売ウォッチングにも記述がありますが、他ではwikipediaにも解説があるようです。


「だれにもわかるエフェクター自作&操作術 Ver3.1」復刊投票のお願い

復刊ドットコムだれにもわかるエフェクター自作&操作術 Ver3.1という本が登録されました。登録したのが一庵さん(一庵堂)であることや、投票している人の顔ぶれからして、まっとうな良書であると推定されるので、僕も先ほど投票してまいりました。エフェクター自作に関心のある向きは、是非こちらで投票を!