月別アーカイブ: 2007年11月

エレキジャック@CQ出版社の半導体アンプ製作記事

久々のデンキネタです。
「電子工作推進マガジン」を標榜する雑誌「エレキジャック」の第4号を立ち読みしたところ、遠坂俊昭氏の半導体パワーアンプ製作記事が目にとまり、速攻で購入してしまいました。
いやーこういう記事が欲しかったんですよね。回路と製作に関する地に足のついた解説と豊富な図版・写真の付いた製作記事。このくらい丁寧に製作について解説されていると、理論のことはよくわからなくても、とりあえず作ってやろうという気持ちがふつふつと湧いてきます。
エレキジャックのサイトにもオーディオのコーナーが設けられ、ブログ形式でカラー写真付きの解説が行われているのも実によい感じです。
これからも、こういう記事がどんどん載るとよいなぁ。


バテバテ

帰宅後、2時間ひたすら弾き語ってみた。
大半はJim CroceのOperator。あとは、先日アップしたI’ll have to say I love you in a song。時折景気づけにThe BeatlesのCan’t buy me love(・・・)。
・・・いや疲れるのなんのって。もうバテバテっす。
以前は2時間ぽっちでこんなになったりしなかった。やっぱなまってるな~。
声帯の周りの筋肉(って肩と首だけど)もがちがちに凝っているし。
これは仕事でモニターずっと見ていたせいかもしれんけど。
・・・やっぱ、タバコはやめなきゃだめだな。


Some things just stick in your mind/Vashti Bunyan

だいぶ前にアマゾンに注文していたSome things just stick in your mind(Vashti Bunyan)がようやく届きました。

2枚組で、1枚目にはミック・ジャガー/キース・リチャーズの曲+フィル・スペクター風のアレンジによるデビューシングル(「第二のマリアンヌ・フェイスフル」として売り出したらしい)他、60年代に発表されたものを中心に、未発表曲やデモを収録。2枚目は1964年、19歳の時に家のテープレコーダーで録ったもの(各曲とも冒頭でタイトルを言ってから演奏を始めるのがほほえましいというか・・・)。
アレンジが施されたものも興味深いですが、個人的には弾き語りのデモやホームレコーディングがとても印象的でした。なんか弾き語りの方が唄が魅力的に聞こえるんですよね。まぁ、声とか唄い方がそういうバッキングに合っているということなんでしょうけど。フィル・スペクター風のアレンジは、ロネッツみたいな唄にはいいけど、Vashti Bunyanみたいに繊細なウィスパーヴォイスだと、なんだかステーキソースを寿司にかけたような感じがします。
それにしても、長い間Vashti Bunyanって1970年にアルバム”Just another dimond day“1枚を残して音楽シーンから姿を消した幻のアーティストだったのに、2000年(たしか)にJust another dimond dayが30年ぶりに復刻されたのを皮切りに、2005年にはセカンドアルバム”Lookaftering“が発表され、その後来日までしてしまうという状況になりました。
60年代についてVashti Bunyanは「自分はポップ・シンガーになりたかったのに活動の場所はフォークにしかなかった」という主旨のことを言ったようです。確かに当時は色々ジャンルのしばりがきつかったのかもしれません。ポップ・シンガーとして売り出そうとしたらフィル・スペクター系になってしまうし、フォークはフォークでボブ・ディランがエレキ持っただけでブーイングされるような不自由さがあったのでしょう。
そういう意味では、今はそういうしばりがほとんどなくなって、普通に自分のやりたいことをやりたいように出来る良い時代になったということなのかもしれません。
現在、Vashti Bunyanは3枚目のアルバム製作に着手していて、来年には出るとのこと。楽しみです。


「弾き語り」について

ここしばらく、というよりずっとか。
録音は、バッキングを録ってから唄を重ねてきました。

が、なんか最近釈然としない思いが積もってきたというか、なんとなく充実感が足りないというか、いまいち楽しくないというか・・・。
色々考えた結果、最近ちゃんとギター弾きながら唄う、ということをやってないせいではないか、という結論に取りあえず落ち着きつつあります。
自分がやりたいのはあくまで弾き語りであって、録音はあくまでも「従」と位置づけた方が自分の指向に合っているんじゃないか、ということですね。
まぁ、またしばらくしたら考えが変わるのかもしれないけど。


旭りんご

子供の頃の好物で、現在市中に出回らなくなってしまったものがいくつかあります。
旭りんごもそのようなものの一つです。

真っ白な果肉、さわやかな香りと味、独特の食感、などなど他の品種にはない魅力を持つ旭りんごは、子供の頃から一番好きなりんごでした。
が、だいぶ以前から見かけることはなくなってしまい、時折昔のことを思い出しては「もうあの味を楽しむことはできないのかなぁ」と思っていました。
ちなみに、旭りんごの英語名はマッキントッシュ。アップルコンピュータのパソコンの名前がりんごの名前から取られていることは知っていましたが、それが旭りんごのことであることは割と最近まで知りませんでした。
そんな旭りんごですが、最近ふとしたきっかけでネットを検索したところ、北海道の峠のふもと紅果園というところで扱っていることを発見。たまたま旬の時期だったこともあり、いてもたってもいられず速攻で注文。先日届き、早速喰いました。
いや~~~~懐かしいぃ!!!やっぱり美味いぃ!!!!
ちなみに、この紅果園、(ゴールデン)クロスバンタムも扱っているとのこと。昔の甘くない(というか不自然な甘さのない)とうきびですね。ハニーバンタム以降の甘いとうきびを美味しいと思ったことがない私としては、これも旭りんごと同じかそれ以上に、もう一度食べてみたい(でも手に入らない)食べ物です。ホームページ見ると色々苦労されているようですが、是非がんばってほしいものです。