月別アーカイブ: 2008年2月

世界一臭い食い物

スウェーデンに世界一臭い食い物があるという話を耳にしました。
何でもそれは「シュールストレミング」と称する魚の缶詰らしい。

というわけで、まずはWikipediaにお伺いを立ててみます
「ニシンを塩漬けにして、缶の中で発酵させた漬物の一種」だそうなのですが、「臭度計ではくさやの6倍以上という値を示す。酷い物になると臭度計があまりの臭いによりエラーを起こし、測定不能となるケースもある」などと書かれている。これは凄そう。
「シュールストレミング」でぐぐったら、雄々しくも(無謀にも)チャレンジした記録の数々が発見されるので、興味のある方はどうぞ。
Wikipediaから日本での発売元としてリンクされている川口貿易のサイトを見に行ったら、予約を受け付けてました。申し込んでみようかな。開ける場所が問題だなぁ。
で、どうもこのシュールストレミング、小泉武夫せんせーの著作に載っている世界の臭いものランキングなるものでトップになり、一躍我が国で名を上げたらしい。
そのランキングというのがここにあるのだけど、第4位のキビャックというのもなんかすさまじい食い物のようです。アザラシの皮にアパリアスという鳥(海燕の一種らしい)を詰め込み、土に数年埋めて発酵させるらしいのですが、その食べ方は「アパリアスの尾羽を除去した後、肛門に口をつけて発酵して液状になった内臓をすする」とか。げーーーーー。
「キビャック」でぐぐったら、2ちゃんねるにスレッドが立っていて、キビャック作りに関する各種画像(フランスにあるイヌイット関連サイトにある)が紹介されてます。恐ろしや。


単語耳とBoth sides now

前回のエントリーで紹介した単語耳、その後も着々と通勤中にこなしてきていて、そろそろ一巡目が終わりそうです。

ちなみに、全体のスケジュールは、所収の1000語について
・一巡目 10回ずつ
・二~五巡目 20回ずつ
・六巡目 10回ずつ
トータルで100回ずつ聞いて発音するということになります。一巡目終了ということは、10回ずつこなしたわけですから進捗率10%ということですね。先は長い。
併せて、英語の曲を300回聞くというのもやっています。300回聞いてもよいと思える曲は何だろうと考えて、結局Joni MitchellのBoth sides nowにしました。現時点まで70回くらい聞いていますが(その前にも歌を覚えるためにプラス100回以上は聞いていると思う)、今のところ聞き飽きる気配はなさそうなので一安心。やっぱ良い曲ですこれ。
単語耳に載っているのはごく基本的な単語ばかりなのですが、それでも発音を覚え間違えていたものもいくつかありました。
例えば、Both sides nowの”both”の母音。てっきりhotとかtopとかと同じだと思っていたら(発音記号が出ないのでこういう説明にします)、”ou”だった。げーーー。
とまぁ、こんな調子で単語耳でおさらいした発音で歌の方も単語ひとつひとつをチェックしながら聞いてますが、何となく聞く力も発音する力も向上している実感があって良いです。


「農薬のお話」

世間で餃子が話題なので、以前に見つけた「農薬のお話」という農薬に関するサイトを紹介します。

「某化学会社に勤めていた研究者が日頃農薬や有機合成化学物質について考えていることをまとめたもの」だとのことですが、色々面白い話や考えさせられる話があって勉強になります。
例えばこんな感じです。

以前有吉佐和子女史が中性洗剤の危険性をいう際に,中性洗剤をゴキブリにかければ死ぬという「実験」を行っていた。セッケンが殺虫剤になるのと同じ理屈である。女史の結論は危険な中性洗剤をやめてセッケンを使おうというものであったが,それならなぜ対照としてセッケン溶液でも同じ「実験」をやらなかったのだろう。論理的思考訓練の不足がその原因であろうか。

とか、

余談であるが,ここに揚げた農薬についても使えば無農薬栽培にはならない。液化窒素であろうとシイタケ菌糸体抽出物のような天然成分であろうと例外にはならない。一方,農薬登録のない木酢液を使えば無農薬栽培にできる。多少の化学知識があれば木酢液に発癌性があることなど容易に想像できる。木酢液にはこのように安全性に問題があるため,農薬登録を取得できる可能性はない。要するに,木酢液は発癌性があるから使っても無農薬となるのである。

とか。
とまぁこんな調子で、例えば石鹸は良くて中性洗剤は悪いとか、無農薬だから安全とかいった単純な考え方じゃダメだということを具体的に理解させてくれます。
もちろん、農薬や殺虫剤にまみれた農産物や加工食品を擁護するつもりは全くありません。ただ、そういうものを避けようとして「安全」を求めたはずなのに、実はちっとも安全じゃなかった、ということがあるのではないかと思うのです。
あと、「農薬」というと有害物質の典型みたいなイメージを持っている人が多いのではないかと思いますが、農薬なしでは人々が必要とする食料を十分に供給することは不可能でしょうし、農薬自体の有害性をできるだけ少なくするために農薬会社や農家が払っている努力のことも知っておきたいものだと思っています。
今回紹介したサイトに書いてあることが100%正しいかどうか、素人の私に判断がつくはずもないですけど、少なくとも今後農薬のことを考えたり調べたりする手がかりとして有益だとは思います。


Small World/Roddy Frame

ネオアコといえばAztec Camera、Aztec CameraといえばRoddy Frameと相場は決まっているわけですが(嘘・・・なのか?)、そのRoddy Frameが2002年に発表したアルバムSurfは全曲アコギ弾き語りという内容でした(国内版は廃盤なのか・・・)。
が、そこはさすがRoddy Frameというか、バンド形式だろうとアコギ弾き語りだろうと、曲にも歌にもRoddy Frame以外の何者でもない個性がにじみ出ていて、素晴らしい内容になっています。元々ギタリストを目指していたこともあって、ギターも達者なもんです。

そんなわけで、自分も弾き語ってみたいと思い、数年前にタイトルナンバーのSurfのタブ譜をファンサイトKillermont Street.comから拾ってきてコピーしました。他にもやりたい曲はたくさんあって、とりわけSmall Worldという曲が気に入っていたので、コピーしてやろうと思っていたのですが、Killermont Street.comのタブ譜では弾き方がいまいちぴんとこなくて、長い間手つかずのままでした。
それが、最近YouTubeでSmall Worldのライブ映像(音声はなんとなく口パクっぽいのだけど、どうなんだろ?)を見つけ、弾いてみたい気持ちが再燃。

どっかにもっと良いタブ譜はないものかと思って探したところ、Music Roomというイギリスのサイトでダウンロード形式で売っているのを発見。SibeliusのScorchというプラグインが必要なのでダウンロードした上で早速購入。
なんでこの曲だけ売っているのかなぁと思ってWikipediaを見たら、

The track “Small World” was used as the theme music to the BBC TV comedy series, Early Doors.

とか書いてあった。ふーむ、そうだったのか。
なにはともあれ、当面練習に邁進するぞー。


近況。

すっかりさぼっているheliです。
なんか寒くて気分が冬眠状態なんですよね。
近況と言うことで、元旦にエントリーに書いたことの進捗状況なぞ。

1)オリジナル曲作りを再開する。
 まだ再開してません。
2)ギターと歌の練習をコンスタントに実行する。
 コンスタントには実行してません。なんかちょっとギター&歌については気分が乗らない状態なんですよ。
 ただ、はりうっど本によるヴォイストレーニングはそれなりにコンスタントにやってはいます。
3)アンプを最低1台自作する。
 まだ作ってませんが、そろそろ着手しようかという気分。
4)オーディオ関係の勉強(数学と電気)をコンスタントに実行する。
 毎朝スタバでディジタルフーリエ解析(城戸健一)に取り組んでます。フーリエ変換の基本的な式が十分脳みそに浸透しておらず、なかなか進みませんが・・・。
むしろ、元旦に書いたこと以外のことを熱心にやっているような。
1)英語
 単語耳という本を通勤時にiPod Shuffleに入れて通勤時に聞いてます。この本の良いところは、「単語は100回聞け!歌と単文は300回聞け!」と要求しているところ。お手軽な近道なんてないんだよ、と覚悟を決めて取り組んでいます。全部で4分冊8000語終えるのに2年くらいかかりそうだけど、こつこつとこなしていこうと思います。
2)イヤホン購入
 iPod Shuffle付属のイヤホンでは遮音性が低く、電車の中ではいまいち細かいところまで音が聞き取れないので、Shure SE210という高遮音性のイヤホンを購入。ちょっと高いけど、英語教材だけでなく音楽も聴くので、音質が良いものにしようと思って。20日くらい使ってますが、中々良いです。
3)料理
 結構まめに作ってます。先日は久々に続 新家庭料理に載っている魚介のシチュー ナザレ風というのを作りました。簡単なソースを作って、魚介類をのっけて塩を振り、ふたをして放置すると出来上がり、というお手軽な料理ですが、ワイン呑みながら喰うと良い食事してるなーという気分を味わえます。