月別アーカイブ: 2008年11月

誕生日。

先日、誕生日を迎えました。
自分に関しては、最近、年を取るのはあまり嫌ではなくなったように思います。
その一方で。
誕生日の日に実家に行ったら、喪中葉書が2通届いてました。
ひとつは大学のゼミの後輩。もうひとつは前職の同僚。二人とも年齢は私の一つ下で、亡くなったのは親。
年を取る毎に、こんな話がどんどん増えていくわけで。
もうしばらくしたら(いやもうすでに)、今度は自分と同世代の人間が一人ずつ減っていくわけで。
嫌だだとか悲しいとかいうのではないけれど。
なんだか「はぁ、、、」とため息をつきながら背中が曲がっていくような感じ。
【追記】
その一方で、EU労働法政策雑記帳にこんな記事が紹介されてました。

昨日の朝日新聞日曜版「be on Saturday」に、大変興味深い記事が載っていました。「60歳超で循環するマネー 都市部の団塊世代に相続が集中」というタイトルで、要するに高齢化のために親が死んで相続する年齢が30年前より15歳以上も上昇し、60代後半で相続するに至っているというのです。

60代後半かぁ・・・。相続するのが先か、自分が死ぬのが先か、って感じ。
あと、マクロ社会的に見ると、労働もしなければ育児もしない消費性向の低い引退世代の間でのみ、膨大な資産がやりとりされ」る事態を防ぐには、
・相続税引き上げ
・年金支給年齢引き上げ
・高齢出産の推奨
とかになるんだろーか。うーむ。


かぼちゃ。


久々の自炊ネタ。
日曜日に商店街に買い物に行ったら、地元系スーパーの店頭でかぼちゃを見かけました。
POPに「北海道産!甘くてほくほく!今年最終入荷!」とか書いてあって、ついフラフラと買ってしまいました。
というわけで、本日の主食はかぼちゃ。
圧力鍋で塩ゆで。ちょっと時間が長すぎたけど、でもなかなか美味しい。
週末に作りだめておいたレンズ豆とチョリソと豚肉の煮込みにレタスのサラダを加え、飲み物は赤ワイン。なんか平日らしからぬご馳走って感じ。
ここしばらくは、納豆卵ご飯にみそ汁に焼き魚に漬け物といった和風路線をひた走っていたのだけど、たまにはこんな洋風の食事も良い気分転換になります。


yojikとwandaライブ+アトリエか猫テキスタイル個展「毎日のかたち」

昨日、吉祥寺にあるA.K Laboというケーキ屋さんのカフェ&ギャラリーにyojikとwandaのライブを見に行ってきました。
今回は、yojikさんの友人でオリジナルテキスタイル&布雑貨作家のアトリエか猫さんの個展「毎日のかたち」のオープニングイベントとしての開催ということで、壁にはバッグなどの作品が展示してあるのですが、ギャラリー自体の雰囲気も相俟って、なんとなくホームパーティーっぽくていい感じ。
ライブの方も、PAを必要最小限にとどめ、部屋で楽器を弾いたり歌ったりしているのを聞いているような親密な感じがうまく実現できているように思いました。余談ですがyojikさんとwandaさんが着ていた服もか猫さんの作品なんですが、なんかそれぞれ良く似合ってるというか、これってやっぱキャラに合わせたデザインなんだろーかと想像したり。あと、後半ゲストでアイリッシュハープが加わりましたが、これがまたいい音!終わった後たっぷり弾かせてもらっちゃいました(つい真剣になってしもた)。
あと食べ物!パイがうまい!キッシュがうまい!ケーキが美味しい!!!いやー極楽ですね。って何しに行ったんだって感じですが。
会場で買い求めたティーマット、さっそく使ってます。こういうのをちょっといいデザインのものにするだけで、気分もずいぶん変わりますよね。


Você e eu公開

ブツはこちら。カルロス・リラ来日記念!・・・というつもりではなかったけど(着手時点で来日の話は知らなかったし)、せっかくなので来日記念ということにしておきましょう。唄は少しはましになったかなぁ。今後も弾き語りの練習は続けるつもり(他のアップした曲も練習しつづけてます)。


キャロル・キングのライブに行ってきた。(その2)

昨日の続き。会場のオーチャードホールは初めて行ったんですが、イメージよりはでかいところだなと思いました。1階席のほぼ一番後ろの席で、2階席が上に張り出しているので、音はどうかなと思ったけど、全然問題なかったですね。まぁステージは芥子粒だけど、一緒に行った友人のオペラグラスで時々拡大して鑑賞してました。
感想をランダムに書き連ねると、
・とにかく若々しい!見た目もそうだけど、声質もキャロル・キング以外の何者でもない「あの声」が出てました。あと、昨日も書いたけどパワーがすごい! 地声自体がでかいというか。そんなんだから、もう鼓膜だけでなく頭全体が声と共振してビリビリ来る感じ。
・本人の他、ギターが2人(どちらも男)加わってました。本人は基本的にはピアノがメインだけど、途中でアコギ持って3人でカントリーっぽい曲とかロックっぽい曲とかやってました(「イーグルスみたい」と本人はのたまわってました(たぶん))。これがまたいい感じ。男の片方はすごくパワフルで上手いヴォーカルを披露し、それにキャロル・キングが負けず劣らずのパワーでハモったりするのもなかなかすばらしいものがありました。
・曲は当然ながら非常に多彩。Tapestryを中心としたSSW時代の作品はもちろん、ゴフィン・キング関係はピアノ弾き語りメドレーも含めてたっぷりやったし(って、あまり詳しく知らないですが。モンキーズに提供したという曲がなんかいかにも60年代半ばのフォークロックって感じで結構好き)、一方で、Love makes the worldとか最近の曲もやったし。作家としての長年の実績をひしひしと感じさせる曲群ではありました。
・ツアーの名前が”Welcome to my living room tour”で、ステージにソファが置いてあったりして、アットホームな雰囲気なのも良かったな。
終了後、パブでビール呑みながらしみじみ余韻に浸っておりました。