月別アーカイブ: 2009年5月

GWのジスイ~空豆ペーストのパスタ、鮭のご飯

暦通りの出勤状況なので、私のGWは明日で終わり。
たまにテレビとか見ると、高速料金が安くなったせいであちこちで大渋滞が発生しているとかいうニュースが報道されてたりしますが、よくあんな苦行みたいなのに耐えられるな~と感心しつつ、寝てるか喰ってるかのだらだら生活を送ってます私は。外出したと言えば、碑文谷公園の池でボートに乗ったり(初めて待たされた。3分くらいだけど)、銀座松屋にミヒャエル・ソーヴァ展(絵本の挿絵とか。なんかユーモラスで変な絵が多い)を見に行ったりしたくらいかな。

料理はほとんどジスイしてますが、目新しいところを2つほど紹介。

○空豆ペーストのパスタ

 これはジスイのうちに入らないかも。代官山のルピシア・ボンマルシェで安売りしてた空豆ペーストでパスタを和えだだけ。独特の臭みがあるので、苦手な人もいるかもしれないけど、豆らしい甘みとほっくり感が楽しめました。腹にはずっしりたまるけど。

空豆ペーストの瓶。ラベルをはがしたあとなのでちと汚くてすまん。

○鮭のご飯
 以前、finalventさんの極東ブログ「米の研ぎ方・飯の炊き方」というエントリーで紹介されていた阿川佐和子さんの「今さらながらの和食修業」という本に「サケとイクラのご飯」というレシピが紹介されていて、これがなかなか美味そうだったので作ってみました。ただし、イクラは省略し鮭だけでですが。
 「サケとイクラのご飯」の前のページに、米の研ぎ方と炊き方が詳しく説明されていて、非常に参考になります。試してみましたが、確かに今までの自分のやり方(軽くまぜて何度か水を取り替え、しばらく水に浸けたあと電気釜で炊く)よりは美味しくなったような気はします。いくつかの要因があると思いますが、自分なりの想像で順位づけしてみると、
1.米を研いだあと水を切り、ざるに上げて20分以上放置した。
2.電気釜を使わずステンレス多層鍋+ガスコンロを使った。
3.米をこれまでよりもしっかり研いだ。
という感じかなぁ。
なんでこういう順序づけになったかというと、
1.研ぎ方(ざるに上げることも含めて)だけこの方法を使って電気釜で炊いたところ、かなりいい線の味になったこと。
2.味の改善は、主に食感(べちゃっとした感じがなくしっかり歯ごたえのあるつややかな炊きあがり、みたいな)であって、味(糠臭さ、とか)はあまり大きくないように感じたこと。
が理由です。まぁ、あくまでも想像にすぎませんが。

 で、作ってみましたが、とーっても美味いです(ほんの少し鮭の臭みが残っているような気もします。気になる程ではありませんが、最初に軽く湯通しするといいかも)。レシピどおり三合炊きあげたので、しばらくは楽しめそうです。


「月と桃」がNHK-FM千葉でオンエア!

・ というわけで、先日のエントリーで予告したとおり、本日NHK-FM千葉の「まるごと千葉」
という番組で、「音楽を愛して止まない~サラリーマンミュージシャン」と称して、「月と桃」の共作者にして共演者・あのまりあさんのインタビュー生放送がありました。

実は、こんな機会は滅多にないと思い、本日は職場を定時に飛び出して千葉方面にまっしぐら。南船橋駅構内のBeck’sで放送聞いちゃいました(ICレコーダーでエアチェックまで敢行)。

感想ですが、

・しょっぱなからいきなり曲が。それもチャーリー・パーカーのドナ・リー(笑)。その前の番組が、森山良子とかビリーバンバンとか高石友也とナターシャセブンとかだったので、あまりの落差にくらくらしました(笑)。
あのさんがジャズを好きになるきっかけになった曲として紹介されてました。なるほどー。
・あのさん、話がほんと上手。的確なんだけど堅苦しくないし、それでいて変にすれた感じも全然しない、好感度の高い内容だったと思います。

・子供の頃ピアノ→学生時代バンド→カセット多重録音→DTM→生演奏(→「携帯ゲーム機(笑)」)という、あのさんがこれまで通ってきたという道は、自分が通ってきた道と少なからず重なっていて感慨深いものがありました。もちろんそれは環境とか機材とかの話で、その中で何をやってきたかは人それぞれだけど。

・あのさんの曲は、「携帯ゲーム機(NHKなのでNintendo DSとかKORG DS-10だとか言ってはならないのでありませう)」で作った”How about airing yourself
“と、DTMで作った”Echoes of Modinha”。前者はあのさんのKORG DS-10 作品集の18曲のうちの一つで、わりとほんわかした感じのキャッチーな曲ですね(ちなみに私は7曲目の”Intermission(Intermission Impossible)”がカッコ良くて好きです)。後者は十数年前に自主製作されたCD「サンバ・フォー・T」収録の、あのさんならではのブラジリアンフュージョン(ということでいいのであろうか)。
・「月と桃」ですが、なんとフルコーラスでかかるとは! いいのか公共の電波で。太っ腹だなぁNHK-FM千葉。キャスターの佐々木里佳さんからもポジティブなお言葉をいただき、とても嬉しかったです。
・「楽しむことと、そのために努力することはペア」という締めの言葉、私も肝に銘じて音楽に取り組んでいこうと改めて思いました。

滅多にない経験をさせていただき、また良い刺激を与えていただいた、あのさんや関係者各位に感謝します。
ありがとうございました!

アクア庵さんという方が運営されているインターネットラジオにもあのさんのインタビューがあります(というか、何やらこれがきっかけで今回のNHK-FM千葉の放送に発展した模様)。こちらもとても面白いのでぜひどうぞ!


「瞬間英作文シャッフルトレーニング」の例題がやさぐれている件

 「瞬間英作文シャッフルトレーニング」後半の文型コンビネーション英作文、6巡目に入りました。
part1(中2レベル)200文、part2(中3レベル)300文のうち、part1はほとんどすぐに英文が出てくるようになってきたので、7巡目からはpart2だけに絞ってやろうか検討中。
ところで、前から気になっていたのだけど、part2の27番目のページの問題文がなんだかやさぐれてるんですよね。例えば、

1.病気のために仕事に行けないと上司に電話した後、彼は前日買った釣り竿を持って海に行った。
先日「月曜日に乾杯」を堪能した心の琴線に触れる一品。ただ、「月曜日に乾杯」では主人公は勤務先の工場の門で一服したあと無断で何ヶ月もばっくれたのに対し、われらが瞬間英作文では上司に仮病の電話をしている小心者ぶりがいかにも日本人っぽく泣かせます。きっと翌日出勤して上司や同僚に言い訳がましく頭を下げているに相違ありません。
2.彼が書いた詩を読んだ彼のガールフレンドは、1時間笑い続けた。
著者の森沢氏は高校の頃詩作を趣味としていたようなので、この文はもしかするとトラウマに満ちた実体験に基づくものだったりするのでしょうか。
3.彼はその牛乳が飲めるだけ新鮮かわからなかったので、弟が学校から帰宅したときに飲ませてみた。
先日紹介した「おてんばルル」の腐った卵を友達に喰わせる話を彷彿とさせますね。「飲めるだけ新鮮」という微妙に不自然な日本語が、fresh enough to drinkというフレーズを導き出すよう促しているようで、親心に頭が下がります。
5.警官に何をしているのかと尋ねられたその少年はできる限り速く走り始めた。
少年犯罪の急増がマスコミをにぎわせている世相を反映した文。学校の英語のテストで「as … as possibleを使って文を作れ」みたいな問題が出たときにこういう文を回答し、先生の反応を窺ってみるのも愉しいかもしれません。
6.彼の妻が作る食事はあまり美味しくないが、彼はそれを彼女には言えない。
著者の森沢氏は(以下略)
7.夫にくだらない雑誌を読むなと言うその女性は、テレビでくだらない番組を見るのが大好きだ。
(以下略)