月別アーカイブ: 2010年4月

Kindleを買ってみた(前編)

Amazon.comのサイトはときどき訪れるのですが、数年前からKindleなるものが出現したのは気づいてました。
漠然と想像していたのは、今までの電子ブックみたいにハードメーカー主導ではなくて、値段も紙媒体より安くて、Amazonなだけに大量の品揃えがあって、たぶん使い勝手はiTunes+iPodみたいな感じで、DRMもかかってて、みたいなイメージ。
でも、昨年後半ぐらいからなんだかざわざわと騒がしくなってきた感じがしてきたので、どんな状況なのかなと思って、iPad VS. キンドルとかキンドルの衝撃といった本を読んでみました。

1)アマゾンでの書籍売り上げについて、紙版を100%としたときのキンドル版の比率の推移を見ると、2009年2月に13%だったのが同年5月には35%になり、12月にはキンドル版が紙版を抜いたとのこと。
2)使い勝手については、想像とはだいぶ違ってました。ウィスパーネットというワールドワイドな携帯通信網を使って、書籍データを取り込むのですが、ネットもしくはkindle本体で購入すると、1分後くらいには勝手にkindleにデータが送り込まれてくるようです。kindleでは新聞とかも扱っているので、新聞がkindleに毎日「配達」されてくる感覚のようです。また、客は携帯通信網に関しては別途契約する必要もなければ、通信料を支払う必要もないとのこと。うーむ。
3)ディスプレイは液晶などではなく、いわゆる「電子ペーパー」だとのこと。バックライトとかではなく、紙と同様に外部の光を反射して読みます。噂には聞いていましたが、長時間読んでいても疲れはパソコンのディスプレイよりは全然少なそうな印象です。

というわけで、非常に興味をそそられたので、英語の勉強に役立てるという理由をこじつけて、えいやっと買ってしまいました。3/30に注文し(Amazon.co.jpでは扱っておらず米Amazon.comで購入)、今日にはもう届きました。早っ!


パッケージを開けるとこんな感じ。電子ペーパーは、画像を表示し続けるのに電力は必要ないので、バッテリーは空なのにこんな感じで表示されています。
(続く)