月別アーカイブ: 2011年12月

今年を振り返りつつ来年に向けて

今年はいろいろひどいことや悲しいことがたくさんあった年で、そのことを思い出すと暗い気持ちになるけれど、こと私について言えば、ファーストアルバムを作ることができたということに関しては本当に良い年でした。
多くの方に支えられてこのような成果を挙げることができたことに対して心から感謝するとともに、来年もこの流れを持続・発展させていくことができればと願っています。

「コンプレックスがないというのは実は意味深いことなのだ。(中略)レコードを聴いて、自分も弾いてみようと思いギターを買って弾き出す。けれど、スターみたいに上手く弾けない。すると、こう言うのだ。『どうせ私にはできないや』と。『こりゃ面白い、音が出た!』とは言わないのだ。いつも完璧らしく見えるものと自分とを比べてコンプレックスを持ってしまう。次にくるのはあきらめだ。そしてすごすごと、もといた列に戻る。(中略)ギターがバーデン・パウエルみたいに弾けなくても1~2曲の伴奏くらいは誰にでもできるだろう。そのできたときの喜びだけが重要で、あとはどうでもいい。どんな凡人でも『私って天才かも』と思う瞬間があるだろう。犬がジャンプしてビスケットに噛みつく瞬間が。あとでぶざまにひっくり返ってもビスケットは腹の中。喜びはもうあなたの胸に刻まれたということ。」(サ・ヴァ、サ・ヴィアン―目をあけて夢みる者たち/ピエール・バルー

長々と引用してしまったけど、今年はこの本に記された創造に対する快活で楽天的な姿勢にずいぶん励まされました。感謝しつつ来年もこの調子でいきたいと思います。よろしくお願いします。

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ヒナタノオトからすごろくやへ

今日は昼過ぎに年賀状が出来上がったので、午後から外出。本当は大掃除をしなくてはならないのだけど、それは明日の朝にやることにする。朝にちゃちゃっとやれるようなのが大掃除と呼ぶに値するかを問うてはなりません。

まずは日本橋小舟町のヒナタノオトへ。ヒナタノオトは、自然の素材と手の仕事が結びついた工芸を紹介するギャラリーショップで、10/16に本八幡のニッケコルトンプラザで行われた「工房からの風」のディレクションをやっている方のお店です。
そこで、「クリスマスに工芸を灯して」という展示会が12/25まで行われているということで見に行ってきたのでした。
新日本橋の駅に降り立ったのは夕方5時を回っていたので、ほとんど真っ暗で街の様子はいまいちよくわからなかったのだけど、ここらへんは日本橋の問屋街なのかな。いずれにしても、このような雰囲気の街にこんな素敵なお店が?というロケーション。実は仕事でこのあたりを行ったり来たりする機会が最近何度もあったのだけど、いつも店に立ち寄る時間的余裕がいつもなくて、気がついたらぎりぎりになってしまいました。
店の中には、工房からの風で見かけた品々が凝縮・濃縮されて展示されていました。あのとき買ったマグカップの色違いのやつがあったりして、買おうかどうしようか迷ったり。
友人のか猫さんの作品も、厳選されたアイテムが壁に掛かってました。
職場から歩いてこれる距離だし、仕事がそんなにたてこんでいないときに(その日はいつ来る?)また来ようっと。

お次は東京駅から中央線に乗って高円寺へ。finalventさんのブログで紹介されていたボードゲームカタログ」という本を編纂した高円寺のボードゲームショップ「すごろくや」へ。駅近くの雑居ビルの4階にあるのですが、店内は明るい感じで楽しそうなゲームがきれいにディスプレイされ、お客さんもたくさんいました。が、なによりもアレだったのが、店の奥の丸テーブルにスタッフとおぼしき4人がゲームをやっている! いや、おそらく取扱商品の内容を確認・検証するという趣旨であろうことはわかるんですが、でもやっぱりゲームやって遊んでいるようにしか見えない(というか実際に遊んでるんだけど)。なんか楽しそうな仕事だなぁと無責任に思ってしまいました。実際、楽しそうな店の雰囲気づくりに一役買っていたし。
というわけで、2つほど購入。

いや、それにしても今日は寒かった。風呂にでも入るか。

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Allegro Non Troppo(ネオ・ファンタジア)のDVDをゲット

映画のDVDをAmazon.co.ukに注文していたのがやっと届きました(Amazon.co.uk本体じゃなくてマーケットプレイスの方だけど)。30年くらい前に日本で「ネオ・ファンタジア」という邦題で公開された映画で、クラシックの曲にアニメを付けるという作りなのだけど(wikipedia)、アニメ以外の部分がいかにもいかにもなドタバタ部分に日本語字幕が欲しい~。イタリア語はぜんぜんわからないし、英語の字幕も一所懸命読んでいたら、肝心の映画本体に目が行かなくなってしまいます(泣)
とりあえず最初の2話(曲)を見ました。1話目は老いた男の妄想というか欲望をストレートに描写。2話目は群衆を思うがままにして破滅させようとする邪悪な男の話。続きは正月休みにでも見ようっと。
ちなみに、ネオ・ファンタジアの一部(もしかして全部?)はYouTubeに上がっている模様。とりあえず日本で公開されたときのポスターに採用されていたような気がする猫と廃屋の話とか。

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12/10Liaison Cafeライブ(その3~本番)

さて、いよいよ本番の日。別にやることもないのに、ゴミ出したりクリーニング屋行ったりあれこれしているうちにあっという間に昼。友人と昼飯を食ったあと帰宅し、ちょっと昼寝したらもう3時。もう支度しなくては・・・。

みたいな調子で4時半に現地集合しリハーサルと打ち合わせ。
昔からそうなのだけど、マイクに向かって演奏してみても、どういう状態だとOKなのかがいまだによくわからない。ライブ自体すごく久しぶりなのでなおさらわからない。
次にOTTさんがギター弾いて歌い出したらすぐ「いやー音いいね~」とのこと。確かに客席で客観的な立場で聞くとよくわかる。だったら、たぶん私も大丈夫なんだろう、と自分に言い聞かせる。

そうこうしているうちにオープンの時間。少しずつ人が集まり始める。用意した椅子の数で収まるかどうかちょっと不安。結局はちょうど椅子が全部うまるくらいになった。いやーよかったよかった。

一番手はOTTさん。最初数曲一人で弾き語り、その後ゲストヴォーカルのRikoさんとのデュオ。いつもながらユニークで粋な日本語化ボサノヴァの世界も、歌う人が変わると表情ががらりと変わるのが面白いです。ジャズヴォーカル的なニュアンスを漂わせつつ、ボサノヴァにふさわしい感じで丁寧に歌っていて、聞いていて心地よかったなぁ。

15分ほど休憩を挟んで、二番手はわたくし。セットリストは以下のとおり。
1. ハイビスカス
2. 日々
3. 避雷針

ここでゲストのサワラさん(ピアノ)が登場。
4. 雪のララバイ
5. 白い月(サワラさんの曲)
ここから再びわたくしのソロ。
6. 月と桃< 7. リオデジャネイロ 8. 嘘のない心 9. いつか住んでいた家

今回は初めてサワラさんのピアノをバックにヴォーカルに専念してみたけど、やはり歌に集中できるのっていいですね。ボサノヴァみたいにリズミカルな曲は弾き語りの方がノリが良く演奏できるような気もするけど、雪のララバイや白い月みたいなしっとりした曲は楽器演奏から解放された方がずっと良い歌が歌える気がします。

最後に、観客からの要望もないのに勝手にアンコールとして、OTTさんのオリジナルの「豆事情」をOTTさんと一緒に演りました。しかもLiaison Cafeのくじらい料理番長にシチューやらパンやらもろもろ豆づくしの特別料理(これがまた美味いんですよねー)を作ってもらい、豆好きとしてはこたえられないイベントになりました。いやー。

終わった後も引き続き飲み食いしつつ歓談できるのがカフェライブのよいところですが、演奏をやっとこすっとこ終えた安堵感で全身の力がすっかり抜けてしまいへろへろ状態。いろいろプレゼントをいただいたりCD買っていただいたり豆料理を次々と食したり歓談したり・・・。この幸せな感じはたまらんものがあるなぁ。
しかもこの日は皆既月食。Liaison Cafeの大きな窓からしっかり見えました。眼下の井の頭通りを見ると、道行く人はみんな空を見上げてました。
※写真と動画:あのまりあさん提供

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12/10Liaison Cafeライブ(その2~準備)

すみません、昨日は「次回は12/10のライブの模様なぞ」なんて書いてしまったけど、もうちょっとライブに至るまでの話をしようと思います。

ライブをやらせていただけることになって、やはり気になったのは、いっぱいお客さんが来てくれるかどうかです。私の演奏はともかく(オイ)OTTさんのユニークで粋な日本語化ボサノヴァは多くの人が気に入ってくれるはずだという自信があったし、Liaison Cafeの雰囲気や食べ物・飲み物は絶対満足してもらえるという確信がありましたが、そのためには一にも二にも来てもらわないことには始まらないので・・・。
というわけで、今回は駄目元で今までになく幅広く声をかけさせていただいたのですが、蓋を開けてみたら予想よりもずっとたくさんの方が来てくれることが判明。本当に嬉しかったんですが、逆に店に全員入りきるかどうか心配になるという全く予想外の展開に。結局、ちょうど用意した席にぴったり収まって胸をなで下ろしたのでした。いやーよかったよかった。
※写真:Rikoさん提供

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