月別アーカイブ: 2012年6月

Sufjan Stevens “Age of Adz”, “Illinois”

以前にアルバム”Age of Adz”を紹介した、と書き始めようとして過去記事を漁ったところ、それはどうやら私の思い違いであったらしいことが判明。ということで気を取り直して紹介するのは、Sufjan Stevensというアメリカのシンガーソングライターです。1975年生まれだから今年で37歳になるのか。
Twitterで”Age of Adz”というアルバムが素晴らしいというつぶやきが流れてきたのを見て、どれどれと思って買ってみたら本当に素晴らしかった。作りとしては、オケからシンセからサンプラーからギターまで、ありとあらゆるもののごった煮なんですが、とても美しくセンスの良いごった煮で、唄も繊細で、何よりもとにかく曲がすばらしい。でも困ったことに、このアルバムを聴いていたときにちょうど震災が発生したために、今でもこのアルバムを見るとテレビで見た津波の光景が浮かんできてしまいます。

次に聞いたのは、”All delighted peaple”というEP。”Age of Adz”に先立って配信オンリーでリリースされていた作品をCD化したものだそうで、確かにジャケットにはEPと書いているんだけど、8曲59分というボリュームのどこがEPやねん。内容はこれまた良いです。

で、その前の作品”Illinois”を買ってみました。Pitchfolkの”Top 50 Albums of 2005″の第1位に輝くこの作品、イントロのピアノからして引き込まれてしまいます。シンプルだしちょっとメカニカルな感じなんですけどね。”Age of Adz”のようにエレクトロニックな感じはなく、生楽器(サンプリングも含め)による音楽という感じ。フォークっぽい味わいの曲もいくつかあります。なんでも、アメリカ50州のそれぞれのためにアルバムを作るという計画の一環として作られた由。

でも、やはり一番好きなのは”Age of Adz”かな。もしかしたら、21世紀に作られたアルバムで一番好きかもしれない。

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楽器や機材や教本への無駄な投資

なんか、昔から無駄に楽器や機材を買ってきた気がします。

大学に入った時にローンで買った中古のエレキギターに始まり、キーボード(就職1年目でローンで購入したのを始め計3台)、音源(あれこれ)、シーケンサ(ハードのやつ)、パソコン、DAWソフト(Performer)、ソフト音源(あれこれ)、録音機(カセット、ハードディスクレコーダー)、ギター(スチール弦アコギ(6弦のやつを何本かと12弦)、ナイロン弦アコギ、エレキ)、ベース・・・。

そういえば教本も無駄にたくさん買っているな。DTMやってた頃は奏法を調べるとか言いながら買っていた面もあるけど、それにしても投資に見合った効果が得られていたとはとても言えないような。

で。まぁまぁそれなりに使い込んで成果が出たのは、
・ナイロン弦ギター・・・CDも作りライブもやったりしているので、成果が出ているという意味では一番かも。
・スチール弦ギター(6弦)・・・フォークギター教室に8年くらい通っていたので、まぁそれなりに練習はしました。
くらいかな。

結局、目の前にあるものを徹底的に使いこなして結果を出すという姿勢に欠けていたということなんですよね。
しばらく取り組んでみて、「これって本当に自分がやりたいことなのかな?」と思うようになってやめてしまうというパターンも何回かあったような。大枚はたくまえにわからなかったのかという気もしますが。あと、習い事はなんでもそうかもしれないけど、伸び悩む時期とか、なんだか面白くなくなったりする時期はよくあることなので、それを我慢しなかったら何一つものにならないということもあるかもしれません。

だったら、曲がりなりも成果が出たり軌道に乗ったりしたボサノヴァやフォークを、あまりよそ見というか浮気をせずにもっと大切にした方がいいんだろうなと思うんですが。。。なかなか。

いずれにしても、楽器や機材や教本を買うのは控えたいと思います。というか、いらないものをどんどん処分しないと。
なんかしょうもない話を書いてすみません。

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キャベツとじゃがいものスープ

以前にも紹介した故・丸元淑生氏の「続 新家庭料理」に載っている「キャベツとじゃがいものスープ」を作ってみました。
作り方はむちゃくちゃ簡単です。
1.キャベツ250グラムをおろす。私はフードプロセッサーで粉砕しました。
2.じゃがいも3個をゆでて皮をむき、すりこぎやマッシャー等でつぶす。私は電子レンジで下ごしらえして皮をむき、フードプロセッサーで粉砕。
3.鍋にカップ4〜5杯のお湯をわかし、じゃがいもを投入。かたまりにならないよう適度にほぐす(完璧にほぐさなくてもあとは勝手に溶けます)。再沸騰したらキャベツを投入。塩と黒こしょうで味付けし、3分たったら火を止める。
これだけ。めんどくさそうなのはおろしたりつぶしたりする部分だけど、フードプロセッサーがあればあっというまに終わります。

味もものすごくシンプルです。なにしろキャベツとじゃがいもと塩と黒こしょうだけなので、いわゆるグルタミン酸ナトリウム的な「うまみ」を期待するとなんだか物足りないというか肩すかしをくらったような感じがするかもしれませんが、なんかこうじわじわとくるおいしさなんですよね。疲れた時とかに時間をかけてじっくり味わうと、スープの温かさとともに栄養が体中にしみわたる感じがします。

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「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」に行ってきた(後編)

美術館を後にし、にわのわ会場へ向かいます。DIC川村記念美術館の敷地は8万坪(って送迎バスの案内で言っていたような)もあり、緑も豊かでのんびり散策するのはとても気分が良いところです。

で、会場ですが、すーーーっごく広くてきれいな芝生のスペース。にわのわ公式サイトにあるブログの記事の写真がわかりやすいですが、開場前に行列ができるほどたくさんの人が来たにもかかわらず会場は余裕たっぷりで、大混雑というイメージとは程遠いのどかなピクニック気分を満喫できました。テントも間隔をとってゆったりと立てられていて、通路も大人の一人や二人が大の字になって寝ていても大して通行の妨げにならないんじゃないか?というくらい(いや邪魔になるとか猫さんには釘をさされましたが)。わざわざ遠出しただけのことはある素晴らしい空間でした。

まずはか猫さんのテントにご挨拶。朝はかなり曇っていた天気も次第によくなってきました。やはりこういう屋外のイベントはある程度天気がよくなくっちゃね。特にか猫さんのテキスタイルはカラフルでポップなので、天気が良いといっそう魅力的に見えるように思います。お客さんもたくさん来ていて繁盛してました。ただ、天気がよくなると日焼けが大変ではありますが。

昼近くなってきたので食事を取ろうと思い、飲食のコーナーへ。かなりの数の店(カフェが多い)が出店しているということで余裕かましてたらとんでもない。ほとんどの店は長蛇の列。私はカレー屋の列に並びましたが、ちょうど私のところで完全バージョン(骨付きチキンとじゃがいもと豆が入っている)が売り切れ。他の店も似たような状態で、ランチにありつけなかった人もいた模様。何はともあれ無事食料をゲットしたということで、合流した友人とテントの裏に座ってランチ。そこもきれいな芝生でスペースも広々としてるので「テントの裏」という言葉から連想されるせせこましい感じは全くなし。ピクニック気分を堪能しました。

午後はぶらぶらと回遊。物欲を刺激する目に毒なアイテムをいっぱい見て回りました。個人的には超地味渋な日本酒の器(細長い徳利じゃなくて、急須のふたがないやつというか、注ぎ口の着いたコップというか・・・)がいいなと思ったけど、家に置き場を確保するのが困難なため断念。

で、3時前に帰路につきました。送迎バスは長蛇の列でどうなるかと思ったけど、なんとか座れたしスムーズに戻ってこれて一安心。

全体として、昨秋に行った工房からの風とは、いろんな意味で対照的なイベントだったように思います。工房からの風は町中のショッピングセンターの敷地ということで、気楽に便利に楽しめるイベントだけど、にわのわは遠出して自然の中でのピクニック気分を満喫する非日常なイベントという感じ。来年は6月1〜2日だったかな、2日間やるということなので、都合がつけばまた足を運びたいと思います。

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「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」に行ってきた(前編)

友人のか猫さんが「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」に参加するというので、一昨日行ってきました。「にわのわ」は、千葉県在住・千葉県出身など“千葉”という土地に愛着をもつアート作家・クラフト作家たちが集まるイベントということで、今回が第一回目。

会場は佐倉市にあるDIC川村記念美術館。なんかすごく立派な美術館っぽい。会場となる広大な庭の写真とか見ると、これはいったいどこのヨーロッパですか?という感じ。

ということで、一日がかりの遠出のピクニックという気分で朝7時に出発。平日は6時過ぎに家を出ているので、7時なら楽勝です。
イベントは10時スタートだけど、美術館が9時30分から開いているというので、先に美術館を見ようと思って朝一番の送迎バスに間に合うようスケジュールを組みました。朝一番に突撃をかければバスも美術館も空いているんじゃないかと思って。

佐倉という街に来るのは初めてだけど、駅と駅の間に広大な田んぼが広がっていて、なんとなく首都圏を離脱した気分。
ちなみに、佐倉って、京成の駅とJRの駅がすごく離れているんですよね。バスの出発点が京成の方なので、京成で行きました。
バスは京成の駅で7〜8割くらい席がうまり、JRの駅では補助席全部出しても座れない人が出て、いやー始発便でこれなら後の便は大変だなーと思っていましたが、後から来た友人たちはバスに乗れずタクシーを使ったり、やはり大変だったようです。車も駐車場が満車だったり渋滞に巻き込まれたり、これまた大変だったようで。
全体に、想定していたより遙かに多くの来訪者があったようで。なかなかこういう部分の準備や対応って難しいですよね。

で、まずは美術館。朝一番だけどそこそこ人はいました。といっても、都内の美術館のディズニーランド的芋洗い状態に比べると、超ゆとりな感じで楽しむことができました。
常設のコレクションは、私のように美術にあまり詳しくない人には、古いものから新しいものまで著名なアーティストの作品をまんべんなく見ることができてよかったです。あと、一個の作品あるいは一人の作家の作品群を展示するために特別に設計された部屋がいくつかあって、贅沢な空間を堪能できます。個人的には「アンナの光」がよかったな〜。木々が見える窓から光が差し込む明るい部屋に、オレンジ色の巨大な長方形。たぶん天気によって見え方・印象がずいぶん変わるんだろうなと思います。当日は曇りだったけど、もっと晴れていたらまた違った感じだったかも。
古今東西の花の絵の展覧会「FLOWERSCAPES フラワースケープ―画家たちと旅する花の世界」もよかったです。最初のスペースは印象派、次のスペースはポップ・アートという具合に、スペースごとにテーマを設けて展示していて、すごくメリハリというかコントラストのある感じで、飽きることなく楽しむことができました。インパクトがあったのは、福田美蘭というひとの巨大なモノクロの花の絵。花の絵というと、題材が題材なだけに、描き方は多種多様でも色彩的にはカラフルなものがほとんど全てなわけですが、そんな中にあってモノクロの絵は強烈な異彩を放ってました。

にわのわの話に入る前に、なんかすごく長くなったので、続きは明日。

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