タビその17~北海道旅行その3(オンネトー)


 日勝峠を下って、清水インターから再び道東自動車道に。またしても片側一車線で制限速度は70キロ(ところどころ80キロになるけど)という高速道路とは思えない道を走ります。

 道東自動車道ですが、以前は吉田美和@ドリカムのふるさと池田町までだったのが、松山千春と鈴木宗男のふるさと足寄町まで延長されていました。足寄町からは国道241号線を阿寒方面に向かいます。足寄町は日本で一番面積の広い町だけあって、延々と走ってもどこまでも足寄町が続いているという感じ。
 もうちょっとで町の境界というところで横道にそれ、本日のメインのビューポイントであるオンネトーという小さな湖に立ち寄ります。オンネトーは水深が非常に浅いこともあって水の色が独特で、エメラルドグリーンというかターコイズブルーという感じです。ただし、風が吹いて湖面にさざ波が立つと、たちまち素晴らしい色が消え失せてしまうのですが。また、湖の背後には雌阿寒岳(活火山)と阿寒富士が控え、非常に素晴らしい眺めです。しかも周囲には観光施設的なものはほとんどなく、いかにも秘境という雰囲気が満喫できます。近くの阿寒湖がむちゃくちゃ俗化しているのとは対照的です。

 いつもオンネトーに来るとなかなか立ち去りがたくて長時間滞在してしまうのですが、今回も1時間近く居着いてしまい、結局出発したのは5時を回っていました。本日の宿のペンションポーチ@霧多布には当初6時に到着する予定と連絡していたのですが、オンネトーから霧多布までは150キロくらいあるので、大幅な遅刻は必至。それでも死にものぐるいで車をぶっ飛ばし、なんとか7時過ぎに到着することができました。いやぁ、ほんと1日中よく走ったわ。


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