曲を作ること。

曲を作りはじめて日も浅いですが、自分にとって作曲ってなんなんだろうなとよく考えます。

結構以前から何度か曲作りにトライしたことはあったんですが、なんか四苦八苦した割にはしょぼいものしかできないことにがっかりして挫折、という感じでした。
最近まがりなりにも一応形になるようになってきたのは、少しは(当社比で)ましなものができるようになってきたということもあるかもしれませんが、多少はこらえ性が身に付いてきたということなのかな、という気もしています。
こらえ性のなさということで思い出すのは、子供の頃モーター付きの車のプラモデル(近所の駄菓子屋とかに売ってた安物です)とか作ってて、接着剤が乾くのが待ちきれずに動かしたら、接着剤がはがれて思い切り後悔、といったたぐいの失敗を何度もやったこと。
というわけで、三つ子の魂ということもありそうだけど、いい年こいて少しは学習せんかい!という気持ちもあって、反省することは今なお多いです。
で、なんで曲作りに今に至るまでしつこくリトライし続けているのかというと、どうもよくわかりません。
曲が作れたらいいなと漠然と感じているだけのような気もするし、あと時々頭の中にふわりと良い音が浮かぶことがあって、それを形にしたいということもあり。
・・・なんか衝動というにはずいぶん薄弱な感じですが、でもこの感じはなんかしつこく体の中に居座り続けてます。うーん。
何はともあれ、続けるうちに見えてくるものもあるかもしれないし、自分も少しはましになることがあるかもしれないと思いながら曲作りに取り組む日々です。


2 thoughts on “曲を作ること。

  1. あのまりあ

    私も長年(ホントに長年!)長編小説が書きたいと思ってて、この前、ようやく文庫本1冊分のヤツを生まれて初めて完結させました。
    「何が書きたい」と言う願望より「長編小説を書き上げてみたい」と言う願望に突き動かされて。
    願望が願望だけに、内容はあってなきがごとしですが(笑)、でも、凄い達成感だったなー。
    これも、しつこく持ち続けた願望のひとつの形であります・・・

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  2. heli

    >あのさん
    おお、それはすごいですね。
    基本的に文章書くのが苦手なので(特に長いものは絶望的に駄目)、長編小説を書いたというだけでソンケーしちゃいます。
    どこかに発表する予定とかはあるんでしょうか? 是非読んでみたいっす。
    それにしても、だらだらしつこく持ち続けた願望が実るのっていいですね。「夢をあきらめないで!」みたいなクサイ感動じゃなくて、なんか「長生きして良かった」みたいな(笑)。
    次は是非、福富太郎先生との駄洒落合戦を一冊の本にとりまとめていただきたく(違)。

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