Producing Music with Digital Performer(途中経過)

8月18日のエントリーで紹介したProducing Music with Digital Performer、その後少しずつ読み進めていますが、単なるTipsの寄せ集めではなく、具体的な作業の流れを明確にして、それに必要な機能を説明するというスタイルなので、一からきちんと修得するにはなかなか良い本じゃないかな、というのが現時点での印象です。

ご他聞にもれず、Digital Performerも度重なるバージョンアップの結果、増築しまくりのラビリンス状態の建物みたいなソフトになっています。そのため、Digital Performer(あるいはPerformer)を長年使っている人は、例えば、全体的な編集はtrack window、細かいMIDIデータの編集はevent list windowやgraphic editing window、オーディオはsequence window、といった具合に、機能が追加されるたびに新たに設けられた多くのウインドウを使い分けながら作業するというスタイルが多いんじゃないでしょうか。もちろん、それで十分効率的に作業できていれば全く問題ないとは思いますが、この本が推奨しているように、sequence windowで大半の作業をこなし、必要に応じて他のウィンドウをちょびっと使う、というスタイルだと、より全体の見通しがすっきりするのかもしれないな、という気もします。
ま、いずれにしてももっと使い込んでみないと実際のところどうなのかはっきりしたことは言えないので、そのうちまた報告しますね。


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