北陸旅行(3日目)

■回転寿司
 行った店がどこだかよく思い出せません。たぶんここだと思うんだけど・・・。北陸地方の回転寿司はすごいという噂は聞いていたけど、地物のバイ貝とかのどぐろとか、ネタはむちゃくちゃでかくて新鮮で、とにかく関東人がイメージする回転寿司からは考えられないクオリティのものがでてきます。あら汁も含め、めいっぱい堪能しました。

金沢21世紀美術館
 恒久展示作品の多くが一時閉場ということで見られなかったのは残念。「ソンエリュミエール – 物質・移動・時間」というのを見たけど、後から座ってはいけなかったことがわかった草間彌生の部屋のダイニングチェアに座ったり、工場の壁にでっかい穴をあけようとしているゴードン・マッタ=クラークという人の「一日の終わり」という映像を、いつか穴があいてスカッとすることを夢見つつ延々と見続けたもののいつまでたっても穴はあかず、しびれを切らして出てきてしまったり。この微妙に残念な感じも含めてコンテンポラリーアートぢゃけん。なんちて。

<9/22追記>そういえば、最後にこれを見てすっきりしたんだった。音を立てて木っ端みじんに砕け散るガラス、あふれる笑顔。

「しばたさとこ島」「Harmless」レコ発ツアー@もっきりや@金沢
 白くてモダンな雰囲気のnowhereとは打って変わってウッディで年季の入ったジャズ喫茶空間。出演はyojikとwanda、加藤りま、柴田聡子。
 yojikとwandaはnowhereのときとは一部曲を入れ替え、稀に思い出したようにしかやらない「若い人」とかやりよった。wandaくんは体調悪かったはずなんだけど、よくあんな気合いと集中力が要りそうな曲やるなー。もしかすると、修羅場でつじつまを合わせなくてはならないようなやばい状況での火事場の馬鹿力的なものがあの曲には求められているんだろうか。最初の方でギターがハウった(のかな?特定の音がピーと鳴っている感じだったけど)のを抑えるためにミキサーで音量を下げたみたいだけど、そのせいかギターはほとんど生音だったような。私はほぼかぶりつきだったから問題なく聞こえたけど、後ろの席だとどうだったんだろう。前の日は若干ディストーションがかかったり(ナイロン弦で)、なかなかアウェイで思い通りの音を出すのは難しいようです。
 2番手は初めて見る加藤りま。雰囲気はなかなか良いのだけど、MCがほとんどなく、歌詞も英語ということで、インパクトという点ではやや弱かったかも(私の語学力のせいももちろんある)。私自身はもともと洋楽ばっかり聞いてた人なので、外国語の唄には別に抵抗ないのだけど(意味はわからなくとも)・・・。別なシチュエーションで聞いたらまた印象は違うかもしれません。
 トリはこれまた初めて見る柴田聡子。バンド編成で歌いはじめたときの印象は、ややぴんとこなかったのだけど、途中でバンドメンバーが見守るなか一人で何曲か弾き語ったのが、曲のユニークさがビンビン伝わってくる感じですごかった。そのあと再びバンドでの演奏に戻ったのだけど、弾き語り前のときとは全然違ったインパクトある唄と演奏。うーむ、これはちょっとすごいかもしれん。
 客席は若いお客さんでほぼ一杯で、熱気のある雰囲気のライブだったと思います。


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