綱島の日月桃

東横線沿線の綱島という町は、明治から昭和初期にかけて岡山と並ぶ桃の名産地だったらしい。
昭和13年に鶴見川が氾濫して桃畑はほとんど壊滅してしまったらしいのだけど。
・・・という話はこちらに書いてあります。

でも、綱島ピーチゴルフセンターというゴルフ練習場が、日月桃(じつげつとう)という当時栽培されていた品種を今でも作り続けているらしい。
たぶん、元々桃農家だったのが、土地の一部をゴルフ練習場にしたということなんだろうな。

というわけで、先日始めて買ってみました。時期が早いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、日月桃は極早生の品種らしく、6月が旬なんですよね(ちなみに、先ほど綱島ピーチゴルフセンターのサイトを見に行ったら、今年の日月桃はもう終わっていた)。

で、ブツはこれ。
1306peach01
サイズは小さいです。直径5〜6センチくらいかなぁ。
香りは最高!桃のパックを包んだビニール袋の中を嗅いだだけで昇天できます。
皮の産毛の手触りもえもいわれぬ感じ(毛足が長い感じ)。
で、肝心の味ですが・・・。ひたすら甘いわけではない。
酸味もあるし、ちょっと渋みもある。
でも、その方がなんか本物の果物っぽい気もします。
酸味の後味はさわやかで、あまり他の桃では味わったことのない魅力です。
食感は独特で、すごくクリーミー。

というわけで、来年も忘れずゲットしようっと。
なお、綱島ピーチゴルフセンターは普通の品種や変わった品種など、いろいろな桃を作っているらしいので、こちらも試してみたいです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*