パナソニックのマルチグリラーなるものを買ってみた。

最近自炊はサボり気味ですが、以前は魚好きなこともあって家でよく魚を焼いてました。
そのときに使っていたのが炉ばた大将というカセットコンロ。
美味しく焼けるんですが、さんまとかいわしとか油の多い魚は煙がすごい。
換気扇を全力で回しても部屋の空気が白くなってしまいます。

というわけで、以前にfinalventさんが紹介していたパナソニックのマルチグリラーなる商品を買ってみました。
最初に焼いたのはいさき。Wikipediaをみると、初夏のものは「梅雨いさき」というらしい。要するに旬ということですね。といっても、実は家でいさきって焼いたことがなかったので(生まれ育った北海道では出回っていなかったような)、「包丁さばき百科」という本を見ながら見よう見まねでうろこを落としたりえらやわたを取り除いたり。
結果ですが、ものの見事に煙は出ません。まぁいさきは油が少ない魚だということもあるでしょうけど、それを差し引いても全く煙も匂いもしません。
で、肝心の味ですが、適度に水分が抜けてほくほくした食感でとても美味しいです。昔は電気器具で魚を焼くなんてなんだかまずそーというイメージがあったけど、時代は変わるもんですな。
その後、ローストビーフを試してみました。肉のハナマサで牛のもも肉の塊を買ってきて、クレージーソルトとブラックペッパーをぐりぐりすりこんで焼くだけ。たこ糸で縛るとかめんどくさいことは一切省略。
実はローストビーフも焼くのは初めてだったけど、これまた上手くできました。ただ、あつあつの状態のを包丁で上手に切るのはなかなか難しい。最初はかなり厚く切ってしまったのだけど、そうすると筋の部分とかがなかなかかみ切れなくて難儀しました。これはやはり道具が大事ということで、ホテルの立食とかで使ってるような専用の道具を探したところ、ローストビーフスライサーなるものがありました。が、高い!日々ローストビーフを切るプロの料理人でもない身としては、ちょっと買う気がしません。
ふと、パン切り包丁なら形も似てるしうまく切れるのではないか、と思い立ち、ぐぐってみたら、いやー安いのがいっぱいある! これはやはりホームベーカリーの普及によるものなんでしょうか。このくらいの値段だったらまあ気楽に買えるし、よしんばうまくローストビーフが切れなかったとしても、そのときは本来のパンきり包丁として使えばよいし。
ということで、1300円くらいの関孫六とかいうのを買って使ってみましたが、少なくとも普通の包丁よりはずっとうまく(薄く)切ることができました。めでたしめでたし。



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