シューシャイン・デイ

子供の頃、家の本棚に並んでいた暮らしの手帖(1960年代のもの)を愛読していたのですが、その中で確か「今日はシューシャイン・デイ」とかいうタイトルの記事がありました(これも含めて以下もぜんぶうろおぼえ。間違ってたらすいません)。
「天気のいい秋の日曜日には靴を磨きましょう」みたいな書き出しに感化されたのか、今でも秋晴れの週末になると、日頃さぼっている靴磨きをやらなきゃという気分になるんですよね。

記事の中身は、都心(八重洲だったか丸ノ内だったか銀座だったか)の路上の靴磨き職人に靴の磨き方を教わるというものでしたが、その手順は、
1.ブラシや布で汚れを落とす。
2.汚れ落としクリーナーで汚れや古いクリームを除去する。
3.乳化性クリームを少量とって靴全体に広げ、磨く。
4.油性クリームを少量とって靴全体に広げ、磨く。
5.ぼろ切れをいらなくなったパンストでくるんだもので磨き上げる。
という感じ。
マニアックな靴好きでもなければ、今でもこのやり方は十分通用するんじゃないでしょうか。というか、私は油性クリーム(今ではワックスと言うのかな)は使わないなー。めんどくさいし、顔が写るほどピカピカなのもそんなに好きじゃないし。

何はともあれ、そんなわけで久々の靴磨き。今回はプライベートで履く2足を磨きました。どちらも一生物だと思い込んでます。

Paraboot Chambord
140927paraboot
この形の靴は心底気に入っていて、20年以上前からいろんなメーカーのものを履き続けてきました。その中でもこれがいちばんごつい感じで好きかな。できれば一生履き続けたいけど、だめになったら同じものを買うと思います。

Trippen Tyler
こちらは最近買ったものだけど、Parabootに負けず劣らず気に入ってます。高さがあって靴紐の存在感もありながら、バイクブーツやワークブーツみたいなハードな感じが全くないのが良いです。
140927trippen

実は仕事用の靴もしばらく磨くのをさぼってるんだけど、今日はもういいや。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*