注文していたケーブルが届いたと近所のナショナルショップから留守電が入ったのが注文した2日後。さすが家電の世界は行き届いています。お値段はピンコードとアースコードを合わせて735円也。
ということで製作です。
まず、ピンコードの片側のプラグをニッパーで切り落とし、カッターで慎重にビニール被覆を剥き、銅線をそれぞれ撚り、念のためGND側に熱収縮チューブをかぶせ、DINプラグにハンダ付けします。
アースケーブルには、アンプに高周波雑音が侵入しないよう、ターンテーブルとDINプラグの間にはコアにケーブルを巻いたものを、DINプラグとアンプのアース端子の間にはフェライトビーズをそれぞれ入れます。これは某氏のやり方を見よう見まねで取り入れたものです。
できあがりはこんな感じ。トータルコストは3000円強。
実際に接続して今レコードをあれこれ聴いていますが、特にハムが出るわけでもなく、普通に音が出ています。
さすがアナログ界のOEM元締めテクニクス/パナソニック/ナショナル、地味にしっかりMM文化を下支えしてDJさん達を守り立ててらっしゃる。
すばらしいことです。
アースコードはケーブルに密着させてループ面積極小化を図るのが吉です。
細かいはんだ付けお疲れ様でした。
>某氏
いつもお世話になってます。
テクニクスいいですよね。補修部品が安いとか、近所の電気屋に修理を依頼できて修理の期間も非常に短いとか、かゆい所まで手の届くサービスはなかなか真似できないことだと思います。
アースコードの件、アドバイス助かります。
ちなみに、SL-1200の現場裏話ページがなかなか面白いです。
http://panasonic.co.jp/ism/sl1200/index.html