ヒューストン

昨日の記事で取り上げた「Jazz The New Chapter ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平」の中に、グラスパーの経歴についてこんなことが書いてあります。

彼は地元ヒューストンのハイスクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツへ進学。ミュージシャン、俳優、声優、コメンテーターなど、様々な人材を輩出するこの名門高校のジャズ科で、楽曲やハーモニーなどの理論の基礎を学んだ。

また、同書の山中千尋のインタビューでも、「今活躍する多くのミュージシャンを輩出しているヒューストンの高校」という言及があります。

ヒューストンといえば、先日取り上げたマルキオーネ・ギターズもヒューストンにあります。
マルキオーネを知るきっかけになった、渡米してマルキオーネで働いている方の膨大なブログ、まだごく一部しか読んでませんが、ヒューストンの地元の音楽シーンのようなものがおぼろげながら伝わってきます。
「さすがアメリカ、ヒューストンなどというローカルな街でもちゃんとそれなりの音楽シーンががあるんだな。それにしてもなんでマルキオーネみたいなトップレベルと目されているらしいギター製作家がヒューストンなんかにいるんだろう」なんて思ってましたが、どうやらそれは思い違いだったようです。
ウィキペディアを見ると、ヒューストンは人口約210万人と全米で4番目に大きい都市で、都市圏人口は592万人。日本で言うと、名古屋が市自体の人口(228万人)も都市圏人口(532万人)もだいたい一緒ですね。
でも、これまで読んできたアメリカのポピュラー音楽に関する書き物で、ヒューストンという街がクローズアップされたことってあったかなぁ。見落としていただけかもしれないけど。
うーむ。


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