黒田徹「基礎トランジスタ・アンプ設計法」「実験で学ぶ最新トランジスタ・アンプ設計法」オンデマンド版がアマゾンで売られている件。

すっごく久しぶりにオーディオの話。

以前、黒田徹氏の「基礎トランジスタ・アンプ設計法」「実験で学ぶ最新トランジスタ・アンプ設計法」を復刊ドットコムにエントリーして、多くの方々の協力によりオンデマンド出版により復刊が実現しました。
が。2013年にはインプレスのオンデマンド出版サービス「インプレス・ダイレクト」が終了。再び入手ができなくなってしまいました。
まあ仕方がないかと思っていたんですが、最近たまたまアマゾンで検索したら、なにやらオンデマンド版が在庫ありの状態になっている。
これって何?と思って調べてみたら、アマゾンが2011年からやっている「プリント・オン・デマンド(POD)」というプログラムで出版されているらしい。へえーすごいじゃん。

・・・まあ、最近はこれらの本に載っている作例(DCアンプ)が初段で使っているデュアルJFETはほとんど入手不可能なので(それどころか足の生えた部品自体が次第に絶滅しつつあるという話もあるようですが・・・)、最初に読む本としては黒田氏の本なら「実験で学ぶトランジスタ・アンプの設計」がいいと思います。洋書ならDouglas Self氏の本がいいらしいですね(実は持ってるけど読めていない・・・)。Small Signal Audio Designなんか、オーディオ・プリアンプ(アナログレコードのイコライザ・アンプとか)のみならず、ミキサーやらマイクプリやらのことが載っている、和書には類書がないと思われる本です。

    
 


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