デヴィッド・ボウイが死んで思ったこと。

とにかく、新作(まだ注文してもいなかった)がリリースされた直後だったので、虚を突かれたというか唖然としたというのが最初の反応。
アマゾンを見に行ったら軒並み品切れ状態。取りあえず注文だけは入れておきました。

次に思ったのが、自分がティーンエージャーの頃にファンだったミュージシャン(1940年代生まれ)が結構な頻度で死んでいくのだなあということ。そしてその頻度はどんどん上がっていくんだろうなということ。
ここ数年では、ルー・リードとかバート・ヤンシュとかジョン・レンボーンとかクリス・スクワイアとか・・・。

そんなことを思っているうちに、ツイッターやFacebookにいろんな人がいろんなコメントをしているのが流れてきました。
ほとんどは、自分なりの関わり(多くはどんなに衝撃を受けたか)を思い起こしながら故人を偲ぶもので、やはりしんみりとしてしまいます。
私にとってのデヴィッド・ボウイは、高校の時に初めて聞いたヒーローズです。ポップなところなど微塵もない(と当時は感じた。今はそうでもないけど)どろどろの混沌とした音楽に強い衝撃を受け、ロックというものに対する見方が大きく変わったのを覚えています。
リアルタイムで初めて新譜として聞いたスケアリー・モンスターズもすごいインパクトだった。
83年(だったかな?)の来日公演も見に行きました。野球場で芥子粒のようにしか見えなかったこと、ロバート・フリップやイーノがいないとずいぶんポップな感じになるんだなと思ったことを覚えています。

その後はそれほど強い関わりを持つことはなくなったように思うけど、今でもヒーローズのジャケットを見ると当時の衝撃が思い起こされてなんだかざわざわします。


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