出雲旅行記 その2(一畑電車)

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昔々、札幌の中心部と、札幌の奥座敷などと言われる定山渓温泉を結ぶ定山渓鉄道というローカルな私鉄がありました。
幼い頃から鉄道に興味があったので、いつかそのうち乗ってみたいなと思っていたのですが、札幌オリンピックの少し前に市営地下鉄が出来るのと引き替えに、定山渓鉄道は廃止に。

そんなこともあってか、地方のローカルな私鉄には郷愁まじりの愛着を感じることが多いです。
それほどたくさん乗り歩いてきたわけでもありませんが、上田電鉄別所線とか、香川の琴電とか、愛媛の伊予鉄とか、富山地鉄とか。どれも好きな鉄道です。
松江と出雲大社を結ぶ一畑電車も大好きな電車です。山陰ならではの地方色を強く感じるせいでしょうか。

■松江しんじ湖温泉駅
とてもモダンな駅舎。以前に来たときはこんなんじゃなかったと思うのだけど、でも昔どうだったかは全然思い出せない・・・。
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■車窓風景
前半の多くは宍道湖のほとりを走ります。浜名湖とかもそうだけど、本州の汽水湖って生活が近いというか、なんだかのどかなんですよね。ぼんやり眺めているだけで気分がのんびりしてきます。北海道の湖の多くが秘境っぽいのとは対照的。
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■一畑口駅
一畑薬師への入口にしてスイッチバック駅(経緯はWikipedia参照)。向こう側で線路が二股に分かれているのがわかるでしょうか。左側が松江方面、右側が出雲大社方面です。それにしても超広角の魚眼レンズは遠くのものを克明に記録する用途には全く不向きであった・・・。
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■出雲大社前駅
このレトロな駅舎いいですよねー。ステンドグラスの部分は昔はアールデコっぽい放射状のデザインだったような記憶があり、昔の写真を漁ってみたら、今と同じステンドグラスだった・・・。なんと当てにならない私の記憶。
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