月別アーカイブ: 2012年5月

自炊の原点

先週は、週末に作った豚汁に納豆卵と漬け物をずっと食ってた。
今週は、週末に作ったカレーに漬け物と牛乳。

豚汁にカレー。どこの自炊初心者だよっ!って感じですが。
私が就職して東京で一人暮らしを始めた頃、主に経済的理由から自炊を始めたのだけど(就職して2年間はテレビも電話もなかった。風呂もなかった)、レパートリーなどろくすっぽないので、簡単で栄養も取れるということで豚汁とカレーはよく作りました。まぁ、よくある話だけど。
ちなみにカレーは当時も今も、ヱスビーディナーカレー(当時はフォンドボーという名前だったような)辛口。当時はずば抜けて辛かった(甘みも強い)。今はどうだか知らない。
今も豚汁やカレーを作ると、当時のおんぼろアパート暮らしのことをぼんやりと思い出します。

しかしよく考えたら、コンロが一口しかないという点では当時とよく似た自炊環境だな。当時のコンロは都市ガスで、いまはカセットコンロという違いはあるけど。これってなんか劣化しているような気が(金はずっとかかる)。


「勉強」の見直し

週末、本屋で「大人の勉強のやってはいけない!〜仕事と勉強を両立させる108項目」という本が平積みされていたのを見て買ってしまいました。

この手の本って、全く思いもよらなかったようなことが書いてあるわけではないんですよね。
たとえば、この本の第1章は「目標の立て方編」なんですが、、中には「こういう間違ったやり方をやっていませんか?」という項目が列挙されています。どういう項目かというと、
「そもそも目標がない」
「目標が目標になっていない」
「続けることを目標にする」
「期限を決めていない」
「期限が長い」
「本当はやる気がない」
「逃げ道を作っている」
「複数の目標を同時に抱え込む」
「目標を語る自分に満足する」
という感じです。人によって感想はまちまちでしょうが、薄々そうなんじゃないかと思いつつ、あまり考えないように・触れないように日々やり過ごしていることが書いてあるという印象を持つ人もそれなりにいるんじゃないでしょうか。
そういうことを、自分自身に対してあからさまに文字として突きつけるというのが、こういう本の価値なんだろうなと思います。自分にハッパをかけるというか。

ちなみに、この本が対象とする勉強は実学に関するもので、趣味とか教養については、

・・・目標や期限というのは特に設ける必要はないでしょう。いくらでも好きな時間を使って気の済むまで極めればいいと思います。

とされていますが(「教養編」という章もある)、こと音楽についてはスキルを習得するという側面が大きいこともあって、実学とそんなに変わらないような気がします。好きな本を気の向くままに読むような場合は別だけど。

てなわけで、なんとなくこの本で実学・趣味の勉強について見直しをし、併せて「断捨離」で身の回りのものを見直すことをやろうかなとか思っている今日この頃。


異変

朝、いつものように6時半過ぎの電車に乗る。
な、なんだこの混みようは。
いつもの倍以上混んでる気がする。原因を解明すべく客層がいつもと違うかどうかチェックを試みるがよくわからず。どこかの線で何かのトラブルがあって振り替え輸送しているのかとも思ったけど、そのような放送がかかるでもなし。

地下鉄の乗り継いで地上に出る。
なんか変な天気だな。空は明るいのになんだか暗い。太陽のところにだけ雲がかかっているようなときの感じ。
・・・と、なんか何かをかざしながら太陽の方を見ている人がちらほら。

そっか、今日が金環日食か・・・。


羊頭狗肉

昨日読んだあるブログの記事に、

日経の見出しの付け方(中略)は、いささかミスリ-ディングの感があります。(中略)なんにせよ、日経新聞がつけた見出しだけで分かったような気分になるのではなく、ちゃんと中身を読むことが必要です。

と書いてありました。

記事のタイトルがミスリーディングだとか、書名が本の内容を表していないとかいった話は、数年前からすごく目立つようになった感覚があります。
最初は、そんな羊頭狗肉なことをやってたら、そのうち中身も読んでもらえなくなるんじゃないかと思ってたんですが、その後も羊頭狗肉なタイトルは減るどころかますます増える一方のような気がします。
おそらくこれは、私が当初感じたこととは全く反対のことが、マスコミとネットの膨大な営みの中で実証されつつあるということなのかな、と思うようになりました。それはつまり、羊頭狗肉に対しては学習機能が働かない(働きづらい)ということではないかと。
そういえば、社会人になりたての頃、通勤電車の女性週刊誌の吊り広告に「聖子 歌う分娩台」とか「ああ鬼母 赤ちゃんの頭に五寸釘」とかいう見出しを発見して目が点になったり頭が真っ白になったりし、ついつい本屋に行って立ち読みしたら全然大した記事じゃなかったことを思い出しました。さすがにわざわざ現物にあたって確かめるような面倒なことはほとんどやったことないけど、これがネットでクリックしたら記事が見られるということだったら、ついつい見てしまう頻度もはるかに高くなるかもしれません。

こういう「釣り」って、週刊誌には昔からあったけど、今や書籍や新聞も含めたメディアやネットに全面的に普及しつつあるということなのかな。


モバイルキーボード買い直し

以前紹介したモバイル用キーボードkorg nanoKEY2ですが、やはり普通のキーボードと同じような感覚で使うのはちょっと難しいということで、もう少し普通のキーボードに近い形状のものを見繕うことにしました。
候補はAKAI LPK25M-Audio Keystation Mini 32のふたつ。特徴は、
1.AKAIは25鍵、M-Audioは32鍵。その分、AKAIの方がコンパクトだが、M-Audioも大きめのバックパックとかになら問題なく入る。重さはどちらも450グラムくらい。
2.AKAIの方が鍵盤のクオリティは高い(弾き比べた個人的印象)。M-Audioもまぁ許容範囲。いずれにしてもnanoKEY2よりは全然普通の鍵盤に近い感覚で弾ける。
3.AKAIにはアルペジエータやタップテンポがついている。
4.M-Audioにはピッチベンドとモジュレーションがついている(ホイールではなくボタン)。

で、私の評価は、
1は重要。これだけ鍵盤数が少ないと、7鍵の違いは大きい。
2も重要だけど違いはそれほどでもない。
3と4はそれほど重要ではない。
ということで、値段はいずれも6000円台でそれほど変わらないことから、M-Audioに決定。昨日Rock on companyに行って買ってきました。

それにしても、昔だったらキーボードをこんな短期間に買い直すなんて考えられなかったよなー。
値段が劇的に下がったせいもあるけど、でももう少し買い物はしっかり吟味して慎重にしなくてはと反省。

あと、Digital Performerはやはりテンキーがないと使いづらいので、エレコムがMacbook Air向けと称して出しているテンキーをアマゾンで購入。

さて、これだけ環境を整えていったい何ができるのやら。