【来場御礼】暮らしの音楽ライブIV レバ+クラモトキョウコ、heli@渋谷North Marine Drive

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9/7(日)の「暮らしの音楽ライブIV@渋谷North Marine Drive」、おかげさまで無事終了しました。
当日は昼過ぎまで結構な量の雨が降っていて、どうなることかとひやひやしましたが、夕方には何とか上がってくれました。とはいえ足下は悪いわけで、そんな中たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。

前半は私が演りました。
演奏の出来は、例によってアレなところも多々ありましたが(汗)、それでも「花火と子供」「青空のかたち」という新曲2曲を披露できてよかったです。詳しくは明日以降に動画を上げる際に・・・。

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後半はレバさんクラモトキョウコさん(アコーディオン)とのデュオ編成はこれまで2回見ていて、本当に良かったので、今日も絶対良い演奏をしてくれると確信してましたが、そんな期待に十二分以上に応えてくれたと思います。

私がこういう音楽活動をするようになったきっかけの一つ(それも大きな一つ)が、レバさんの作品を聞いたことだと何回か言ったり書いたりしてきました。
では、レバさんの音楽のどういうところに惹かれたかというと、音楽の魅力ということに尽きるわけだけど、高度で複雑だけどスタジオミュージシャン手癖系(フュージョンやAORで聞かれるような)のものとは一線を画したコードワークとか、シンプルだけど要所要所でピリッとしたフレーズを交えるギターとか、繊細な味わいの唄とか、そういったものが渾然一体となった音楽そのものがとにかく良いんですよね(なんかうまく言えなくてもどかしいのだけど)。

歌詞は、そのような音楽の良さが引き立つよう、ウィットやユーモアやペーソスを交えつつ、控えめな表現が選ばれている感じがします。強すぎない言葉というか。
一方で我が身を省みると、割と言葉は強めというか、音楽と必ずしもしっくり来るわけではないいびつさを、今は選ぼうとしているのかなと再認識しました。
そういう意味では、少し違う場所にいるとも言えるんですが、でもレバさんの音楽の魅力を最大限に味わうのに、あまり強くていびつな言葉はふさわしくないような気もするし、もしかしたら自分が目指している音楽も本質的にはそういうものかもしれない。
何となく二つの行き方の間でしばらく葛藤しそうな気もします。

(そういう意味では、レバさんと似た方向の音楽でいびつな言葉がついているのが、これまた大好きなプリファブ・スプラウトなのかもしれないと思うんですが、歌詞が英語なので、言葉のいびつさをダイレクトに感じ取ることができないのが残念です。)

クラモトキョウコさんのアコーディオンは、レバさんの音楽の繊細でセンチメンタルな部分によくフィットしていたように感じました。7年くらい前にレバさんのライブを見た時にはサポートはギターだったけど、どっちが好きかと言われれば私は断然アコーディオンです。
特に、最後に演ったWindowという最近の曲は、曲作りの時点でアコーディオンを想定している感じで、非常に効果的な感じがしました。曲の最後の方でいったん音が消えて、そのあとアコーディオンがすーーっと入ってくるところは本当に美しくて、聞くといつも半泣きになります
(笑)。

それにしても、最初にレバさんの宅録作品を聞いた時には、一緒にライブをやる日が来るなんて全く思ってもいませんでした。
そういう意味では、今回のライブはいつにもまして感慨深いものがありました。
ありがとう&今後もよろしく>レバさん、クラモトキョウコさん


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