朝アップしたライブレポートにセットリスト書くの忘れた。
1.ハイビスカス
2.同潤会アパート
3.月と桃
4.いつか住んでいた家
5.花火と子供(新曲)
6.白い月
7.自然には、かなわない
8.ホルモン
9.青空のかたち(新曲)
今回は久々に新曲をやりました。それも2曲も。やったね。
というわけで、新曲について動画とコメントを。
■花火と子供
月と桃を共作した音楽友達のあのまりあさんは、朝の通勤電車でiPad mini+GarageBandを駆使して曲を作っているとのことですが、1ヶ月半くらい前のmixiの日記に、ボサノヴァの曲を作った、と書いてありました。
で、このメロディには是非ポルトガル語の歌詞が欲しい、と。
でも、自分では書けないので、とりあえずGarageBandでサウンドスケッチ的なものを作って、お蔵入りとのこと。
ちなみにそのサウンドスケッチは↓です。かっこいいですよねー。
全くもってもったいないなぁと思ったんですが、その数日後のあのまりあさんの日記に、家族が公園でやる花火をテーマにした、ちょっとしんみりしたエッセイがあったんですね。
その末尾の方に、
次に花火をやるのは、孫と・・・かな。
とか書いてあって、ぎょえ〜と思ったんですよ。
私には子供もいないわけで、ましてや孫のことなんて考えたこともなかったわけですが、私とほぼ同世代のあのまりあさんが、自らのこととして孫について語っているのは相当インパクトがありました。
一方で、これをネタに、昨日の曲に歌詞をつけてみたらどうだろう?というアイディアが唐突に浮かんできました。
「音楽とことば」という、何人かの音楽家に歌詞をテーマにインタビューした本がありますが、そのなかで曽我部恵一が、
ダンスホール・レゲエの人が書く歌詞も、凄くドメスティックでいいよね。(中略)「おじいちゃんになっても愛してるで〜」みたいな。ああいうことを歌えるのは、凄く勇気があると思う。
と言っていたのを思い起こして、「孫ならおじいちゃんに勝てるかもしれない」とかよくわかんない考えが頭の中を渦巻き、あとは歌詞作りまっしぐら、という感じ。
てなわけで、出来上がった曲の出来映えについては正直なところ半信半疑でしたが、一方で「孫」って一定以上の年代の多くの人の心を揺さぶるものなのだから、その心の揺れをうまく捉えることができたら面白い歌詞になるはずだ、という気持ちもありました。
とりあえず今回のライブで披露して、それなりに肯定的な反応もいただけたので、いくぶんは安堵していますが、さてどうでしょうか。
(リズムはよれよれだし、歌詞を忘れている箇所もあるけど)
拙作を取り上げて頂き、感謝感激アメアラレでありマス。
元ネタよりしっとりしゅた感じで、heliさんの良い部分が出てるように思います。
このライブ動画から伝わる魅力って、自分が曲を作ってる時には想像も出来ないモノなンですよね。
第三者に再現してもらって始めて「あ、この曲ってこんな活かし方があるンだ!」ってビックリするワケで。
そうやって「驚ける」コトがとても嬉しいし、作曲者冥利に尽きますデスm(_ _)m
しゅた→した
orz
>あのさん
こちらこそ、滅多にない貴重な経験をさせていただきました。正直なところ、最終形のイメージなどないまま、行き当たりばったりの思いつきで突き進んでみた感じですが、思いのほか面白いものが出来たなぁと思ってます。
どうもありがとうございました!