「ギター・マガジン・ピックアップブック」というムック本を古本で入手しました。
2003年発行という、やや古い本ですが、ピックアップ94機種(ハムバッキング50機種、シングルコイル44機種)の音をCDで聞けるというのが売り。
ということで聞いてみましたが・・・。うー。予想通り94機種も聞くとわけわかんねー。香水を選ぶとき一度に試すのは3種類までとか言われるらしいけど、そんな感じ。
まあそれでも、ハムバッキングとシングルコイルの音の違いはよくわかりましたよ(そんなもん94機種も聞かなくたってわかるって?まあそうなんだけど・・・)。
あと、やはりシングルコイルの中でもフェンダー系とP-90系は全然違いますね(そんなもん・・・以下略)。
逆に言うと、ハムバッキング同士、シングルコイル同士では、確かに音は一つ一つ違うんだけど、これじゃなきゃだめ!みたいな感じはあまりなかったかも。
何はともあれ、自分が好きなのはP-90系だということを再確認。ハムバッキングとシングルコイルのどっちが好きかと言われたら前者なんだけど、もうちょっと高音にひと伸び欲しいなということでP-90、という感じ。
ちなみに、ハムバッキングとシングルコイルがそれぞれCD1枚に収められているんだけど、両者のフレーズが違うんですよね。冒頭のクリーントーンは、前者が白玉系のじゃらーんという弾き方、後者はファンクっぽく低音弦の単音リフの後に高音弦ハイポジションで16分音符のストラミング。まあ実際の使い方はこうだと言われればそうかもしれないけど、比較はしづらい。
リプレイスメント用ではあんまり売ってないんですが、
ハムバッキングよりちょい高域追加っていうと
グレッチのダイナソニックとか
リッケンバッカーのトースターとかも味わい深いですよ。
またリッケンバッカーのハムバッカーは
ハイゲインよりはトースター寄りで
ハムバッカーという優れものです。
なるほど、いろいろあるもんですねー。
ちなみに、実は今探そうとしているのはフローティング・ピックアップなんですよ。
だから、今回買った本も直接は役に立たないんですが、ピックアップによってどのくらい音が違うもんかなーと思って。
そういえば、バーンズのピックアップもブライアン・メイが使ってたくらいだから(改造はしているみたいだけど)特徴あるのかな。
Brian MayはTrisonicを巻き足しているって話だったとおもいます。
いま、リプレイスメント用で売っているTrisonic mini
(ストラト用の座繰りサイズ)はわからないのですが、
フェンダーは開発時期の関係からアルニコなのに対して、
磁石にフェライト使っているから出力高めだって
話があったと思います。
どちらもうろ覚えのふさだかな話で切れ味が悪くて
済みません。
なるほど。アルニコかフェライトか、なんてスピーカーと一緒ですね。
実はフェンダーのギターって弾いたことないので、音源等からの印象論でしかないのですが、フェンダーの音に比べるとバーンズは少し太い感じでしょうか。でも大きく括ると同じジャンルの音のような気もします。P-90とかとは全然違うというか。
そういえばheliさんはカジノ使いでしたね。
ドッグイヤーのP-90が基準になっているんですね。
ビグスビーつけたサンバーストのカジノはいつもほしいです。
(キンクスのレイデイビスの兄弟がゆーりアリーガットミーで使っていてかっこよいのです。)
ハムバッカーの音も好きなんだったら、P-100
っていう手もあると思います。
P-90より広域は甘いとのうわさですが…
キンクスもカジノなんですか。なるほど。
それにしてもやはりカジノは60年代のギターって感じです。
ポール・ウェラーやオアシスが使っていても、それは60年代の音楽を受け継いでいるという文脈な気がしますし。