北海道自家用車旅行その7〜夢風舎

午後一番くらいに晩成温泉を出発。目的地の霧多布まではまだ150キロ以上もあります。
ナウマン国道を走り、十勝河口橋を渡ったあと国道が二股に分岐するので走ったことの無い海側の道を行き、道道1038号線とのT字路にぶちあたったらまた海側の道を行ってしばらくすると厚内の集落にでます。

厚内といえば、高校3年生のときクラスメートとキャンプに来たことがあります。なぜ厚内だったのかは全く覚えてませんが、当時小樽と釧路の間を運行していた夜行鈍行列車「からまつ」に乗ったことは覚えています。「からまつ」には寝台車もありましたが、お金のない高校生には寝台を使うなどという贅沢もできず、古ぼけた客車の背もたれが垂直の椅子に座っていったのでした。到底寝やすい環境とは言えませんが、そこは高校生、夜遅くまで話し込んで、話し疲れたら爆睡するという。
その他の記憶は。。。「からまつ」の編成が長すぎて厚内のプラットフォームからはみ出してしまい、線路の上に飛び降りる羽目になったこと。クラスメートの親の勤務先(北海道開発局)から借りたテントの骨が鉄製で死ぬほど重かったこと。ジンギスカンをやったのだけど皆早く喰いたいものだから次第に生焼けのまま喰うようになったこと。地元の子どもが前輪か後輪のどちらかがタイヤがなくスポークだけの変な自転車に乗っていたこと。などなど。
もう40年以上前のことだけど。やはり懐かしい。

厚内を過ぎると国道38号線に出て、しばらく走ると大楽毛から釧路外環状道路という高速道路に入り、釧路の北の外れを走っているうちにあれよあれよという間に国道272号線まで連れて行かれました。なんか釧路を無視したみたいで申し訳ないような気が。

その時点で午後4時を回っていましたが、せっかくなので厚岸町片無去(カタムサリ)のカフェ「夢風舎」でお茶。
ワッフルとアイスクリームとハーブディーをいただきました。
自分のブログを検索してみたら、過去3回も取り上げていました。まあ、根釧地方に来たらやはり一度は立ち寄りたいところです。


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