月別アーカイブ: 2006年7月

ウーゾ(ウゾー)


ウーゾ(ウゾー)というギリシャのお酒のことを知ったのは、村上春樹の「遠い太鼓」という旅行記(?)でです。

ギリシャに滞在していた村上春樹がジョギング中に見知らぬおばあさんに呼び止められ、ウゾーを飲んでいくよう勧められ、ジョギング中にそんな強い酒飲めるかと思いつつやんわり断ると、「ウゾー体にいいよ」と言われたとのこと。
どんな酒なんだろと思ってましたが、最近、洋酒の品揃えが充実している近所の酒屋に置いてあるのを見かけ、先ほど買ってきました。三連休をいいことに昼間から呑んだくれる、わけじゃありませんが・・・。買ったのは「ouzo12」というやつで、ラベルのギリシャ文字がいとおかし。
ストレートで一口呑んでみた印象は、
・強い(40度だから当たり前)
・甘い(常温ストレートだとかなり甘ったるい感じ)
・ハーブの香りが強い
といったところ。まぁ人によって好き嫌いがはっきり分かれそうな味です。
どういう酒なのかなと思ってぐぐったところ、お水生活19年のバーテンダー日記というブログを見つけました。

アニス、コリアンダー、クローブ、アンゼリカ、カンゾウ、ミント、ウイキョウ、ハシバミ、シナモン等が使われることが多く、ぶどうを使用したギリシアの強い蒸留酒にこれらのものを浸漬後、さらに蒸溜したものを数ヶ月寝かせたのち、アルコール度数を40度前後に希釈して造られます。

とのこと。「アニス酒」と書いてあるページもいくつかありました。
何はともあれ、しばらく呑んでみようと思います。

水を入れると白く濁ります。


コーヒー豆


最近、コーヒー豆を客のリクエストに応じて煎ってくれる業態の店が増えてきました。

コーヒー豆の銘柄(ブラジルとかコロンビアとか)よりも煎り加減の方が、味に与える影響が圧倒的に大きいので、こういう業態の店が増えるのは大変ありがたいことです。
一年くらい前、この手の店が近所に出来たのでいつも利用しているのですが、注文するときは「油がにじみ出るか出ないかくらいの加減で」と注文します。このくらいだと、酸味がほぼ消え、焦げたような苦みもそれほどなく、甘味が一番感じられて好きなんですよね。
煎り加減の7等級(浅い方からライト・シナモン・ミディアム・シティ・フルシティ・フレンチ・イタリアン、だっけ)でいうとフルシティあたりに相当するようですが、そんな言葉よりも上記のようなオーダーの仕方の方が具体的な加減が伝わって良いのではないかと思ってます。


岡山のへんなもの

岡山の内陸部に巨大なガンダムを自作した奴がいるとの噂を耳にし、ぐぐってみたところ見つけたのがこちら
・・・大丈夫か岡山。

ガンダムは実物を見たらすごいのかもしれないけど、このページを見る限りではもっとインパクトが強い物件が目白押しという印象。亀甲駅舎とか、携帯持ってる白熊とか、団子握りしめる手に恐竜。ほんと大丈夫か? 包丁トギトギに美脚ゴリラもなにげにざわざわします。
なお、亀甲駅のところに、東北には土偶の駅舎があると書いてあったのでぐぐってみたところ、青森県の木造駅であることが判明。
・・・大丈夫か青森。


パワーアンプ自作への道その11~電源トランス2次側の波形

アンプの電源は、コンセントから取った100V交流を電源トランスで変圧し(電圧を必要な大きさに変える)、その後ダイオードで整流します(交流を直流に変える)。その際、
1.ダイオードに起因するスパイクノイズ
2.トランスに起因するリンギング
が発生し、音質に影響を与えると言われているようです。
てなわけで、どんなもんじゃろかと思って電源トランス2次側の波形を見てみました。


右上の角からつららのように下がっているのがダイオード由来のスパイクノイズなのかな。
その右側にリンギングと呼ばれるらしいビロビロとした振動が付随することがあるそうですが、この写真を見る限りそういうものはなさそうです(トランスによりだいぶ異なるらしい)。
対策として、ダイオードに並列にコンデンサを付け、さらにトランスの2次側にzobel(コンデンサー+抵抗)を入れてみました。

つららは小さくなっているように見えます。
ちなみに、ダイオード並列のコンデンサだけではつららはほとんどかわらず、zobelを入れると消えました。