月別アーカイブ: 2009年3月

スロークッカーを買ってみた。

これまでジスイネタとして紹介してきた料理は、作るのに手間がかからず、何日間かかけて食べることができて、ヘルシーで、外食ではあまり食べられない家庭料理、みたいなものが多かったと思います。で、そういう料理の典型は具だくさんの煮込み料理なわけですが、普通にやると結構時間がかかります。もちろん煮込んでいる間に別のことはできるけど、ガスの火を使う以上、寝たり外出したりはちょっとやばいですよね。
この点、圧力鍋は調理時間は短いのだけど、仕上がりのコントロールが結構難しい。いくら煮込んでも煮崩れない材料ばかりだったらいいんですが、そうでない材料が入っていると、例えばじゃがいもとかはちょっと時間がオーバーすると影も形もなくなってしまったり。

そんなことを考えていた折、よく時事ネタで面白くて参考になる記事をたくさんアップされているfinalventさんが、「スロークッカー」なる調理器具を紹介されているのを見て、興味を持ちました。
日本ではまだそれほど知られていないのではないかと思いますが(私が知らないだけ?)、アメリカあたりではたくさんの機種が売られていて(参考)、料理本もいっぱい出版されているようです(参考)。

電気釜っぽいルックスですが、構造・仕組みも基本的には電気釜と同じだと思います。違うのは、強弱2段階選べることと、加熱時間を自由に選べること。
強弱2段階とはいっても、強の方でもぐらぐら沸騰したりはせず、煮汁がすこし動くくらいの感じで、弱火でじっくり煮込むような調理スタイルです。
材料を入れてタイマーをセットしたら、外出したり寝てしまったりしても構わないようです。
で、帰宅したら、あるいは朝起きたら、料理が出来上がっているというわけ。
調理にかかる時間は長いけど、一旦セットしたら放置しちゃってよいので、拘束時間は一番短いかもしれません。

というわけで、併せて買った「スロークッカーでつくるはじめてレシピ」という本を見ながら、しばらくはいろいろ作ってみようと思います。
第一号は、さけの酒かす煮。これからいただきまーす。

※追記:
で、喰ってみた。大根がちょっと堅いな。にんじんといもも、もう少し火を通したい。ということで、さらに1時間加熱。結果は、にんじんといもはOK(ちょっと柔らか目。大根はまだ堅い。これは、どうやら加熱時間よりも大根のクオリティの問題のような気がする。包丁入れたときも、なんかガビガビな手応えだったし。うーむ。
でも、味は美味しいですよ! 今日の晩ご飯はこれと米だけ。これに漬け物でもあれば文句なしですね。


「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」に行ってきた。


か猫さんのブログ紹介されていた「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」を見に、上野の東京都美術館まで行ってきました。
ここ数ヶ月、かなり出不精な生活を送っていたので、久々の遠征という感じ。
この時期の上野ですから、改札を出るとかなりの人出で一瞬げんなり。が、桜とか動物園とか国立西洋美術館でやってるルーブル美術館展とかが目当ての人がやはり多いのか、少し奥まった東京都美術館まで来ると、だいぶ人混みもましになってきます。やれやれ。

で、アート&クラフツですが、この運動を唱道したウィリアム・モリスに関するWikipediaの解説が簡潔かつわかりやすくまとまっています。

ヴィクトリア朝のイギリスでは産業革命の成果により工場で大量生産された商品があふれるようになった。反面、かつての職人はプロレタリアートになり、労働の喜びや手仕事の美しさも失われてしまった。モリスは中世に憧れて、モリス商会を設立し、インテリア製品や美しい書籍を作り出した(植物の模様の壁紙やステンドグラスが有名)。生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践(アーツ・アンド・クラフツ運動)は各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの源流にもなったといわれる。

その後、大量生産の商品も激しい競争にさらされ続け、また技術も急速に進歩した結果、今日では「大量生産品だからデザインが粗悪」とは必ずしも言えなくなったという気もします。ただ、その分、もし自分の生活が美的な面で満足がいかないものだったとしても、それを大量生産品のせいにするわけにはいかない、とも言えるように思います。
そんなわけで、展覧会の入り口に掲げてあった「生活に美しくないもの、使わないものがあってはならない」(正確な表現は忘れた)というウイリアム・モリスの言葉は、なかなかずっしり来るものがありました。部屋を片づけなくては・・・って、なんか話がすごく低次元なところに落ちてしまった(泣笑)。

一方、大量生産では不可能な手工品ならではの美というのは当然あるわけで、今回の展覧会ではおなか一杯堪能することができました。特にファブリック類はデザインの美しさもさることながらさすがに丁寧な手作業ぶりが印象的。

そんなわけで、冒頭の絵はがき2枚をおみやげに買ってきました。ブックカバーとかポスターも気になったんですが。


Operator弾き語り

ここしばらくボサノヴァばっかりやってきたけど、久々に本業(?)のアメリカ・イギリスものもやってやろうということで、ジム・クロウチのOperatorを弾き語ってみました。
久々に唄ってみて、一番感じたのは、息が昔より格段に続くようになっていたこと。訓練のせいも多少はあるかもしれないけど、やっぱ最大の原因は禁煙したことでしょうきっと。唄うのがかなり楽に感じられます。技術的にはやはり難しいけど・・・(ギターも唄も)。
※追記:さきほどアップしたムービーを見直したのですが、ちょっといまいちだなぁという気持ちが強くなったので一旦消します。後日、ましなテイクが取れたら再度アップするつもりです。


月と桃のオリジナルバージョンをYouTubeにアップしてみた。が・・・

これまでYouTubeにはウェブカメラによる弾き語り動画しかアップしてこなかったけど、海外からのコメントをそれなりに頂けたこともあって、NEXTMUSICやMySoundにアップした音楽データもYouTubeにアップしてみようと思い立ちました。
第一弾として月と桃を選び、友人でイラストレーターのMachikoさんに月のイラストを提供してもらい、不慣れなムービー編集ソフト(iMovie HD)で編集し、アップしてみました。
が、なんだか音がひじょーに悪い。シュワシュワしたノイズがすごく乗ってしまってる・・・。それも最初からじゃないんですよね。アップした直後はそんなに悪くなかったのだけど、しばらくして聞いてみるとひどくなってる。
とにかくこの音質ではかなり不満なので、モノラルにして再度アップしてみました(下に貼り付けておきます)。今日帰宅したらまた聞いてみよう。

※追記:帰宅後聞いてみました。やっぱ最初にアップした方は音質がダメダメなので即刻消去。もっとも、後からアップした方の音質もかなりいまいちで、ぎりぎり許容範囲って感じ。


三連休。

この三連休、特に最初の日には比較的天気に恵まれましたね。
最近、土日は泥のように眠りこけていることが多かったのですが、この連休は暖かさもあってもぞもぞとはい出してきました。とはいっても、ずっとアクティブだったわけでは全然なくて、十分眠りこけてたような気がしますが。

金曜日は、10年くらい前に知り合った中国・四国方面のギター仲間と久々に再会。残念ながら、今だにギター弾いてるのは私だけのようですが。
知り合った当時、私以外のメンバーは20台半ばが多く(未成年もいましたが)皆独身だったけど、今回は夫婦+赤ちゃんでの参加が2組。時の流れをしみじみ感じます。
横浜中華街でランチの後、山下公園でのんびりひなたぼっこ。悪化する花粉症に悩まされつつ、ぽかぽかと暖かい一日を楽しみました。

土曜日はカフェ・ムリウイYojikとWandaライブ。3回目ということもあって、すっかりリラックスしながらハンバーガーや生姜汁を呑んだり喰ったり。
演奏も、これまたいつものように、おなじみの曲を新しいアレンジで聴かせてくれます。今回は初めて聞く神出高志さんのアコーディオンとのコラボということで、新鮮な感じで楽しめました。それにしても、ボタン式アコーディオンは難しそうだ・・・特に左手の小さなボタンはよく正確に弾けるなーと思います。

さて。明日からは年度末のつじつま合わせもいよいよラストスパート。