月別アーカイブ: 2007年9月

コーティング弦を買ってみた

これまでギター弦はもっぱらダダリオの一般品を使っていたのですが、たまたま楽器店で「エリクサー サマーキャンペーン2007」と称して「Anti-Rustプレーン弦仕様 エリクサー アコスティック80/20ブロンズ弦」なるものを2セット+セームクロスで売り出していたので(そんなに安いわけではないと思うけど)、買ってみました。

エレキとアコギを持っていて、どちらもコンスタントに触るのなら良いのですが、実際にはどっちかに集中しているときにはもう一方がお留守になる、という感じで、お留守の時にも弦の劣化が進むのがなんだかもったいないと思っていたので、コーティング弦なら劣化が進まなくていいかなと思ったわけです。
で、しばらく使ってますが(先日アップしたジム・クロウチの左側ギターがエリクサーです)、割とおとなしめの音のような気はするもののそれほど違和感はなく、これで通常の弦の何倍も使えるのならまぁいいかなという気がしています。
というわけで、エレキ用も買ってきましたが、まだ張っていない・・・。
ちなみに、エリクサーのホームページ見て、プレーン弦にはコーティングされていないことを初めて知りました(常識か?)。「新開発の特殊な耐腐蝕加工を施したプレーン弦は、音質は変えずにサビや腐蝕を抑え、従来のプレーン弦と比較して寿命を3~5倍も延ばすことに成功しました。」と書いてあるけど、さてどんなもんかな・・・。


ポリー・ポールズマの新譜

 今日、本屋でミュージック・マガジンを立ち読みしたら、ポリー・ポールズマの新譜「フィンガーズ&サムズ」が出た!とのこと。早速Amazonに注文しました。

 ポリー・ポールズマはイギリスのシンガーソングライターで、数年前たしか高橋健太郎氏のブログでアルバム”Scissors in My Pocket“が紹介されているのを見て、興味を持って買ってみたところ、とても気に入って良く聞いていたことを記憶しています(現在友人に貸しっぱなしですが)。
 おおざっぱに言えばスザンヌ・ヴェガ系の雑草ヴォーカル+アコギのシンプルな音楽ですが、スザンヌ・ヴェガがそうであるように曲は中々多彩で聞き飽きない魅力がありました。ミュージック・マガジンのレビューを見た感じでは今度の新作も中々良いようですが、さてどうでしょか。
 ちなみに、Amazonに注文していたジョニ・ミッチェルの新譜とトッド・ラングレンの”Todd”も最近届きました。まだちょろっとしか聞いてませんが、きちんと聞いたらまたこちらに感想書くとすっか。


歌にたくして(ジム・クロウチ)

先日作りかけの段階のものをアップしたジム・クロウチの「歌にたくして(I’ll have to say I love you in a song)」、一応完成したのでプレイヤーズ王国にアップしますが、公開まで2週間くらいかかるので、それまでとりあえずこちらに置いておきます。例によって拙いものですが、よかったら聞いてやって下さい。
【2007.10.2追記】
プレイヤーズ王国改めMySoundで公開されましたので、こちらから聞いて下さい。

ジム・クロウチの音楽の魅力は色々あるかと思いますが、私が惹かれるのは・・・
1.2本のアコースティックギターの絡み
 といえば、私は真っ先にジェイムズ・テイラーとダニー・コーチマーを思い浮かべるんですが、ジム・クロウチとモーリー・ミューライゼンのギターの絡み具合も負けず劣らず非常に心地よくて大好きなので、ぜひやってみたいと思ってました。そのうち自分なりのバッキングを作れたらいいなぁ。
2.力強い低音ヴォーカル
 なにせ最初に聞いたポピュラー音楽がビートルズだったこともあって、昔からずっと高い声にあこがれてきたのですが、ジム・クロウチのすごく弾力と浸透力のある低い声を聞いて、地声の低い自分が目指すべきはこっちだ、と最近思うようになりました。今回の北海道旅行でも車を運転しながら低くて力のある声を出す練習をずっとやってました。同乗者がいたら迷惑きわまりない話だと思いますが(笑)。
しかし、いまだにミックスの仕方(つーかエフェクターの使い方)がようわからん・・・。


今回の旅行で訪れたところの蔵出し写真

今回の旅行は、天気予報があまり芳しくなかったこともあって、カメラを持って行かなかったんですよね。
ということで、数年前の旅行で撮ったものではありますが、今回訪れた場所の写真を何枚かアップします。古いデジカメをプリントしたものをスキャンしたので、色とかかなり不自然ではありますがご容赦下さいまし。

○オンネトー

阿寒湖の西にある小さな湖。いかにも観光地然とした阿寒湖に対し、オンネトーはそれなりの整備はされているものの秘境らしいたたずまいを残しています。光の加減でエメラルドグリーンになったりターコイズブルーになったりする水の色が素晴らしく、背後の雌阿寒岳と阿寒富士と合わせて絶妙の眺めを作り出しています。
○三香温泉

屈斜路湖のほとりにある温泉。近年の温泉ブームで妙に力みかえった温泉が増える中、ここの露天風呂はなんとも力の抜けた雰囲気が心地よく、こちら方面を旅行するときはいつも立ち寄らせていただいていました。が、今年いっぱいで店じまいする方向だとのこと。残念です。
ペンション・ポーチ(右)と霧多布湿原トラスト(左)

霧多布を訪れたときにはいつもお世話になっている宿。オーナーの瓜田夫妻の人柄に惹かれて常連となっているお客さんも多く、いつも美味しい料理やさまざまなツアーを楽しませていただいています。
左側の霧多布湿原トラストは、民有地の買い上げによって霧多布湿原を保全することを目的に、瓜田さんを含む地元の方々によって設立されたものです。私も一応会員になってます。
○琵琶瀬木道

霧多布湿原トラストの左側から湿原の方に向かって伸びる木道。毎朝起床後にこの木道を散歩するのが習慣になってます。広大な湿原の中に多くの花や鳥を見ることが出来ます(運が良ければタンチョウヅルを見ることもできます)。
○霧多布湿原カヌー
【上流】

【下流】

ペンション・ポーチのツアー。湿原の中を流れる川をカヌーで1時間半くらいかけて楽しみます。今回の旅では潮の関係で琵琶瀬港から上っていきましたが、この写真を撮ったときには上流から下っていきました。上流の川幅が細いところと下流のほとんど海に近いところの写真を載せておきます。このときは晴天に恵まれた上に風がほとんどなく、下流の方に来たときには空が川面に映りこんでなんだか空をカヌーで飛んでいるような不思議な感じでした。
霧多布湿原のカヌーは、広々とした湿原と空を体いっぱいに感じることができるのが良いですね。


北海道旅行終了。


ということで、本日は北海道旅行の最終日。

 午前中はペンション・ポーチの嶮暮帰島ツアー。嶮暮帰島は霧多布の沖に浮かぶ無人島で、琵琶瀬港から船で渡ってハイキングを楽しみます。今回はちょっと暑いくらいの気候だったせいか蚊が多くて難儀しましたが、お弁当を食べながらだだっぴろい風景をのんびり楽しむのは最高!です(写真はお弁当を食べた場所です)。
 午後は厚岸町片無去(カタムサリ)の夢風舎でのんびりお茶。片無去は茫漠たる酪農地帯で、およそ観光地というわけでは全然ないところなので、夢風舎のことを知ったときに「なんでこんなところにカフェが・・・」と思って、いつか行ってみようと思ってたんですよね。広大な牧草地で牛が放牧されているのを眺めながらのんびりお茶するのは、とても気分がよかったです。今後道東を旅行するときは立ち寄りたいものだと思いました。
 その後は、塘路からコッタロを経由して鶴居村温泉のホテルtaitoの露天風呂でふやけてました。いわゆる美人湯というお肌ツベツベ系の温泉で、温度もややぬるめで長時間漬かってリラックスするのには中々よかったです。
 それにしても、今回は4日間毎日温泉でふやけてるな。