村上春樹の小説は「ダンス・ダンス・ダンス」までしか読んでないし(その「ダンス・ダンス・ダンス」もどんな話だったか全然覚えてない・・・)、エッセイ類もほとんど読んでないんですが、なぜか旅行記だけはよく読んでます。
特に、最初の旅行記「遠い太鼓」は何度も読み返したし、このブログでも何度も取り上げてます(検索すればいくつか記事が出てきます)。
そんなわけで、先週末に近所の本屋で新刊の旅行記「ラオスにいったい何があるというんですか?」を見かけて、直ちに購入。
「遠い太鼓」にギリシャの島に滞在していたときの話が出てきましたが、今回二十数年ぶりに再訪する話が出てきます。
ミコノス島では、滞在していたレンタルハウスを管理人のヴァンゲリス(もちろん音楽家のヴァンゲリスとは別人)の消息を尋ねたところ、5年前に亡くなったとのこと。
この文章は2011年に書かれたとのことなので、2005〜2006年に亡くなったことになります。
そうか。ヴァンゲリスは亡くなったのか。と、何となく感慨深い思いがする程度に「遠い太鼓」は愛読してたんですよね。
その他は・・・。
アイスランドの湖みたいな温泉は入ってみたい!(カラー写真がついてる)
ラオスの朝市で見た目がアレな食材をいろいろ見たとのこと。ラオスのやばい食い物というと私はすぐにこれを思い出すんですが。足の感じとか、コオロギってGっぽくないですか。あと今見ていて思い出したんだけどアリの卵とか。
なんか勢いづいて、読んでいなかった他の旅行記「やがて哀しき外国語」「辺境・近境(写真集も含めて)」も読破。
何となく読書モードな感じ。