その他」カテゴリーアーカイブ

「アトリエか猫×島見美由紀 布と陶」@Galleria Tokuno-Shizuku

SNSが将来サービスを終了した場合等のことを考えて、記事はできるだけ自分のブログにも掲載するようにしよう。

・・・今日(2023年5月6日)は「アトリエか猫×島見美由紀 布と陶」を見にGalleria Tokuno-Shizuku@芦花公園に。
出窓やベランダが沢山ある素敵なマンションの一室で、溢れるほどの布作品と陶作品を堪能(会場での撮影会?の模様はこちら)。原点に帰ってすずなり柄のどらやきバッグをお持ち帰り。あまりたくさん荷物を入れるとせっかくのかたちが崩れそうだけど、財布と本を一、二冊くらいなら楽勝です。あと、ノートパソコンを入れている人がいると聞いたので試してみたけど、MacBook Airはすんなり入ってなかなかいい感じ。基本的に作りは丈夫なので問題なさそう。

帰りの途中、友人と美味しいスリランカ?カレーと紅茶をいただきながらいっぱい喋った。コロナ禍になってから恒常的に喋り不足なので、こういう機会はとても貴重。


『若手カーデザイナーが「中古のマーチ」に見いだした自動車の本質』

昨年11月に日産マーチ(三代目)を買って以来、時々ネット上のマーチの情報を探してみたりしているのですが(例えばこれとか)、最近読んで「おお!」と思った記事を紹介します。ガズーというのはトヨタがやっているクルマ関係の情報サイトということなのかな。

『若手カーデザイナーが「中古のマーチ」に見いだした自動車の本質』

まず何よりも、私が持っているのと同じ日産マーチ三代目の中期モデルで、色も同じアイリッシュクリーム! いやーこの色いいんですよねー。
違うのは内装の色。私のはベージュ(エクリュ)ですが、この車は青系。あとは、私のは5MTですがこの車は4AT。

写真はとってもラブラブですが、それはそれとして(笑)記事は非常に興味深いものでした。

ベーシックで使い勝手の良い車がすぐそばにあること。そして愛する人とともに、それを使いながら“生きる”ということの、かけがえのない価値。
ドライビングプレジャーに関しては、22歳でフィアット パンダを買ったときからよく知っているはずの松下伸彦さん。そんな松下さんは30歳となった今、それとはまるで別種の新しいプレジャーを、初心者として噛みしめている。
その新しいプレジャーは果たして何と呼称されるべきなのか、筆者は寡聞にして知らないが。

そのような、「ドライビングプレジャー」とは別の「プレジャー」は、クルマというものが発明されて以来、変わりゆく人々の暮らしと密接に結びついてきたものだと思います(2CVの話が出てきているのが象徴的)。

「歴代マーチのすべて」というムック本に、歴代マーチの開発者の対談があるのですが、その中にこんな発言があります。

また当時(=80年代後半頃)のトヨタの商品戦略は、金太郎飴的で、どの車種も同じような特徴を備えていました。スターレットから次のクルマに乗り替えるときは上級車種への移行を促し、コロナ、マークⅡ、さらにクラウンへと導く売り方があったのです。ところが女性のお客様は上級移行しません。

クルマのない家に生まれ育ち、30近くになって初めて免許を取った私は、クルマに関する知識を得るために、故・徳大寺有恒氏の「間違いだらけのクルマ選び」を愛読していましたが、このトヨタ車の金太郎飴的上級移行の話にはずいぶんお目に掛かりました。そして、それが昭和〜平成前半のホモソーシャルなサラリーマン社会の年功序列に対応していることも。そういう意味では「女性のお客様は上級移行しません」というのは、この社会で多くの女性は出世と無縁であるという事実と対応していることになるのでしょう。正確な文言は思い出せませんが、「間違いだらけのクルマ選び」にこんなことが書いてあった記憶があります。「・・・私のような者にはよくわからないが、会社から与えられたクラウンの後部座席に座ることはとても価値のあることなのだろう」。これもそのような世界に身を置く者にとっての「プレジャー」なわけですよね。

ちなみに、当時もそのような「プレジャー」から離脱しようという試みがなかったわけではないようです。例えば1992年に発売されたレパードJ.フェリーというクルマの広告のコピーは「美しい妻と一緒です。」

・・・まあ、これが昭和の限界だったとも言えるでしょうか。ちなみに、今回紹介している記事の写真に「美しい妻と一緒です。」というコピーが似合うかというと、客観的事実を伝えているという意味では正しいかもしれないけど、これは全然似合わないと思います。それは「美しい妻と一緒です。」というコピーが根本的に男目線だからで、実際のところ運転は男、助手席に女という役割が固定されている感じがします。今回紹介している記事を見ると、奥様も運転がお好きだそうで、楽しそうにハンドルを握っている写真が印象的なんですよね。
これが30年の歳月がもたらす変化、というものなのでしょう。

一方、マーチも↓のようなCMをみてもわかるとおり「女性向け」を意識したクルマだったはずなのですが。

でも、虚心坦懐にこの「かわいいけどファンシーではない」デザインを見ると、別に女性向きということもないと思うんですよね。もしかしたらSRという走り屋さん向けのモデルも用意する関係上そうなったということなのかもしれませんが(ただの想像です)。

いずれにしても、モデルチェンジから10年たったクルマがこんなふうに今の時代にふさわしい「プレジャー」を与えてくれるのって素敵だと思うのです。


三代目マーチのブログ記事

三代目マーチを買うにあたり、実際に乗っている人の感想を見てみたいと思っていました。
まずはみんカラなどをちらちら眺めつつ、あれこれググっていたらたどりついたのがことけけさんという方が運営するシングル スマイルというブログの日産 マーチ 12S 平成17年式という記事。
当時私が買おうと思っていて、結局買うことになったマーチと、年式から色からマニュアル車であることまで何もかも同じであることに驚愕。
当然熟読しました。共感すること、感銘を受けたことは多かったです。まあ私はペーパードライバー講習に通うような人間なので、運転の腕前には天と地の差があると思いますが、「この車が欲しい!」という気持ちがいやが上にも盛り上がりました。

マーチのMTを気にしている様な人はほとんど変な人だろうから余計なお世話だとは思うけど、マイカーをステイタスだと思っている人や車でモテたい人には当然向いてない。(中略)誰かに褒められたり認められたりしたくて乗ってる訳じゃない。むしろ誰も気にしていない、価値が無いと思ってくれた方が安価に手に入るので有難い。(中略)マーチよりもっと良い車は沢山ある。そんなのは当たり前だ。だけど、汎用性と経済性、運転する楽しさと所有する楽しさを総合的に考えたら、これ以上の車は僕は思い浮かばなかった。ここまで金が掛からず尚且つ運転が面白い車は無い。だから2台も乗り継いでる。マーチのMTは、安くて使えて楽しい。

「変な人」上等!って感じですね。この記事が力強く肩を押してくれたことがマーチ購入につながったことは間違いありません。この場を借りてお礼申し上げます。

※色(アイリッシュクリーム)はあまりお好きではないようですね。


スマホのカーナビ

昨日は車で祐天寺のカーナピーナというカレー屋に行きました。ほぼ10年ぶりくらいかな。
都心方面は道がよく分からないので、いやそもそも首都圏の道はさっぱりわからないので、
やはりカーナビが欲しいところです。
しかし、今回買ったマーチは2005年のモデルで、カーナビなどという文明の利器はついていません。
いろいろ調べたところ、グーグルやらヤフーやらが出しているカーナビのサービスが無料でスマホで使えるらしい。
使い物になるのなら素晴らしいと思って、テストを兼ねて祐天寺まで行ってみました。
使ったのはヤフーカーナビの方。

ちなみに、こんな私にも思いつくルートは、中原街道→環七→駒沢通り経由です。

で、当日。
中原街道を走り丸子橋を渡っていると、「丸子橋の交差点を左折」とかカーナビが指示してくる。
玉堤通りを行くの?なんで?と思いつつ、見晴らしの良い堤防の上を走るのは好きなので、取りあえず素直に従う。
しばらくすると「右斜め後ろに右折しすぐに左折」とか言ってくる。なんだそれは。
行ってみると、目黒通りのなれの果てであったか。でも、これって意味なくね?
とか思っていたら、環七のちょっと先の道を斜め左前方に左折しろと言う。
この道は知ってる。碑文谷公園や今は無き碑文谷卓球場の前の道だ。ということは。
歩行者が絶えない学芸大学の駅前通りを横切れと。おい。
駅前通りと平行して走っている道を左折し、次の信号を右折して駒沢通りに。

結論。次は自分の意思で走る。
いや、その前にグーグルもテストしよう。

祐天寺には12時ちょっと前に到着したけど、数少ないコインパーキングはどこも満車。
運良く一カ所だけ見つけてほっとしたのもつかの間、北海道出身者には難易度が高すぎる道の狭さ。
汗だくになりながら何度も切り返してたら、通りかかった高齢者男性にさも馬鹿にしたかのような口ぶりでお説教される。うるせえクソジジイ。
カーナピーナでは辛さがマイルド、セミホット、ホットの三段階で、セミホットを頼んだところ、私のような通常の人類にはかなりハードな辛さ。
マイルドにしておけばよかった。。。


ペーパードライバー講習に通ってみた。

前回書いたとおり、今回買った車はマニュアル車です。
その方が楽しそうだと思ったからそうしたのですが、一方で本当にちゃんと運転できるのかいささか不安ではありました。
何しろ、マニュアル車を所有していたのは25年前のこと。それ以後、年数回の旅行で運転するレンタカーはことごとくオートマ車。
ちなみに免許を取った当時オートマ限定免許というものはなく、卒検も当然のようにマニュアル車だったのですが、最初の卒検では坂道発進に失敗し検定員にブレーキを踏まれて検定中止になったという苦い経験もありました。
そんなわけで、車を買った直後は札幌の藻岩山ロープウェイの前の急坂に毎朝通って坂道発進の練習に邁進したものですが、苦手意識はトラウマと化して今に至るまで尾を引いていたように思います。

というわけで、マニュアル車を買うならリハビリしなきゃと思い、通うことにしたのがペーパードライバー講習。
比較的家から近いところにあるコヤマドライビングスクールという教習所に通うことにしました。トータルで8時限。
免許を取るときの教習と違って、こちらがやりたいことをやらせてくれるし、目的意識も明確なので、いろいろリクエストしました。
毎回坂道発進(プラス坂道を超低速で前進したり止まったり)をやるとか、1時限まるごと車庫入れと縦列駐車をやるとか(へとへと)、車長・車幅を見る場所でじっくり確認したりとか。

ちなみに、インストラクターを指名できるPIAなる制度があるので、「この先生がよさそう」と思ったら、最後までずっと指名しようかなとも考えていたのですが、結果としてそうはしませんでした。一人一人違った観点からもらうアドバイスが有用に感じられたので。
お世辞ではなく、インストラクターは総じてアドバイスが的確で人当たりも良かったように思います。昔の教習所は割とくせのある人が多かったように記憶していますが、これも昭和と令和の違いなのかもしれません。

最終回は高速教習ということで第三京浜に行ってきました。11月らしい雲一つない青空で最高のドライブ日和。休憩で立ち寄った保土ケ谷PAで食べたソフトクリームは美味しかった。。。

それなりにお金はかかりましたが、慣れない首都圏の道路を久々のマニュアル車で走るためには必要経費だったと思うし、それに見合っただけの効果はあったように思います。

あとはどんどん運転するだけ〜。