月別アーカイブ: 2017年7月

yojikとwandaの新作「Summer Gift」


先日リリースされた本作は、その音楽的実力をもって極めてバラエティ豊かな音楽をどんどん創造しどんどん変化させつづけてきたyojikとwandaの活動の姿を、今までにないくらいよく捉えた作品だと思います。もちろん全貌というわけにはいかないけど。

まず大元となった三曲からしてすでに多様です。ポップな「ナツ」、ジャジィな「夜は終わらない」、そしてダークな倦怠感が切ない「午前5時」。
そしてそれらの三種三様なリミックス。
さらにボーナストラックが12曲。ある意味、ライブでは目の当たりにしていたもののこれまで録音物にはなっていなかった部分ががっつり。

こんなに好き放題やったらライブとか演奏が破綻しそうなものだけど、そこをやっつけてしまう現場力のようなものがyojikとwandaの最大の強みというか個性なんだろうと思います。

いつもだったらAmazonのリンクを張るところだけど、こういう作品は愛情を持って応援しているところから買いたいように思うので、興味を持った人はまずはyojikとwandaのサイトに行ってみましょう。


股切り雀と腕切り雀

舌切り雀に続く第2弾・第3弾は腕切り雀と股切り雀です。

まず股切り雀。一体いつからあったのか良く思い出せないのだけど(10年前にはあったと思うけど、20年前にあったかどうか。。。)、左の内股のかなり股間に近いところに、皮膚の表面がとびでたようなものが出来ていました。説明が難しいので写真を見てもらうのが一番早いのだけど、良性とはいえ腫瘍の写真なぞあまり見ていて気持ちのいいものとも思えないので、見たい人だけ見られるよう写真の画像にリンクを張っておきます。細かく複雑な襞のあるぶよぶよしたものが、細い茎のようなもので足本体と接続しています。
10年前はもっと小さかったような気がするのだけど、最近は何となく大きくなってきていて、挟まれて引っ張られたりすると痛いし、これからもどんどん大きくなったらと思うと、あまり気分は良くありません。
というわけで、切除してもらえないかと思って某大病院に行ってきました。

診断は、「軟性線維腫」。良性の腫瘍で、手術で簡単に切除できるとのこと。
早速一週間後に予約を入れました。

ついでといってはなんですが、腕きり雀もやることにしました。
こちらもまた、だいぶ以前の話になりますが、左上腕部(肘関節のちょっと上)の皮膚の内側が腫れている感覚がありました。
何となく大きな吹き出物のように脂肪がたまっているような感じだったのですが、押したりつまんだりしているうちに、だんだん固くなってきたんですよね。写真はこちら
病院でこちらも見てもらったら、おそらく「石灰化上皮腫」であろうとのこと。こちらも手術で切除できるとのことなので、股切り雀と一緒にやってもらうことにしました。

ということで今日、股切り雀と腕切り雀をやってきました。
最初に処置室で患部の写真を撮った後、手術室に。
股切り雀は股間に近く、パンツが邪魔だということで脱ぐ羽目に。腰にタオルを巻いて手術台に仰向けになりました。
最初は腕きり雀。こちらは表面の黒ずんで見えている部分よりもかなり大きなものが皮膚の下にあるため、少々時間がかかりました。一方、股切り雀は茎状の部分をぶった切るだけなのであっというまに終了。
最初の麻酔がちょっとチクッと痛いだけで、あとは滞りなく進行しました。

終了後、病理検査に出す切り取った腫瘍を見せてくれました。
腕切り雀はゴム手袋を借りて触らせてもらいました。奥の方の石灰化している部分は果物の種のように固いです。上の黒ずんだ部分が切り取った皮膚の表面。それに比べると腫瘍本体はずいぶん大きいことがわかります。
股切り雀はまあ、見慣れたものだったので、「ああちょんぎられちゃったかー」という感じ。
「これが今生の別れ」とか言ったら、医者は笑ってました。

舌切り雀のときのように麻酔が切れたあと痛まなければいいなあ。なんとなく大丈夫っぽいけど。


「白い月」弾き語り動画をアップしました。

友人サワラさんの名曲「白い月」の弾き語り動画をアップしました。

自分で曲を作り始めるだいぶ前から、なぜか曲作りの才能のある友人に恵まれてきました。
(今でも恵まれ続けています)。
そして、そんな友人たちが作る曲から多大な刺激を受けて、とうとう私も曲作りなぞ始めるようになったわけですが。。。

そんな友人たちの曲の中でも、この「白い月」は極めつけの名曲だと思います。

十数年前に初めて聴いたときも素晴らしいと思ったけど、その後、自分のライブでサワラさんの伴奏で歌い、さらにその後サワラさんが諸事情によりライブにお越しいただくことが難しくなったためピアノ伴奏を耳コピして弾き語りするようになって、曲に対する理解が深まったせいか、この曲の凄さをひしひしと感じるようになりました。

この、ぎゅっと凝縮された無駄のない感じ。
歌詞とメロディとコードとアレンジ(伴奏)が緊密な関係を保ちながら、どんどん変わっていく(ほとんど繰り返しがない)感じ。

演奏していて思うのは、一所懸命表現しようと努力する必要を感じないこと。
歌詞とメロディとコードとアレンジ(伴奏)が一体となって作り出しているものに乗っかれば、ひとりでにそういう気分になるんですよね。
もちろん演奏の出来映えは別の問題なので、今回アップした動画からそういうものが感じ取れるかどうかは保証の限りではありませんが。。。

こんな曲が作れたらなぁ。。。という憧れの気持ちをかきたてる、そんな曲です。


綱島の桃

先日買った初めてのスマホiPhoneでwordpressに初投稿してみる。

昨日は予約していた桃を取りに行ってきました。

以前に紹介した綱島のピーチゴルフセンターは最近廃業したようですが、もともとの本業(?)の桃園は続けていくようです。

ただ、日月桃は今年も不作で販売されず。残念。

というわけで、今年は初めて白鳳を買ってみました。

事前に予約を取り、樹上で完熟させて、収穫したその日に渡すという販売方式。

そんな桃は、まずもって濃厚な甘い香りがすごい。

味も市販のものではなかなか味わえない、濃くて甘いもの。

ごちそうさまでした。

来年こそは日月桃を食べたいものです。


舌切り雀

去年の秋、歯医者の定期通院に行ったところ、舌にポリープのようなものが出来ていると指摘されました。
たぶん大丈夫だとは思うけど、口腔外科の先生を紹介するから念のため見てもらってください、とのこと。
なんとなく不安を感じつつ紹介された病院に行ってきました。家から電車を乗り継いで50分くらい。
診察の見立ては
・乳頭腫というもので、白くて柔らかいのでまず間違いなく良性と思われるが、念のため切除した方が良い。
・切除手術の所要時間は30分くらい
・切った場所を縫うので、抜糸するまでの一週間くらいは喋りづらくなる
とのこと。
一週間も喋らなくて良いタイミングをいつ確保できるかわからないので、その日は一旦保留にして帰宅しました。

それはともかく。

舌を縫う?

というわけで、早速ぐぐってみたところ、たとえばこんな記事が見つかりました。
舌を縫った写真もあるよ。げええええええ。めっちゃ痛そうというか、見ているだけでなんだかざわざわしてくるんですけど。

というわけで半年近く放置していたのだけど、そろそろ今のうちにやっておかないと、また仕事が忙しくなってきたら時間が取れなくなると思って、3週間くらい前の土曜日の午後に手術しました。

最初は麻酔。まず薬を塗ってしびれさせて、そのあと注射という二段階方式だったと思うけど、特に問題なし。
その後はいよいよ切除。いわゆる電気メスというやつなんでしょうか、切りながら高周波で焼いて止血するということで、経験者の記録の中には牛タンが焼ける香ばしい匂いがするという話もあって、「牛タンならぬ人タン。森下人タン。なんちて」などとくだらない面白ネタにできるかと思って楽しみにしていたのだけど、思ったほどそういう匂いもせず、ちょっと期待はずれ。
しかも、そろそろ完了という頃になって、やや麻酔が切れてきたのか、結構舌の奥の方の部位だったこともあって、急に嚥下反射が。おかげで、さいごの一針がはずれてしまったようです(というより粘膜が裂けたということらしい。ぎょええええ)。まあそれでもなんとか終了。

終了後は、痛み止め、腫れ止め、化膿止めの処方箋をもらいました。
が。自宅の近所の調剤薬局をいくつか回ったのだけど、土曜日の午後ということで営業してないところばかり。そうこうしているうちに麻酔が切れてじわじわじわじわと痛みが。
焦りと痛みが募る中、ようやく一軒、空いている調剤薬局を見つけ、もらった薬を直ちに服用。
その日の夕方以降の状態は、痛みは眠れないほどではなく我慢できるレベルではあるけれども、痛いことは痛い。あと、化膿しているわけではないのだろうけど、やはり腫れて熱を持っている感じで、どうにも辛い感じ。
というわけで、その日の夜に予約していた惑星のかぞえかたのライブは泣く泣くドタキャンし、家でひたすら床に伏せっていました。

その後、抜糸までの一週間の状態はというと、喋るのは思ったほど問題なかったんですが、問題だったのは飲み食いですね。最初の二日くらいはさすがに固いものを食べるわけにはいかず、レトルトのおかゆとか野菜ジュースとかでしのいでいましたが、それでも呑み込むときには舌を全く動かさないわけにはいかず、そのたびにかなり痛みがあり、相当不自由な思いをしました。それでも日一日と状態はめざましく良くなり、水曜日にはカレーライスが食えるようになり、その後も舌の動きが糸で制約されている違和感はあるものの、特に固いものでなければ普通に食べることはできていました。

で、土曜日にはめでたく抜糸。次の土曜日にもう一回確認しておしまい。

やれやれ。