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Você e eu/カルロス・リラにチャレンジ

カルロス・リラは高校生の頃(ホベルト・メネスカルが同級生だったそうで)に自作曲がシルヴィア・テリスに取り上げられたり、ジョアン・ジルベルトのファーストアルバムに自作曲が3曲も収録されたりするなど、ボサノヴァ最初期から早熟な作曲家として活躍していた人です。
自作自演のアルバムをいくつか聴いてみましたが、ジョビンに比べると明るく軽快な曲が多い印象。ある意味、平均値ではジョビンより好みかも。声はジョアン・ジルベルトに比べると「低音の魅力」という感じ。古風といえば古風かも。
てなわけで、まずは手始めにいかにもボサノヴァ!という感じの「Você e eu(あなたと私)」という曲にチャレンジ。「すぐに唄えるボサノヴァ()」に載っていない曲をやるのは初めてで、発音は辞書を引き引き確認しましたが、間違いもあるかもしれません。
あと、唄は半音階だらけでかなり大変です。「月と桃」でだいぶ鍛えられたように思いますが、別な曲でも楽々こなせる・・・というわけにはなかなかいきません。もっともっと唄い込まないと。
とりあえずギター弾いて、あとから歌をかぶせてみたデモバージョン。弾き語りは相当練習しないときつそうだな。


リハスタでセッション(HeliAnoアウトテイク(笑))

10月24日、「月と桃」用に某リハスタであのまりあさんのサックスの録音を行いましたが、録音終了後時間が多少余ったので、3曲ばかりサックスとギター弾き語りを合わせてみました。
■プレイヤー:あのまりあ(As) 、heli(Vo,Gt)
1.Garota de Ipanema
 これは以前一度だけ合わせたことがあります。サックスがのびやかで良いですね~。私の方は、歌詞は間違うは音は外すわ、かなり悲惨でありました(一カ所本当に止まってしまったので、歌い直して後から編集でつなぎました→インチキ)。
2.Vagamente
 イパネマよりは少しはまともに唄えたような。あのさんはこの曲やるのは初めてだったとのことですが、それでもちゃんと吹けるのは偉いなぁ。
3.Meditação
 イパネマ同様、あのさんが朗々と吹いています。私の方は、イパネマよりはましかな。でも冒頭でいきなり歌詞間違えそうになってるし、ギターが途中で止まりかかってるし、音程もいまいち決まってないなぁ。
 ちなみに、このリハスタ、電車の高架下にあるので、電車が通過するときの「ごとっごとっ」という音が入ってます(笑)。
 録ったものを聞き直して改めて感じたのは、サックスの音量のでかさ。サックス、ギター、ヴォーカルそれぞれに一本ずつマイクを立てたのですが、サックス用はもちろん、ギター用もヴォーカル用もサックスの音量が一番でかい! 結局、ヴォーカル用のマイクの音が一番唄とギターが聞こえるということで、今回もそれだけを採用しています。それでも、ところどころレベルオーバーで歪んでしまいましたが・・・。
 当たり前のことではありますが、根本的に音量差のある複数の楽器を同時に録音するとなると、距離を取るとかアンプを使うとか、いろいろな配慮が必要だなと改めて思いました。
 でも、一緒に演奏するのはやはり気持ちよかったですよ!
 聞き苦しい点も多々あろうかと思いますが、そのあたりは聞きながら脳内補正していただいて(爆)、楽しさ・気持ちよさの「記録」としてお楽しみいただけたら嬉しいです。