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【ライブ告知】惑星のかぞえかた、heli@渋谷North Marine Drive【7/26(日)18:00-】

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「暮らしの音楽」と途中から銘打って不定期に行っている企画ライブも今回で6回目となりました。
今回は惑星のかぞえかたの石坂智子さんをお招きします。
■日時 7月26日(日)18時~
■場所 North Marine Drive@渋谷
■出演 heli(唄、ギター、ピアノ)、惑星のかぞえかた(石坂智子ソロ)(唄、ギター)

惑星のかぞえかたは、去年の11月に池の上ボブテイルでおこなれたyojikとwanda企画のライブ「夜の配役」で初めて見ました。
ライブ全体としてもとても素晴らしかったけど、初めて耳にする惑星のかぞえかたの音楽に即座に魅了されてしまいました。
ぜひ一緒にライブをやりたいと直ちに思ったのですが、よく考えるとこれまで「暮らしの音楽」に出てもらったことがあるのは、この企画ライブを始めたときに程度の差はあれ一応面識のあった人ばかりなんですよね。
ということで、もう何回か見てからオファーしようと思い、ねむたい目レコード企画の高円寺レブンでのライブとか(6/23にもライブあるとのこと。行くぞ−)、美肌室ソラでの唄と朗読のイベントとか、荻窪ルミネの屋上とか、いろいろ見ました。なんかみんな昼だな。夜はボブテイル以外は七針に一度行ったか。

惑星のかぞえかたの音楽って、昼がよく似合うと思う(夜が似合わないという意味ではない)。

今回のライブは昼ではないけれど、7月の18時ならまだそれなりに明るいんじゃないかな。
というわけで、多くの方のお越しをお待ちしています!

あ。一つ書き忘れていたけれど、7/26にミニアルバム「青空のかたち」を出すべく、現在鋭意作業中です。
前作「いつか住んでいた家」から3年半でたった5曲かよ!という気もしますが、こちらもぜひぜひよろしくお願いします。


「Jazz The New Chapter ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平」

現代音楽とは何か、誰に聞いても明確な答えは返ってこない。答えはあるのだが十人十色で結局何が何だかわからなくなる。現代音楽とは20世紀に作曲された音楽のことである。ではロックも演歌も現代音楽か、ということになってしまうので、クラシックに限ると註をつける。しかしクラシックとは何なのかという大問題にひっかかってしまう。
(長岡鉄男編集長の本―ヴィジュアル・オーディオ・パワー)

先週末、近所の本屋の音楽雑誌のコーナーを眺めていたら、「Jazz The New Chapter 2」というムック本が平積みされていました。へえ、と思って手に取ってみたら、その下にあるのは別の雑誌。だれかが元の場所に戻すのが面倒で適当に置いていったようです。
それはともかくとして、「Jazz The New Chapter 2」をちらちらと眺めてみましたが、いつまでもマイルスやらコルトレーンやらエヴァンスやらじゃないだろう、長年メディアが取り上げなかった現在形のジャズに光を当てるのだ、という趣旨の本らしい。載っているアーティストも聞いたことない人ばかり。
そういうことなら、まずChapter 1から読んでやれと思いましたが、その本屋には置いてなかったので、家に帰ってアマゾンに注文。サブタイトルに名前を記されたロバート・グラスパーという人についても知らなかったので、Black RadioというCDも併せて注文しました。Chapter 2を買う時はその本屋で買うから許してくれー。
で、一昨日届いたので、まずはBlack Radioを聞いてみました。うん、なかなかいいんじゃないかな。いいんだけど・・・でもこれってジャズ? たぶん予備知識ゼロの状態でこの音楽のジャンルは何かと問われたら、R&Bなどと答えるんじゃないかな。頭に「ジャズっぽい」という形容の言葉は付くかもしれないけど。
となると、これを「Jazz The New Chapter」と呼ぶ時の「Jazz」って何という話になりますよね。もちろんそういうことはこの本では先刻承知で、いろいろな人がいろいろなことを書いてます。例えばスタイルの継承ではなく姿勢や精神や文化の継承が重要なのだと書いている人もいます。そういう考え方に全く不同意、というわけではないのだけど、多様な姿勢や精神や文化を持って音楽をやっている数多の音楽家の誰が「Jazz」の継承者で誰がそうでないかを、好き嫌いのような恣意性で裁断してしまう可能性があるんじゃないかな、という気もしました。
何となく思ったのは、バークリー的な教育機関と教材によって育成された人がマジョリティとなって支えているのが現代のジャズ世界なんじゃないかということ。もちろん、そういうふうに育成された人でジャズをやらない人もいるし、そういう教育を受けていなくてジャズをやっている人もいるわけだから、厳密な定義にはなり得ないんだけど。
で、冒頭の長岡鉄男の話に戻ると、現代音楽って何か、クラシックって何かという話と共通するものがあると思ったんですよ。芸大や国立音大のような教育機関によって育成された人がマジョリティとなって支えていることが、現代音楽を含むクラシックというジャンルを特徴づけていると考えると、わりとすっきり整理できるんじゃないか。

・・・とここまで考えた時に、さて「Jazz」に「New Chapter」を開かねばならぬという問題意識は自分に取って切実かというと、自分はその村の住人じゃないよなーという気が・・・。
ただ、Jazzジャーナリズムが「New Chapter」を開かなかったが故に、この本で紹介されているような音楽が長らく紹介されてこなかったのであれば残念なことだと思うし、この本が「New Chapter」を開くことに大きな意義はあると思いました。

というわけで、なんか面倒な話になったけど、単純に未知の音楽家の未知の音楽を少しずつ楽しんでます。

 


Facebookページを立ち上げてみた

このたびFacebookページを公開しました。
いや、数年前から少しずつ準備してはいたんですが、生来のものぐさがたたってさっぱり進捗せず。
これではいかんと、9/7にライブをやるのを機に、えいやっと公開することにしました。
でも、まだFacebookページのことが全然わかってないので、少し勉強するために「今すぐ使えるかんたんFacebookページ作成&運営入門」という今年の6月に出た本を買ってきました。Facebookはどんどん仕様が変わっていくので、少しでも新しい本がいいだろうと思ったのと、立ち読みした印象では初心者向けにわかりやすく丁寧に説明してるっぽかったので。
というわけで、これからは走りながら作っていくという感じでいきたいと思います。
投稿もまめにやりたい・・・とこれまでブログ書いていていつも思ってたけど、やはり怠け者なので、コンスタントにずっとやり続けるのが苦手なんですよね。まぁせいぜいベストエフォートでがんばろうと思います。


heli(暮らしの音楽)ワンマンライブ@渋谷North Marine Drive来場御礼&次回(9/7)予告!

というわけで、渋谷North Marine Driveでのワンマンライブ、無事終了しました。
お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました!

【セットリスト】
■第一部
1. ハイビスカス
2. 花の名前
3. 同潤会アパート
4. 避雷針
5. 雪のララバイ
6. 白い月(サワラ)
7. 自然には、かなわない
8. あなたのせい(YojikとWanda
9. 音楽は僕らを
■第二部
1. 月と桃
2. 日々
3. 夢と自転車(レバ
4. 愛について(スガシカオ)
5. ホルモン
6. リオデジャネイロ
7. 嘘のない心
8. いつか住んでいた家

全17曲、途中15分の休憩を挟んで約2時間。
喉の調子がベストではなかったし、新兵器12弦ギターをストラムしているうちにピックがずれてくるという、自宅で練習しているときには経験しなかった問題も発生したりしましたが、それでも曲がりなりにも最後までやり通せたのは、アットホームで暖かい雰囲気に支えられたことが大きかったとつくづく思います。
お客さんとお店には本当に感謝しています。

で。少々先の話ですが、9/7(日)にNorth Marine Driveでレバさんとの対バンライブをやることが決まりました。
満を持してという感じで、間違いなく素晴らしいライブになると確信しています。
私は、今回のワンマンライブでは新曲は一つも用意できなかったけど、次回までには何曲か書ければと思ってます。
詳細が決まったら改めて案内します。
ぜひぜひ多くの方にお越しいただければと思います!


【ワンマンライブ告知(再)】heli@渋谷North Marine Drive【5/11(日)18:00-】

さて。いよいよ今週末ですよ〜。
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■heli(暮らしの音楽)ワンマンライブ
日時:5/11(日)open 17:30 start 18:00
出演:heli (歌、ギター、キーボード)
charge 2500yen(1ドリンク込み)
場所:North Marine Drive(東京都渋谷区宇田川町11-2 2F)(アクセス

いやー。直前一週間ということで、通しの練習とかやってみてますが、2ステージ分の曲を演ると青息吐息ですなー。
ライブ前に十分にエネルギーチャージしないと持たないかも。

ちなみに、先日熱く語った新兵器エレキ12弦も持って行きます。
まだ買ったばかりなので、いかにもそれらしいプレイというわけにはいきませんが、音を聞くだけでも、いやギターを見るだけでも楽しいかも。
それにしても重い。ただでさえソリッドボディのエレキは持ち慣れていないのに、12弦ということでボディもでかくネックも太くヘッドに至っては巨大以外の何物でもなく、2ステージでへろへろなボディを直撃すること必定。

というわけで、ぜひぜひ多くの方のお越しをお待ちしています!

※ライブにいらっしゃる方へのアドバイス
North Marine Driveはバーということで、基本的にお酒を楽しむ店です。もちろんお酒に合うつまみはいろいろありますし、小腹が空いたらピザ(だったかな?)とかもあります。ただ、餓死寸前の腹が満腹で爆発しそうになるまで食事をするのはやや無理がありますので、いらっしゃる前に早めの夕食を軽く取っておくことをお勧めします。