月別アーカイブ: 2022年5月

北海道自家用車旅行その12〜春国岱

今まで春国岱(しゅんくにたい)って何回くらい行ったっけ?と思って自分のブログを検索してみたら、2008年のこんな記事を見つけました。回っている場所が今回とほとんど同じですね。ついでに車までマーチ(マツダレンタカーなのに)。時期からして私が今乗っているのと同じk12マーチでしょう。14年間全く進歩が無いというか。。。

2008年に撮った春国岱の写真はこちらの記事に載ってます。気に入ってライブのフライヤにも使ったりしました。

今回は、河を渡る橋が修復中で、同じような写真は撮れません。
あと、以前にランドマークのように存在した丸太製の望楼のようなものがなくなってしまい、景色のアクセントというかめりはりが失われたようにも思います。
まあ、そうはいっても風蓮湖や野付半島の茫漠とした景色はやっぱりいいです。
何と言っても、このブログの最初の記事の写真は野付半島ですから。
原点みたいなもんです。


北海道自家用車旅行その11〜日本最東端のジャズ喫茶・根室サテンドール

納沙布岬から根室市内に引き返してきて、JR根室駅前に車を駐め、サテンドールでコーヒーを飲みながら一休み。
日本で一番東にあるジャズ喫茶です。
店の成り立ちや今日までの経緯などは以下の記事を参照。
根室 サテンドール / Satin Doll | ジャズ喫茶案内
復活した日本最東端ジャズ喫茶、根室「サテンドール」の新店主に話を聞いた
創業者の弟夫妻がUターン「サテンドール」1日再開【根室】
1964年に根室の若者が「地理的に最果てであっても、文化的な最果てにあらず」をスローガンにジャズ・クラブを立ち上げ、その後コンサートの企画開催なども手がけ、クラブの活動拠点として喫茶店を開店。
それから数十年が経過し、関係者の高齢化や地域の人口(特に若者)の減少もあって、閉店・再開を繰り返している状況ですが、今回久々に再訪することができて、とても嬉しかったです。


北海道自家用車旅行その10〜フラリ

静内二十間道路桜並木と並んで、今回の旅の裏目的の一つが「フラリ」のバス停を写真に撮ること。
なんでそんなことが?と思われるかもしれませんが。まあなんとも説明のしようもありません。
もしかしたら将来、何らかの作品(CDとか詩集とか)のパッケージに使うかもしれません。そんな作品を出すことがあったら、の話ですが。

フラリは漢字で「婦羅理」と表記します。まあアイヌ語の当て字かと思いますが。
この辺りは昔、根室拓殖鉄道という鉄道が走っていて、婦羅理駅もあったようです。

根室拓殖鉄道はいろいろ興味深い鉄道だったらしく、ぐぐるといろんな情報が出てきますが、面白かったのはこれ。
「何もかもが迷といって良いほどカオスな鉄道会社だった」とまで言われているし。
■迷列車で行こう 北海道編10 ~北海道一の迷会社? 根室拓殖鉄道~

ちなみに、釧路市立博物館は記録集「釧路・根室の簡易軌道」増補改訂版を刊行しています。
昔は根釧地方にもいろいろな鉄道が走っていたんですね。
ただ、目次を見る限り根室拓殖鉄道は載っていないようですが。。。

その後は北海道最東端の納沙布岬まで足を伸ばしました。
こういうご時世なので、海の彼方に見えるのがロシアだというのはなんとも言えない気分。


北海道自家用車旅行その9〜根室花まる 根室本店

昨日のエントリーで

だだっぴろい湿原を見ながらぼーーーっとできればそれでいいのです。

と書きました。
まあ、それはそれで間違いなく実感ではあるのですが、一方でせっかく北海道まで自分の車を持ってきたのだから、あちこち走り回りたいというのもまた正直な気持ち。
というわけで、霧多布の2日目は朝食を取り終えたらすぐに出発。北太平洋シーサイドラインを東に向かって走り出しました。目標は特になし。

奔幌戸(ぽんぽろと)のパーキングにて。いかにも根釧地方らしい荒寥感。アイルランドやスコットランドもこんな感じなのかな。

目標は特になしと書いたけど、昼飯は根室花まる 根室本店にしようと思ってました。いや、単に食べログ見てよさそうかなと思っただけなんですが。東京にも店舗があるチェーン店だけど、ここでしか食べられないような地元ネタがたくさんあるようなので。
11時の開店直後に行けばすんなり入れるだろう、と思って到着してみたら、いやーもういっぱいお客さんが。。。なんとか並ばずに入れましたが、もうちょっと遅かったら結構並ばなくてはならなかったかも。

サーモン。うまかった。

つぶ貝。うまかった!

これ何だっけ? ニシン?

これはオヒョウだったかな。カレイのでかいやつ。

ホッキ貝。うまいーーー。

ホッキ貝のヒモが回ってきた! これまたうまいーーー。

ホヤの寿司って初めて食べる。まったくクセが無くて新鮮な感じだけど、味わいはそこはかとない。

ほたての上に白子が乗っている「二世帯ほたて」。こりゃうめーーー!

というわけで、大変満足しました。全部で15皿30個以上喰ったような。


北海道自家用車旅行その8〜霧多布

4/29-5/1の2泊3日で霧多布のペンションポーチに滞在。

20年くらい前には年に複数回訪れていたこともあった霧多布ですが、ずいぶん久しぶりになります。
4月末だと、まだカヌーでの湿原川下りツアーも嶮暮帰島に渡るツアーもないけど、今回はひたすらリフレッシュするのが目的。
だだっぴろい湿原を見ながらぼーーーっとできればそれでいいのです。
あとは居心地の良い宿と美味しい料理。オーナーの瓜田夫妻にお会いするのも久しぶりだけど、ぜんぜん変わって無い感じでほっとしたり。今回も大変お世話になりました。次はあまり間を空けずに来たいものです。