Chega de saudade弾き語りにチャレンジ(その4)

昨日のエントリーに書いたことは、ちょっと先走りすぎたというか、その前にやったことを書いてなかったので、話が前後しますが改めて書いてみます。
1.音源をよく聞き込む
 やはり、唄やギターがどういう感じなのか、ある程度体で覚えていないと練習もなかなかうまくいかないように思います。私はジョアン・ジルベルトの原典の他、ナラ・レオンの「Garota de Ipanema」という80年代のアルバム(世界で初めてデジタル録音したブラジル人アーティストのアルバムとライナーに書いてあります)のバージョンをずいぶん聞き込みました。聞き込んだといっても、別にコピーのためというわけじゃなくて、好きで何度も何度も繰り返し楽しんだということですが。
2.歌詞を音読する
 すぐに歌えるボサノヴァ1を使って数十回は音読します。CD使ってのリピーティングやシャドゥイングなど英語学習の本に載っているような方法を交えたり、いろいろ工夫すると飽きずにこなせると思います。
3.一つ一つの音にどの音が乗るのか確認する
 ポルトガル語をほとんど全く理解していないため、どういうふうに音節が切れて一つ一つの音に乗るのか、よくわからないところがあります(たとえば、「ミリョーインス」という単語は「ミ」と「リョーインス」の2音である、とか)。これは、市販のヴォーカルが載っている楽譜で確認すると良いと思います。私はザ・プロフェッショナル・ボサノヴァ・スタンダード・ソングブックという本を使いました。
・・・ここまでやった上で、

メトロノームをかけながら太もも叩きながらピアノでメロディ弾きながら唄ってみました。

という練習ができるようになります。
「ミリョーインス」を含んでいる行(ここが一番難しいような気がします)はこんな感じです。


3 thoughts on “Chega de saudade弾き語りにチャレンジ(その4)

  1. あのまりあ

    凄えっ!最初の朗読の部分、ネイティヴにしか聴こえまへんがなっ!
    (ポル語を知らないこともあるんでしょうが)

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  2. heli

    >あのさん
    もしそれっぽく聞こえるとしたら、それは間違いなく「すぐに歌えるボサノヴァ1」のおかげですよ。唄を聞いてるだけだと、発音の細かいところってわかりにくいですもんね。
    これで、単語や文法がわかればいいんですけど・・・。

    返信

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