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「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」終了!


いやーやっと終わった。
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング、始めたのいつだろうと思って過去ログ漁ってみたら、なんと昨年11/8。8ヶ月もかかったのか。さらに調べると、前半が終わったのが2/11。ということは、後半だけで5ヶ月もかかっているということか。なんかずーっとしんどいというか倦怠期な気分だったのだけど、そんなに長くやってたら当然というか仕方がないというか。
何はともあれコンプリート出来て嬉しいです。

後半は、500題をまず5回黙々と回し、6回目に出来てるかどうかのチェックを始め、7回目以降は前回できなかったものだけやるようにし、最終的にだいたい10回くらいで全部できるようになりました。もっとも、6回目で出来たものも、今となってはできなくなってしまっているものもあるかもしれませんが。

これで、瞬間英作文の第2ステージ終了。
最終段階の第3ステージは「あらゆる文型・表現の習得」ということで、当然ながら終わりのないプロセスなので、どこまでやるかは個々人の判断次第である、とされています。
まずは、英語口から始めようかな。それとも、しばらく瞬間英作文はお休みにして英文法やろうかな。

ちなみに、今月末一年ぶりにTOEICを受けます。
この一年間、TOEICの点数が上がるような形での実力アップはあまりないような気がしますが、どんな結果が出るか楽しみです。


「瞬間英作文シャッフルトレーニング」の例題がやさぐれている件

 「瞬間英作文シャッフルトレーニング」後半の文型コンビネーション英作文、6巡目に入りました。
part1(中2レベル)200文、part2(中3レベル)300文のうち、part1はほとんどすぐに英文が出てくるようになってきたので、7巡目からはpart2だけに絞ってやろうか検討中。
ところで、前から気になっていたのだけど、part2の27番目のページの問題文がなんだかやさぐれてるんですよね。例えば、

1.病気のために仕事に行けないと上司に電話した後、彼は前日買った釣り竿を持って海に行った。
先日「月曜日に乾杯」を堪能した心の琴線に触れる一品。ただ、「月曜日に乾杯」では主人公は勤務先の工場の門で一服したあと無断で何ヶ月もばっくれたのに対し、われらが瞬間英作文では上司に仮病の電話をしている小心者ぶりがいかにも日本人っぽく泣かせます。きっと翌日出勤して上司や同僚に言い訳がましく頭を下げているに相違ありません。
2.彼が書いた詩を読んだ彼のガールフレンドは、1時間笑い続けた。
著者の森沢氏は高校の頃詩作を趣味としていたようなので、この文はもしかするとトラウマに満ちた実体験に基づくものだったりするのでしょうか。
3.彼はその牛乳が飲めるだけ新鮮かわからなかったので、弟が学校から帰宅したときに飲ませてみた。
先日紹介した「おてんばルル」の腐った卵を友達に喰わせる話を彷彿とさせますね。「飲めるだけ新鮮」という微妙に不自然な日本語が、fresh enough to drinkというフレーズを導き出すよう促しているようで、親心に頭が下がります。
5.警官に何をしているのかと尋ねられたその少年はできる限り速く走り始めた。
少年犯罪の急増がマスコミをにぎわせている世相を反映した文。学校の英語のテストで「as … as possibleを使って文を作れ」みたいな問題が出たときにこういう文を回答し、先生の反応を窺ってみるのも愉しいかもしれません。
6.彼の妻が作る食事はあまり美味しくないが、彼はそれを彼女には言えない。
著者の森沢氏は(以下略)
7.夫にくだらない雑誌を読むなと言うその女性は、テレビでくだらない番組を見るのが大好きだ。
(以下略)


ムーンフリートの秘宝

子供の頃読んだ本を、ン十年ぶりに読んでみたくなることがたまにあります。

フォークナーの「ムーンフリートの秘宝」というのもそんな本の一つです。イギリスの寂れた漁村を舞台に、15歳の少年と、親子くらい年の離れた密輸団のリーダーを中心に、バトルあり宝探しあり冒険あり恋愛ありの物語が展開されていたように記憶しています。
ネットで漁ってみましたが、今は入手できないようですね。復刊ドットコムにもエントリーされていますが、まだ3票しか集められないでいるようです。

そんなわけで、英語の勉強してることもあって、オリジナルの英語版でも読んでみようかなと思い、これを注文。しばらくして届いたのは、信じられないくらい薄い代物。本文はたった24ページで、しかも1ページまるごと使っているカラーの挿絵がいくつも入っているので、実質は15ページくらいかな。表紙をめくったところには、”Retold by Joanna Strange”とあります。

まぁいいかと思いつつ読み始めたのですが、これは結構いいかも。思いっきり要約している割には、あらすじの骨格だけみたいなスカスカ感があまりなく、ちゃんと物語を読んでいるような感じです。Penguin ReadersのLevel 2ということでボキャブラリーもかなり制限されているので、ほとんど辞書引かずに読めるのも良いです。

ちなみに、オリジナルはこちら。288ページもあります(泣)。


瞬間英作文 文型コンビネーション編~こんな風にこなしてます。

昨日のエントリー(及びいただいたコメント)で、「文型コンビネーション編」の文が、後半になる程どんどん長くなって、元の日本語文も訳した英文も頭にキープしておくのが困難、という話をしました。
でも、最近何となく解決の糸口が見えてきたような気がするので、そのあたりの話を書いてみたいと思います。

それは、「日本語の文をまるごとを頭に入れ、それを頭の中でまるごと訳し、訳を頭の中にまるごとキープしつつ逐次口に出す」というやり方ではなく、だらだらと五月雨式に訳していくやり方です。具体的には、

1.最初に日本文を見て、全体の漠然としたイメージをつかむとともに、幹と枝葉をより分けて、幹の構造だけ頭に入れておく。例えば、昨日紹介した例文

「自分の部屋で2時間仕事をしていた夫が居間に入ってきたとき、彼女はコーヒーを入れて欲しいかと訊ねた」

の場合、英訳の語順が、

「夫(枝葉)が居間に入ってきたとき、彼女は(夫に)訊ねた(枝葉)」

という形である、ということだけ頭に入れておきます。

2.頭から訳していきます。
(1)まず、前半がWhen節だから”When”と取りあえず言い、次に夫だから”her husband”で、その後の枝葉の部分は日本文を見ながらパーツごとにだらだら訳していきます。
・仕事をしていた→who had worked
・自分の部屋で→in his room
・2時間→for two hours

(2)「夫(枝葉)」が終わったと判断したら、
・居間に入ってきた→came into the living room
を付け加えます。これでWhen節は終わり。

“When her husband who had worked in his room for two hours came into the living room,”

(3)後半の文に取りかかります。
・彼女は(夫に)訊ねた→she asked him

(4)枝葉
・→if he wanted her to make some coffee
※こういう節は、瞬間英作文をやってると割とすぐに作れるようになります。

“she asked him if he wanted her to make some coffee”

3.で、答え合わせしてみると、模範解答には最後に”for him”がついてますが、なかったら間違い、というほどのものでもないような。

とまぁ、こんなやり方でいいのかどうかわからないけど、こんな感じでやってます。


瞬間英作文がきついっす

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニングの後半部分の「文型コンビネーション編」、やっと1巡目が終わりました。
文型コンビネーション編に出てくる文は、1つの文の中に複数の文型が結合されているものなんですが、最初の方と終わりの方では1つの文のボリュームが全然違うんですよね。
例えば、一番最初の文は、

彼は若いときに、英語を学ぶためにイギリスに行きました
ですが、最後の文は、
自分の部屋で2時間仕事をしていた夫が居間に入ってきたとき、彼女はコーヒーを入れて欲しいかと訊ねた
です。
含まれる文型の数が増えると、単にボリュームが増える以上に、文型と文型をどうつなぐかを考えなくてはならないし、また、ボリュームの多い文を理解し頭に一旦記憶させておく労力も、単なる比例関係以上に増大するような気がします。
というわけで、最初のうちは1日100文くらいこなせるのが、だんだんこなせる量が減ってきて、最後の方は1日20~40文くらいがいいとこです。
なんか、最初は心地よいピクニック気分だったのが、山頂手前は急勾配のガレ場、みたいな感じです。
それでも挫折しては元も子もないので、淡々とこなすようにはしてます。負担はきついけど、英文を作ること自体はそれなりにできているので、がんばって何周か回すつもり。