バックパック買い換えた

愛用してきたL.L.Beanのデラックス・ブック・パックを買い換えることにしました。

このデラックス・ブック・パックは2代目。
初代は90年代の始めころに個人輸入したものです。80年代半ば以降に円高が急速に進んだにもかかわらず、バブル経済のせいか国内価格は高値のまま据え置かれている商品が少なくなかったので、個人輸入すると得だということで個人輸入の手引き書がいくつか出版されたりしていました。でも、海外の通販会社は必ずしも日本向けに売ってくれるわけではなかったんですよね。そんな会社の一つとして、L.L.Beanはかなり人気が高かったように記憶しています。
当時はインターネットなどという便利なものはなかったので、全てのやりとりは手紙で行っていました。手引き書と辞書をみながら見よう見まねで苦手な英文を書くのに四苦八苦しましたし、手紙や品物が行ったり来たりするのにとにかく長い時間がかかったけど、海の向こうの外国の会社から物を買うというのがスリリングに思えてなかなか楽しかったんですよね。
当時のL.L.Beanは今に比べるとメイドインUSAの比率がずっと高かったように思います。そのせいかどうかわからないけど、当時の商品はとにかく無骨で丈夫に出来ているという印象がありました。今は、衣料品に関してはGapとかユニクロとかとそれほど違わないような気がします。
デラックス・ブック・パックも今風のアウトドアグッズのようなスタイリッシュなデザインではなく、何の変哲もないバックパックだけど、とにかく物はいっぱいはいるし背負いやすいし、とても実用的なバックパックで気に入ってました。
で、初代のデラックス・ブック・パックは10年酷使してでボロボロになったので、00年代初頭に全く同じ物(色もネイビー)に買い換えました。で、これまた10年使い続けた結果、あちこちに穴はあいているわファスナーは本体から外れかかっているわ(でもファスナー自体は壊れていないのは偉い)、ついに限界が来たので、買い換えることにしました。

で、買ったのがクアッド・パックというやつ。なんでデラックス・ブック・パックじゃないのかというと、これを持ち歩きたかったから。デラックス・ブック・パックでも何とかぎりぎり入ったので無理矢理持ち歩いていたら、あきらかにそれが原因で穴が空いてしまったので、もう少し背の高いクアッド・パックにした次第(クアッドパックの高さ=48センチ、デラックス・ブック・パックの高さ=43センチ)。

さて。クアッド・パックは10年もつかな。


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