これから作ろうとしているアンプのシミュレーションをやるために、電子回路シミュレータSIMetrix/SIMPLISスペシャルパックというのを買いました。
回路シミュレータはいろいろありますが、これから作ろうとしているアンプで使う予定の半導体類のデバイスモデルが全部入っていることが購入の決め手になりました。
このシミュレータはwindows用で、我が家のwindows環境はVirtual PCなので、まともに動くかどうか少し不安でしたが(駄目ならwindowsマシンを買うつもりでいた)、今のところ特に問題もなく使えています。
まだ勝手がよくわかりませんが、とりあえず見よう見まねでボーデ線図を書いてみました。位相余裕は80度くらいなので問題ない、ということでいいのかな?
heliさん、お久しぶりです。
いやー、活発にご活躍ですね。私のほうは頓挫中です。
シミュレーション結果、ちょっとおかしいです。
帰還回路に挿入したラプラス素子(LAP1)と交流電圧源の位置を逆にしてみてください。
それと、2段目差動のバランスが崩れている可能性があります。
R9とR10の電圧が揃うようにR4またはR7の値を調整してみてください。
>ishiatamaさん
いや~大変ご無沙汰しています。
電子工作は長らくご無沙汰状態だったんですが、昨年秋にマイクプリを作ってまた火がついてしまいました。
シミュレーションについてご指摘ありがとうございます。
ラプラス素子については、説明書に「増幅器の出力インピーダンスが帰還回路網の入力インピーダンスよりも十分小さくないと誤差を生じる」ため、バッファアンプを挿入する、という説明があり、なるほど~と思っていたのですが・・・。どうなんでしょうか。
2段目差動のバランス、チェックしてみます。R9とR10の手前にインライン電流プローブをつっこんでR7の値をスイープさせてやればいいのでしょうか(まだよくわかってない)。
いやー失礼いたしました。低域のループゲインが20数dBと低かったもんで、てっきりおかしいと思ったんですが、2段目差動の入力インピーダンスも考慮して計算してみると確かにその回路ではそのくらいの値になるようです。
>「増幅器の出力インピーダンスが帰還回路網の入力インピーダンスよりも十分小さくないと誤差を生じる」ため、バッファアンプを挿入する、という説明があり
確かにそのとおりですね。重ね重ね失礼いたしました。
2段目差動が抵抗負荷の場合、差動のバランスが難しく実際の回路では通常半固定調整箇所が2箇所になるんですが、2段目の負荷をカレントミラーにすることによってその点は解決します。ループゲインの増加も期待できます。
>昨年秋にマイクプリを作って
拝見させていただきましたが、丁寧にプリント基板を作成されていて感心いたしました。最近は製作記事などでもプリント基板をきちんと起こしている人はとんと見当たりませんので。
ノイズに関する考察も、その道のプロでも定量的考察ができる人はほんの一握りです。
パワーアンプ完成が楽しみです。がんばってください。
>ishiatamaさん
たびたびどうもありがとうございます。
今回のアンプは、初段はgm小さめのuPA63H、2段目も抵抗負荷ということで、裸利得が60dBにも満たないもので・・・。
余談ですが、今回のアンプを思い立ったのはずいぶん前のことです。「実験で学ぶ最新トランジスタアンプ設計法」の最終章に出てくる差動2段型フラットアンプに興味を持ったのですが、当時はフラットアンプなるものの用途がさっぱりわかっていなかったので二の足を踏んでいました。が、「少し電源電圧を上げ、出力段をダーリントン接続に変えれば、パワーアンプにもなります」と書いてあるのを見て、いつかは作ってみようと思っていました。で、「実験で学ぶ最新トランジスタアンプ設計法」が復刊されたこともあって、重い腰を上げて着手することにした次第です(電源電圧は上げていませんが)。
最初は超シンプルなものから着手し、その後少しずつ改良を加えて、どういうテクニックがどのくらいの効果をもたらすのかを見ていこうと思います。
プリント基板、ishiatamaさんのには足下にも及びませんよ~。ishiatamaさんのページを見なかったら絶対感光基板にはチャレンジしていなかったと思います。いつかはグリーンレジストも使ってみたいです(←ミーハー)。
ishiatamaさんも、にせむらアンプ(あれは素晴らしい音でした!)に続く新作を是非お願いします。
こんばんはです。
電子回路シミュレータ、って便利ですね、存在は知っていましたが、今は安価で
アマチュアにも使用出来るのですね、化石人間に取ってはシミュレーターは大
企業のメインフレームかスパコンで使用する物と、思いこんでいました。
最近は殆ど電子工作はしませんので(老眼の為煩わしくて)・・・・矢張り化石に
成りつつ有り・・・・です。
>king20さん
パソコンのおかげで、昔は非常に高価な機械がなくては不可能だったようなことが色々できるようになってますよね。例えば、
○Speaker workshop による音響測定(かつさん)
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/Speaker/Speaker_Workshop.html
とか、
○WaveSpectraを用いた歪率測定(善本さん)
http://homepage3.nifty.com/softone/ws/wstop.htm
とか。
工作は確かにある意味面倒だと僕も思います。一旦作業に入り込んでしまえば時が経つのも忘れて没頭しますが、なかなか入り込むのが億劫で・・・。
heliさん、こんばんは。
しろいろ、リンク情報有り難う、大変勉強になります。
此からじっくりやります、と行っても知識欲だけですが。
>一旦作業に入り込んでしまえば時が経つのも忘れて没頭しますが
、なかなか入り込むのが億劫で・・・。
その通りですね、やり出すと飯を食うのも忘れて、寝るのも忘れて・・・・
でも今はそんな馬力も無く、気合いを入れて「やるぞー」と決心でもしないと
とっかかれ無いのが本音です。疲れるモンネ!・・・・・
>king20さん
最近ちょっと私事でばたばたしていたのがようやく落ち着いたのですが、と思ったらオリンピック始まるし(笑)。
まぁ、まだ基板の設計が全部終わってないので、制作着手はもうちょっと先になるとは思いますが。