めずらしく卓球の話〜佐藤瞳選手

最近、日本の卓球、特に女子がすごいことになっているのは周知のことと思います。
きっかけは福原愛選手なんでしょうけど、今や世界レベルの若手が続々と現れてしのぎを削っているようです。
そんな中で私が注目しているのは佐藤瞳選手。北海道出身ということで元道産子としては無条件で応援してしまいます。私は中学生の頃(●十年前)には卓球部に所属していましたが、当時の北海道のレベルは決して高くなかったように記憶しています。いつから全国制覇する選手を輩出するようになったんでしょうか。
佐藤選手のプレースタイルはカットマン。女性なのになぜカットマン。でもカットウーマンだとなんだか変。カットパーソンだとさらに変。どうせ和製英語だろうと思って調べてみたら、英語ではチョッパーというらしい。ベーシストか(今ではスラップだよね。年がばれる)。プロレスか(もっと古い?)。
いずれにしても守備的なプレースタイルということになっているけど、とにかく拾いまくり、隙を見ては反撃するプレースタイルはすごくかっこいいです。
例えば、YouTubeに「Sato Hitomi – best rallies」という動画が上がっていて、どれも素晴らしいプレーだけど、特に佐藤選手のすごさが凝縮されたようなのが14分13秒からのラリー。ボディ、遠いフォア、遠いバックと3連発で無茶苦茶厳しく攻め立てられても見事にしのぎ切り、その後ミスを誘って得点するのは本当に凄い。

現状、日本では上位3人(伊藤、平野、石川)にやや水を空けられている感もあるけど、先日は札幌の大会で元世界ランク1位、リオ五輪金メダリストの丁寧に土をつけたりしているので、今後に期待したいです。


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