月別アーカイブ: 2008年8月

TOEICのListeningとReadingの平均点

TOEICの公式ページをあれこれ見ているうちに、TOEICテスト DATA & ANALYSIS 2007というデータ集を見つけたので読んでみました。
面白いデータがたくさんありますが、一番気になったのがListeningとReadingの平均点。ざっと眺めた範囲では、どのようなカテゴリーでもReadingよりListeningの方が点数が高いんですね。それも50~60点も。
Listeningの方がReadingより60点低い私って、多分バランスがすごく悪いんだろうな。


TOEICの結果が発表された

7月に受験したTOEICの結果がネット上で表示されたとの通知がメールで届いたので、早速見に行きました。

結果は、
Listening:325
Reading:385
Total:710
でした。
感想ですが、正直なところ予想より全然良かったので驚いています。
ListeningとReadingの差は、まぁこんなもんかな。もうちょっと差があるんじゃないかという気もしていましたが。
ちなみに、受験前にやってみた模試の結果を再掲すると、
Reading1:295-350
Reading2:335-390
Listening1:305-350
です。模試やったときには「ちょっと良すぎるんじゃないか?」と半信半疑でしたが、かなり実際の試験結果に近い点数が出るものだなと思いました。まぁ本家が作った模試なので当たり前かもしれませんが。
ただ、TOEICってあくまでも「聞く・読む」という受信能力を測るものなんですよね。「話す・書く」という発信能力については、受信能力に比べてかなり力は落ちるという感覚があります。
今取り組んでいる教材は(特に音読パッケージは)、上記の結果からすると少しやさしすぎるのかもしれませんが、発信能力の基礎を固めるためには易しいことを迅速かつ確実にできるようにすべきなんじゃないか、という気がするので、今回の結果を基に教材を変えるということはしないつもりです。
ちなみに、今やっている教材の進捗状況ですが、中2の教科書を素材としている「英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】」は今月中に終わりそうで、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」も中2レベルが今月中に終わりそうです。9月からは中3に進級!(笑)


クアルテート・エン・シーを聞いてみた

ここ数ヶ月CDやら本やらをしこたま買い込んでいるんですが、ほとんど紹介できていない・・・。そもそも本はほとんどが積ん読状態でろくすっぽ読めてないんですが。
これじゃいかんということで、とりあえずCD1枚だけ紹介。
Aleluia 1964-66/Quarteto Em Cy
クアルテート・エン・シーは、バーイア出身の女性コーラスグループ。グループ名は、創立時のメンバーがCyで始まる名前の4人姉妹であったことによるものだそうです。紹介するCDは64年のデビューアルバムから66年のサードアルバムまでの3枚をまとめたお買い得盤。入っている順番がセカンド→ファースト→サードの順番なんですが、セカンドが重要盤ということなんだろうか(ネットや本を見た感じではどうもそういうことらしいですが)。
ブラジルのコーラスについては予備知識も全くないし聞くのも初めてでしたが・・・なんかこれはえもいわれぬ感じですね。複雑なアレンジは、ジャズコーラスの感じもあるものの、発声の仕方のせいか、むしろクラシックの合唱曲(現代物)に近い印象を持ちました。声自体も若々しくてとてもいい感じ。そういうコーラスがいかにもブラジルなバッキング上に展開される感じはとても魅力的です。
サードを出した後エレンコに移籍して出したアルバムも良いらしいので、聞いてみようと思います。


魔の谷

以前紹介したHollywood horror collectionシリーズ、我が家には映画2本入ったのDVDが2枚あるのですが、「人喰いネズミの島」1本見て以来放置プレー状態。
夏ばてで何もやる気がしない中、たまたまそのことを思い出して、1本くらい見てみようかと思って見たのが「魔の谷」。原題はBeast from haunted cave。
輸入盤で字幕も吹き替えもないのでどうかなーと思ってたのですが、なんだかよくわからん映画でした。なんかスキーしてるシーンと延々くっちゃべってるシーンが圧倒的に多く、化け物はときどきちょびっと出てくるだけで、最後に出たーっ!と思ったら、撃たれて燃え上がってジ・エンドという。ううううう。
その後、ネットを検索したらこんなページを発見。うーむ、そういうストーリーだったのか。まぁ大筋は把握できてたと思うけど、ディテールはやっぱ日本語ないとわからん。
しかし、このSFシネ・クラシックスというページは凄い! よくまぁこれだけおびただしい数のB級、C級映画を見てレビュー書いたもんだ。タイトル見ただけであぁこりゃひどそうだと思い、解説読んだら腹抱えて笑うしかないような作品がてんこ盛りです。
だいたい、魔の谷のレビューが、

展開のタルサ、怪獣造形のちゃちさを我慢すればなかなか見られる映画ではないでしょうか。

と締めくくられているのですが、これが「なかなか見られる映画」だったら、他は推して知るべしって感じです。あーあ。


インドネシアで鳥インフルの集団発生の可能性

タイトルの件について、鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集海外報道抄訳集に海外の記事が多数掲載されています。
一度に13人発病し、すでに3人死んだとのことで、まだH5N1だと確定してはいないようだけど、人人感染の可能性もあり、とても気になります。
Safety Japanに「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」サイトを運営されている外岡立人氏(小樽市保健所長)のインタビュー記事「新型インフル対策、地方の現状・世界の状況」が掲載されました。
 なるほどと思ったり考え込まされたりする話がいろいろ載っていますが、特に気になったのは、

我々地方自治体の担当者のところには、政府から指示が来るわけですが、それがファクシミリ1枚だったりするわけです。(中略)その背景にはどのような状況があり、なぜ動かなければならないのかという基礎的な知識が、地方の担当者の間で共有されなければ、すぐに行動することはできません。(中略)多額の赤字に苦しんでいる地方自治体は多いのです。そんなところにファクシミリ1枚で「行動計画を作れ」とお上からの指示が来ても、「お金がない」「他のところに予算を使うべき」ということになってしまいがちです。(中略)その上、厚生労働省からの指示は、新型インフルエンザだけではありません。メタボリックシンドローム対策や老人医療など、「これをやりなさい」と、やるべきことが次々と降りてきます。(中略)「あれもこれもやらなくてはならない」という状況の中で、いつ来るか分からない新型インフルエンザ対策に、人員と予算を振り向けるのは難しいというところが多いのではないでしょうか。

とか、

今や世界中でさまざまな新型インフルエンザに対する対抗手段が開発されつつあります。それらをいち早く国内で試験し、行政手続きを経て臨床で使用可能にするということが、なぜ実行されないのでしょうか。(中略)日本の対策は、なにか非常に内向きになっているように思われます。すべてを国内でまかない、対策も国内限定となっています。しかし、世界を見渡すと、日本国内よりもずっと高度な対抗策が次々に実用化されつつあります。(中略)もっとオープンに海外からの技術を導入していくべきだと考えます。いいものは積極的に導入して、国内技術と同じ土俵で使っていかなくてはなりません。

とかいったあたり。
こんなんで大丈夫なんだろうか。うーん・・・。