月別アーカイブ: 2008年10月

北海道旅行その6~霧多布湿原でカヌー

9/25(木)は一日中霧多布周辺でたっぷり遊びました。
まずは朝起きてお散歩&ドライブ。
○霧多布湿原
 ペンションポーチ横の木道入り口から撮ってみました。朝は結構天気が良くて、黄金色に輝く湿原がとても美しく見えました。

○琵琶瀬展望台
 車で5分ほど走った高台にある琵琶瀬展望台。ここから霧多布湿原が一望できます。蛇行する川は季節によって結構幅が変わります。

 反対側には太平洋が見えます。この朝は昆布漁の船がたくさん出ていました。遠くの断崖はこのあたりでは典型的な地形です。

で、朝食後にカヌー。今回は潮の関係で下流から上流に向かって行きます。4キロくらいのコースですが、終わってみると結構あっという間なんですよね。朝よりも少々天気が曇ってきてしまいましたが、少しは空が水に映り込んで見えました。



北海道旅行その5~最東端二題

○最東端の駅
 初めて行ってみました東根室駅(車でですが・・・)。根室駅の南側は大きな窪地のようになっていて、鉄道をまっすぐ敷けないので、窪地の東側をぐるっと遠巻きに線路は走っているため、根室駅の一つ手前の東根室駅が最東端になっています。ごらんの通り片面ホームだけの無人駅ですが。

○最東端の国道標識(いわゆる「おにぎり」)
 国道44号の終点近くのコンビニに車を止め、国道標識を探してうろうろしたのですが、これしかないんですよね。本物の「おにぎり」は西側に数キロの市街地の外れにありました(写真撮ったんだけど、間違って消してしまった(泣))。


金融危機と蟹

いつも読んでいるぐっちーさんのブログに、金融危機に巻き込まれているロシアについてこんなことが書いてありました。

そのうちまじで毛ガニで決済してきますので覚悟しましょう。若い方は冗談だと思ってるでしょうけど、1986年ころはお金がなくてまじめな話、ブルドーザー代金を毛ガニとか、たらこで払っていたんですよ、ロシアは。

面白すぎます。って、笑い事じゃないですけど。


北海道旅行その4~根釧地方をドライブ

9/24(水)は、釧路でレンタカーを借りて1日ドライブ。どこに行くか何も考えてなかったけど、こちら方面には結構な回数来ているので、気分で適当にドライブできちゃうんですよね。同じようなところばかり行っているような気もするけど・・・。
まずは釧路湿原ということで、細岡展望台へ。天気は良かったのだけど、風が無茶苦茶強くて寒い!
○細岡展望台から見る釧路湿原

お次はコッタロ展望台から見るコッタロ湿原(釧路湿原北部)。去年10月にも行っているけど、原野の色も水の色も全然違っていて面白いです(去年行ったときの写真はこちら)。個人的には10月の方が好きかなぁ。
○コッタロ湿原

その後東に向かいました。写真は休業日だった夢風舎の近くの牧草地。遠くに雄阿寒岳・雌阿寒岳がかすかに見えます。
○根釧台地の牧草地(厚岸町)

さらに東に向かって、これまたいつも行っている春国岱。前回は低気圧のせいで橋が壊れて渡れなくなっていたのだけど、今回は修復されていました。よかったよかった。大量発生した蚊に刺されまくりましたが、やっぱりこの景色は何度見ても素晴らしい。
○春国岱
遊歩道の出発地点近く。遠くに見える展望塔は今は登れないようで、今回は行きませんでした。

修復された橋の上から展望塔を望む。

同じく橋の上から反対方向。

修復された橋の上から展望塔を望む(その2)。

もともと森林だったところに水が入り込み立ち枯れたもの。野付半島のトドワラと同じものですね。


【大人買い】Songbook Bossa Nova(Lumiar Editora)全5巻をゲット!


ブラジルのルミアール社は、ブラジル音楽の楽譜をたくさん出版している会社です(CDもいろいろ出しているようですが、こちらはまだチェックしてません)。Songbookのコーナーの楽譜のリストを見ると、すごく魅力的な物件が多々あるのですが、中でも「Songbook Bossa Nova」という全5巻の楽譜は、最近思いっきりボサノヴァにはまっていることもあって、ずーっと欲しいと思っていました。
先月、ディスクユニオン新宿本館4Fラテン/ブラジル・フロアに問い合わせたところ、取り寄せしてくれるとのことだったのでさっそく注文。昨日入荷したとの連絡が入ったので、速攻で行ってゲットしてきました。通販もしてくれるようです。
この楽譜をプロデュースしたのはアルミール・シェヂアッキという人です。ルミアールを主宰しブラジル音楽の楽譜を次々と企画・出版していましが、数年前強盗に射殺されてしまったそうです。合掌・・・。
ボサノヴァの歴史外伝 パジャマを着た神様」には、こんな下りがあります。

三年間、シェヂアッキは少なくとも一週間に一度、ジョアン・ジルベルトに捧げるソングブックを作成するため、彼とともにいた。シェヂアッキの仕事は、ジョアン・ジルベルトのすべてのレコードのすべての収録曲を聴き、それをヴィオラォンのあの複雑なハーモニーも含めて、譜面に書き起こすことだった。(中略)毎週、シェヂアッキは譜面を携えてジョアンのアパートに行き、それを添削してもらう。

全5巻で23,680円って結構いいお値段だけど、こんないきさつで出来上がった楽譜って音楽に対する愛情と熱意があっていいなぁと思うんですよね。
○裏表紙 シェヂアッキ(右)がホベルト・メネスカル(左)、ナラ・レオン(中)とともに。

○中身 コードダイアグラム、コード進行+歌詞、コード進行+メロディという構成。巻頭・巻末には豊富な写真付きのコラムがあります。もっとも、一部英訳もあるけど基本はポルトガル語なんでわからーん(泣)。