【大人買い】Songbook Bossa Nova(Lumiar Editora)全5巻をゲット!


ブラジルのルミアール社は、ブラジル音楽の楽譜をたくさん出版している会社です(CDもいろいろ出しているようですが、こちらはまだチェックしてません)。Songbookのコーナーの楽譜のリストを見ると、すごく魅力的な物件が多々あるのですが、中でも「Songbook Bossa Nova」という全5巻の楽譜は、最近思いっきりボサノヴァにはまっていることもあって、ずーっと欲しいと思っていました。
先月、ディスクユニオン新宿本館4Fラテン/ブラジル・フロアに問い合わせたところ、取り寄せしてくれるとのことだったのでさっそく注文。昨日入荷したとの連絡が入ったので、速攻で行ってゲットしてきました。通販もしてくれるようです。
この楽譜をプロデュースしたのはアルミール・シェヂアッキという人です。ルミアールを主宰しブラジル音楽の楽譜を次々と企画・出版していましが、数年前強盗に射殺されてしまったそうです。合掌・・・。
ボサノヴァの歴史外伝 パジャマを着た神様」には、こんな下りがあります。

三年間、シェヂアッキは少なくとも一週間に一度、ジョアン・ジルベルトに捧げるソングブックを作成するため、彼とともにいた。シェヂアッキの仕事は、ジョアン・ジルベルトのすべてのレコードのすべての収録曲を聴き、それをヴィオラォンのあの複雑なハーモニーも含めて、譜面に書き起こすことだった。(中略)毎週、シェヂアッキは譜面を携えてジョアンのアパートに行き、それを添削してもらう。

全5巻で23,680円って結構いいお値段だけど、こんないきさつで出来上がった楽譜って音楽に対する愛情と熱意があっていいなぁと思うんですよね。
○裏表紙 シェヂアッキ(右)がホベルト・メネスカル(左)、ナラ・レオン(中)とともに。

○中身 コードダイアグラム、コード進行+歌詞、コード進行+メロディという構成。巻頭・巻末には豊富な写真付きのコラムがあります。もっとも、一部英訳もあるけど基本はポルトガル語なんでわからーん(泣)。


4 thoughts on “【大人買い】Songbook Bossa Nova(Lumiar Editora)全5巻をゲット!

  1. heli

    >rompalさん
    どうもご無沙汰です。
    そのポスター、確かによく見かけますね。木曜日かぁ。行ってみようかな。
    日本とブラジルの関係って、「昔の移民先」「お洒落なボサノヴァ」「情熱的なサンバ・カーニバル」「格闘技」「アマゾン」「出稼ぎ工場労働者」等々、なんか複数の関係が脈絡なく併存している感じがします。
    そういえば、某団体の某元専務は今こちらにいますね。
    http://www.jbp.co.jp/index.html

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  2. rompal

    いや、いろんなところに天下るものです。奥が深いというか、幅が広いというべきか。

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  3. heli

    当該業種の有力企業が雁首そろえて出資しているところとか、資本金が巨額であることとか、国策っぽいところとか、なんだかJE●CCと似ているなぁと思いました(伏せ字になってないって)。いろんな業種に同様の会社があるのかな。

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