月別アーカイブ: 2012年9月

北陸旅行(1日目その1)

てなわけで、9/7〜9/10の4日間、北陸に行ってきました。
天気予報では、9/7は晴れるものの、それ以降は雨が降る見込みだとのことで、先行きにやや不安を感じながらの出発となりました。

で、まずは行きのルート。ミッションは9/8昼頃に高岡に入ること。
ふつうだったら、以下のような方法が考えられると思います。
・飛行機 早いけど高い(あたりまえ)
・バス 安いけど時間がかかって疲れる(これまたあたりまえ)
・電車 越後湯沢からほくほく線を経由して。値段も時間も飛行機とバスの中間。
というわけで、電車好きということもあって中庸な電車が最有力候補なわけですが、このルートは帰りに通ることが決定しているんですよね。
できれば同じ道を行って帰ってくるというのは避けたい。
ということで、行きのルートは・・・
・電車 特急で松本、鈍行で信濃大町、そこから立山黒部アルペンルートで富山入り。
となりました(そのためにわざわざ1日早く出発することとなったのでした)。
さてどうなることやら(続く)。


バックパック買い換えた

愛用してきたL.L.Beanのデラックス・ブック・パックを買い換えることにしました。

このデラックス・ブック・パックは2代目。
初代は90年代の始めころに個人輸入したものです。80年代半ば以降に円高が急速に進んだにもかかわらず、バブル経済のせいか国内価格は高値のまま据え置かれている商品が少なくなかったので、個人輸入すると得だということで個人輸入の手引き書がいくつか出版されたりしていました。でも、海外の通販会社は必ずしも日本向けに売ってくれるわけではなかったんですよね。そんな会社の一つとして、L.L.Beanはかなり人気が高かったように記憶しています。
当時はインターネットなどという便利なものはなかったので、全てのやりとりは手紙で行っていました。手引き書と辞書をみながら見よう見まねで苦手な英文を書くのに四苦八苦しましたし、手紙や品物が行ったり来たりするのにとにかく長い時間がかかったけど、海の向こうの外国の会社から物を買うというのがスリリングに思えてなかなか楽しかったんですよね。
当時のL.L.Beanは今に比べるとメイドインUSAの比率がずっと高かったように思います。そのせいかどうかわからないけど、当時の商品はとにかく無骨で丈夫に出来ているという印象がありました。今は、衣料品に関してはGapとかユニクロとかとそれほど違わないような気がします。
デラックス・ブック・パックも今風のアウトドアグッズのようなスタイリッシュなデザインではなく、何の変哲もないバックパックだけど、とにかく物はいっぱいはいるし背負いやすいし、とても実用的なバックパックで気に入ってました。
で、初代のデラックス・ブック・パックは10年酷使してでボロボロになったので、00年代初頭に全く同じ物(色もネイビー)に買い換えました。で、これまた10年使い続けた結果、あちこちに穴はあいているわファスナーは本体から外れかかっているわ(でもファスナー自体は壊れていないのは偉い)、ついに限界が来たので、買い換えることにしました。

で、買ったのがクアッド・パックというやつ。なんでデラックス・ブック・パックじゃないのかというと、これを持ち歩きたかったから。デラックス・ブック・パックでも何とかぎりぎり入ったので無理矢理持ち歩いていたら、あきらかにそれが原因で穴が空いてしまったので、もう少し背の高いクアッド・パックにした次第(クアッドパックの高さ=48センチ、デラックス・ブック・パックの高さ=43センチ)。

さて。クアッド・パックは10年もつかな。


モバイルWi-Fiルーター買った

せっかくMacBook Air持ってるんだから、あまり場所の制約を受けずにネットにつなげるようになればいいなと思ってました。
(その一方で、ネットやらない時間もしっかり確保したいので、あまりどこででもネットにつなげるのは危険かもしれないという気持ちもあったけど)

というわけでイーモバイルのモバイルWi-Fiルーター、GL04Pを買ってしまいました。
といっても、これまでの自宅のADSL環境に単純にオンするだけだとお金がかかって仕方がないので、自宅のネット環境もADSLをやめて(あとDOCOMOの公衆無線LANも解約して)イーモバイルに一本化することにしました。セキュリティを強化すべくMACアドレスフィルタリングを設定したらプリンタと無線でつながらなくなったり(単にプリンタのMACアドレスを登録し忘れただけですが・・・)、少々苦闘しましたが、なんとか自宅の無線LAN環境も実現しました。スピードもこれまでの1MのADSLに比べたら遙かに速いし満足満足。

・・・でも、今この原稿書いているスタバでは、ビックカメラのプランで無料でついてくる公衆無線LANのwi2にアクセスしてたりして・・・。


ビーフ ライブ@ヴィオロンに行ってきた

昔々、NEXTMUSICというインディーズの音楽配信サイトがありました。単に配信するだけじゃなくて、スタッフによるリコメンドをつけたり、NEXTMUSIC awardというコンテストをやったり、意欲的に才能を発掘しようとしているサイトでしたが、そこで活躍していた人の一人にビーフさんという人がいました。って、そこら辺の話ってブログに書いていなかったっけと検索してみたらいくつか出てきた。結構ちゃんと記録してるじゃん>ヲレ

ビーフさんの音楽を一言で形容するのは難しいです(なんて言えるほど聞き込んでいるとは言えないけど)。とても機知に富んでいることは間違いないのだけど(「ハチの飼育」なんてタイトルは機知に富んでいなかったら出てこないと思う)、ストレートで素朴な味わいもあるし、でもその素朴さの対象はダイソーの105円の蛍光カラーの髪留めだったり(郊外ロードサイドのナショナルチェーン的な要素はしばしば登場する)。音もビートルズ直系のフォークロックから実験的なものまで(ビートルズだって実験的だったわけだけど)非常に幅が広いんですよね。

そんなビーフさんのライブを見るのは今回が二回目。なんだけど、前回の記憶が日時も場所も激しく朦朧としていたので検索したところ、これまたちゃんと記録が!2005年9月11日に吉祥寺Bar Dropというイベントスペースで催された宅録の夕べというライブでした。今から7年前か・・・。とはいえ、このときはビーフさん自身はギターでゲスト参加ということだったようなので、メインアクト、それもワンマンでのライブを見るのは今回が初めてということになりますね。
またビーフさんは、最近はSoundCloudに精力的に作品をアップしていて、また最近は初めてのCD「たのしい宅録」も完成したということで、今回のライブはいわゆるレコ発ということになります。

で、初めて訪れたヴィオロン@阿佐ヶ谷ですが、どんどん街の明かりが暗くなっていく方に向かって結構な距離を歩くので、この道でいいんだろうかとかなり不安になりましたが、なんとか到達。メニューを見ればわかるとおり、基本的に喫茶店です。お酒はなし。ライブは1000円でドリンク1杯付き。ということで、アイスコーヒー飲みながら一番後ろの窓際の席で見てました。20席くらいのキャパは満席。あと、この店はPAがなく完全生音です。とはいえ、真空管アンプやホーンスピーカーが店のあちこちにあって、とってもヴィンテージオーディオな雰囲気。

で、ライブですが、とても良かったです。暖かみのある(でも音域の広い)声と素朴な(でも達者な)ギターで演奏されるオリジナルとカバーは、完全生音ということもあって、魅力のコアの部分が生々しく伝わってきたように思いました。やっぱりこういうベーシックな部分がしっかりしてるから、いろんな機知や実験も生きてくるんだよなー。

そんなライブの弾き語りの雰囲気が味わえそうな音源の一つが「明日世界が終わっても」。このタイトルでこの歌詞でこの弾き語り。いいっすよね〜。

明日世界が終わっても
回転寿司は廻る廻る廻る