omni outlinerで作詞


曲を作る上で一番困るのが作詞です。

いままで何度か日記を書こうとしたことはあったけど、ことごとく三日坊主。
加えて、およそ詩のたぐいに至っては、基本的に散文的な性格(?)が災いしてか書いたことがありません。
要するに、普段からプライベートで物を書くという習慣がないんですね。仕事では必要に迫られれば仕方なく書くけど。
そんなだから、曲を作るときにどうやって歌詞を書けばいいのかというのは大問題だったりします。すらすらと言葉が溢れてくるなどということは全く期待できません。
そこで使っているのが、omni outlinerというソフトです。いわゆるアウトライン・プロセッサというやつですね。プレゼンとかレポートとかを作る際にアイディアを練るのに使われるソフトですが、これに思いついた文・フレーズ・単語などを片っ端から入力し、分類したり並べ替えたり、あれこれいじくりまわして少しずつ形を作っていきます。omni outlinerは非常にシンプルなソフトですが、この「いじくりまわす」作業が非常にやりやすいんですよね。
日本語版のパッケージが販売されていますが、PowerMacなどにはプリインストールされているし、また解説本(なかなか作者の思い入れが感じられる良い本です)にも添付のCDに入っているので、安上がりに済ませられるのもよいところ。ちなみに、僕はプリインストールされているのに気づかず市販のパッケージを買ってしまって、非常に悔しいっす(泣)。
みなさんはどんなふうにして歌詞を書いてますか?>曲を作る人


7 thoughts on “omni outlinerで作詞

  1. あのまりあ

    私は、映画や小説のような、あるシチュエーションを題材に詞を書きます。
    「世界中の誰より愛してる。永遠にうんぬん」のような感じのは書かないのです。書けない、と言うか。
    だから、その書きたいシチュエーションが思い浮かんだら、その時点で4割出来たも同然。
    そのシチュエーションを、アリキタリでなく、なおかつあまりに作為的でない(言葉の)フレーズで表すとしたら何か、を考える、と。
    これが思いついたら、4割→7割にアップ(笑)。
    残り3割の作業は、それに肉付けするような感じですね。
    ちなみに、私、依頼された場合やなんかは除き、全て“詞先”です。

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  2. ゆきを

    ひょえー、こんなソフトがあるんですか?
    私の手乗りマックにもあるかな?
    また見てみます。
    詩は、完成度を度外視したり悪魔に魂を売れば(?)
    苦労はないです。

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  3. heli

    >あのさん
    今のところ僕も特定のシチュエーションを考えた上で今回書いたような作業に取りかかってますね。もっとも、映画や小説のようなものは難しいので、自分の身近な経験から拾ってくるという感じですが。
    ただ、それが決まっても、それに見合った言葉をかき集めてくるのが一苦労です。ボキャ貧ということなんでしょうが、とても4割できたという感じではないなぁ。
    ところで、詞先の場合、字数とかはどうするんでしょうか。有る程度(例えば1コーラスあたりの)純粋に数レベルでの相場観みたいなのが予めあるのか、それとも曲の譜割(具体的な音程のあるメロディじゃなくて)程度のものは同時に考えるという感じなのかな。
    >ゆきをさん
    いやぁ一体何がプリインストールされているかはちゃんとチェックしなきゃいかんですね。なんか金をどぶに捨ててしまった気分です。
    うーん、苦労はないっすか。別に完成度を追求しているつもりはないけど、悪魔に魂を売って(爆)もうちょっと気楽に書くようにしたほうがいいのかな。

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  4. あのまりあ

    曲にした時のことをあまりにも考えて書くと、詞先の意味がなくなっちゃうので、字数とかはあまり揃えていません。
    歌詞に合わせて、曲をいじる感じです。
    だから、結構1番と2番で1フレーズの譜割りや長さが違ってますデス(^0^)ノ

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  5. heli

    >あのさん
    なるほど。まぁ、曲側で調整するにしても限界はあるような気がするので、ある程度の範囲にはおさまってるんでしょうけど。
    今度詩先にもチャレンジしてみようかな。
    そういえば昨日の深夜に酒飲みながらひさびさにあのさんの歌物聞いたらなんだかしみました。
    今はサックス命かとは思いますが、またそのうち歌物聞かせてください。

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  6. ゆきを

    ■文字数など
     以前一緒に何曲か作った人は、音符の移動追加削除をまったく好まなかったので、こんときは結構苦労した部分はあります。「こう言いまわしたい」のに字数の関係で別の表現に変えなければならない。
     自分で曲を作るときは、その辺は自由自在だから楽です。詩先でも曲先でも。
     ん、自分で「完成度」と書いたけど、それはちょっとちがったかも知れない。私は完成度の高い低いがよくわからない。完成度は「満足度」とか「思い入れ度」みたいな感じに変えます(笑)。で、満足度などはどっからくるのかなと考えてみたんだけど、多分、自分の経験上にあることを書いたかどうか?ということかなーと。

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  7. heli

    >ゆきをさん
    まぁ、文字数を厳しく制限された中で試行錯誤するのも良いトレーニングになるんじゃないでしょうか。
    つか、僕に関してはそんな考えから今のところなるべく字数は合わせるようにしてます。その方が唄うのは楽だし(笑)。
    満足度とかはまだよくわからないけど、あまり唄ってて違和感のある詞は避けたいとは思いますね。となると、まぁ自分が日頃経験したり思ったり感じたりしたことから引っ張ってくると割合問題は少ないとは思います。とはいえ、自分が「共感」できるものは何かと考えると、必ずしも自分の経験に限る必要もなくて、例えカエルの形をした宇宙人の話であってもいっこうに構わないんだろうなとは思います。私の場合、あまり小説とか映画とかテレビ番組とか知らないので、どうしても身辺雑記みたいなものになっちゃいそうですが。

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