「『タワレコ女子ジャズ部』のお料理レシピみたいな音楽案内」

という本を買ったんですが。
なんか、全然ジャズじゃない作品がいっぱい入ってるんですよ。ジョニ・ミッチェルのCloud(初期のフォーク作品)とか、フアナ・モリーナ(アルゼンチン音響派)とか、ハナレグミとか、ニック・ドレイクとか、ジュディ・シルとか・・・
でも、書名についてよく考えたら「タワレコ女子ジャズ部」なる組織が音楽案内をすると書いているだけで、ジャズを紹介するとは確かに一言も書いてません。

むむむ・・・。

・・・いや実は、このサイトの名前に「ボサノバ」という言葉を入れるかどうか迷ったんですよ。「暮らしの音楽」だけでもいいんじゃないかと思って。
確かに自分が今一番上手く(当社比)演れる音楽はボサノバだけど、その前にはスチール弦のギターでアングロサクソン系の音楽をやってたし、聴いてきた音楽もジャンル的には全く節奏がないし。
でも、「暮らしの音楽」だけだとなんだかよくわからないよなぁ、ボサノバとかいった言葉を入れた方がわかりやすくなるよなぁとも思って・・・。

そんなことを考えているときにこの本と出会って心が決まりました。

ボサノバの看板を掲げて、ボサノバ以外の音楽も取り扱おう!(なんていい加減)

というわけで、north marine drive時代同様、節操ないことを書き散らす予定です。どうぞお楽しみに!

余談ですが(?)、件の女子ジャズ本にはちょっとそそられるような作品もいろいろ紹介されてます。たとえばRozi Plainという人のInside over hereという作品。なんたってジャケットが愉快でいい感じですが、解説(「ヴァシュティ・バニヤンの純朴さと、ナタリア・ラフォルカデの不思議ちゃん的感性と、ホセ・ゴンザレスのような熱を帯びた風も感じる1枚」だそうで。ヴァシュティ以外の二人は知らないんだけど)もちょっと聴いてみたくなる感じ。

あと、音楽の紹介の合間にお洒落の料理のレシピが載っていたりして、いかにもいかにも「女子○○」な作りの本です。

※今回はタワレコ女子ジャズ部ということで、リンク先もできるだけタワレコにしておきました。


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