夢と自転車ver2/レバさん

数年前、まだオリジナル曲作りに取り組んでいなかった頃のことですが、シーケンスソフトDigital Performerについて何か調べ物をしていて、たまたま行き当たったのがレバさんのサイトでした(当時のサイト名は”free soul space”だったと思う)。

で、あれこれ眺めているうちに、たまたま曲データが置いてあるのが目にとまって、どんなもんかなと軽い気持ちで聞いたところ、なんていい曲なんだ!とすごく感動したんですよね。
それが、「夢と自転車」という曲でした。
その後、この曲はサイトから姿を消してしまっていたのですが、最近レバさんは昔作ったデータを解説付きで時系列的にアップしていて、先日「夢と自転車ver2」として久々の復活となりました。こちらから聞くことができます。
レバさんの他の素晴らしい曲を色々聴いている今、改めて聞き直すと、このアレンジは確かにレバさんのメインストリーム(?)とはやや異質(というと語弊があるかもしれないけど)かもしれなくて、レバさん自身が「なんか青少年が歌うストレートなポップロックみたい」と書くのもわかるというか。
でも、背後にあるのが歌謡曲や70年代フォークとかではなくソウルやボサノヴァや洋楽ロック/ポップである(ように感じるだけかもしれないけど)点で、私が「青少年」だったころに身の回りにあった日本の「ストレートなポップロック」とは根本的に異質な感じがするんですよ。
そのことが、そのような日本の「ストレートなポップロック」になじめず、もっぱら洋楽ばかり聴いていた私が、レバさんの音楽にすごくシンパシーを感じる要因の一つなのかもしれません。
というか、「夢と自転車」聞くと、曲作りに向けて強烈に背中を押されている感じがするんですよ。全く個人的な話ではあるけど。


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