北海道旅行その1~甘くないとうもろこしと酸っぱいりんご

9/20、果物の産地として北海道では有名な仁木町にある紅果園を訪れました。目当ては「昔とうきび」。

子供の頃食べたとうきび(とうもろこし)って甘くなかったんですよね(穀物の自然な甘みはあったけど)。それにすごく歯ごたえがありました。乳歯の何本かは、とうきびを喰っているときに抜けたように記憶しています。
それが、小学校高学年くらいの頃だったと思うけど、「ハニーバンタム」という甘くてやわらかい(というか中身が水っぽい)を売りにした品種が出てからは、それまでの甘くないとうきびは市場から消えてしまいました。
子供の頃慣れ親しんだのが甘くないとうきびだったせいか、どうも甘いとうきびというやつは、例えて言えば米に砂糖をかけて喰うような感じがして未だになじめません。
ヨーロッパには甘い味付けの米のデザートがあるという話を聞いたことがあるので、「甘い米」自体が間違っているとか言うつもりはありませんが、日本の「ごはん」とは別物であるとは言えると思います。
てなわけで、甘くないとうきびがときどき無性に喰いたくなったりしていたわけですが、最近紅果園が「昔とうきび」と称して昔ながらの甘くないやつを生産・販売していることを知り、是非喰ってみたいものだと思ってました。
で、今回の旅行でついに実現! いやー店頭で食べたとうきびは懐かしいあの味が確かにして、すっごく感動しました。
ところで、もともと紅果園のことを知ったのは、ネットで旭りんごをぐぐったときでした。そのあたりの経緯はこちらに書いたので繰り返しませんが、今回もあわよくば旭りんごも買って帰ろうと思ってました。ただ、時期がちょっと早いような気がしたので、もしかしたら無いかも・・・とも思ってました。
で、昔とうきびを喰いながら店の人に聞いてみたら、今年は例年よりも雪解けが早かったせいで、果物の収穫もスケジュールが早まっており、旭りんごもすでにあるとのこと。ラッキー!
で、りんごがいろいろ置いてあるコーナーを眺めていたら、バーガーデンというりんごが目に留まりました。何で目に留まったかというと、「酸っぱい」と書いてあったからなんですが、店の人の話では紅玉が出るまでのシーズンにアップルパイ用にケーキ屋が買っていくりんごなのだとか。一切れ試食してみたけど、酸っぱいだけでなく独特の良い香りがします。
紅玉にしろ旭りんごにしろ、酸っぱいりんごに目がない私としては興味津々。結局、昔とうきびと旭りんごとバーガーデンを10個くらいずつ箱詰めして送ってもらうことにしました。

左がバーガーデン、右が旭。バーガーデンは深紅という感じの色合いですね。

バーガーデンは皮に近い部分が赤いのが特徴です。一方、旭は真っ白。
先ほど改めてバーガーデンを食べてみましたが、酸っぱいりんご好きの私にもちょっと酸味がきついかなぁ。アップルパイとかジャムとかにしてみようかな。


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